Talentioとは!機能や料金、実際の使い方を解説【人事向け】

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この記事では、採用管理サービスのTalentioとはどんなツールなのか、どういった使い方ができるのか紹介しています。

複数のエージェントから人材紹介を受けている会社や採用プロセスが複雑だと感じている人事の方は、ぜひチェックしてみてください。

 

目次

※免責事項
この記事は2019年3月に更新された記事のため情報が古くなっている場合がございます。

ツールの特徴

Talentioは、一元的に採用過程やエージェントからの人材紹介を管理する人材採用サービスのクラウド型のものです。

選考過程や面接官の評価を管理して、採用状況を見える化ができます。 ファイルの履歴書などの保管と閲覧、選考のワークフロー管理の機能もあります。 期限が間近になっている時などはアラートメールが自動的に届くので、処理を忘れるのが防止できるでしょう。

また、機能として、一元的にエージェントを管理することができ、紹介情報の入力ページ、エージェントサイトでの編集、メールの一斉送信、エージェントアカウントの発行などがあります。

 

自社の採用サイトを効率良く運用する機能もあり、採用情報のページを作ったり、公開したり、応募フォームの設定を変更したりするなどができます。

ファイルの履歴書などを保管したり、閲覧したり、選考のワークフローを管理したりする機能が、選考を管理するためのものとしてあります。

ま効率良く採用を行うために、面接評価フォームや書類のURLを発行したり、面接評価フォームの設定を変更したりするというような機能もあります。

 

機能の紹介

ここでは、Talentioを導入する会社のメリットについて紹介していきます。

基本的な機能・条件をクリアしている

まず、採用管理システムは、当然ですが、基本的な機能・条件を最低限クリアしていることが必要です。 重要視する必要がある機能としては、次のようなものがあります。

  • スムーズに候補者の登録、選考の登録、スケジュールの登録ができるか
  • 同期がグーグルカレンダーとできるか
  • 候補者にスムーズにシステムから連絡できるか

複数の採用担当がいる場合、候補者とは何名かでメールでやり取りすることがあります。 システムを利用しないでやり取りをメールですると、どのようなメールをどちらが送ったか分からないことがああるでしょう。

Talentioを利用した場合は、メールを候補者ページから直接送ることができるため、いつでも誰でもメール履歴・候補者の状況をチェックしながら送ることができます。

さらに、まだ候補者のメールに対応していないものがあれば印がメールボックスにつくため、連絡が漏れることもありません。

 

別のサービスと連携ができる

今後も連携するサービスは増えるはずですが、現在連携しているサービスについてどんなことができるのか紹介しています。

SmartHR

クラウド労務ソフトSmartHRと連携されています。

SmartHRと連携することで、採用となった候補者の個人情報や履歴書などをSmartHRに直接登録できるので、入社後の作業も非常に効率化するはずです。

OfferBox

新卒向けダイレクトリクルーティングサービスOfferboxと連携することで、オファーを出した候補者の情報をTalentioに直接登録ができ、複数のサービスにそれぞれ登録する手間を省くことができます。

Slack

Talentioからの通知をSlackに流すことができます。

  • 社員紹介フォームから候補者が追加された時
  • エージェントから候補者が追加された時
  • 応募ページから応募があった時
  • 管理ページから候補者が追加された時
  • 書類選考や面接などの評価が完了した時

メール通知も可能ですが、よりスピーディに情報を得ることができるはずです。

 

バックオフィスには、採用の他にいろいろな労務・経理などの部門があります。

それぞれの部門ごとに連携して業務を行うこともあると思うので、採用だけでなく他の業務にも効率化できるはずです。

 

料金が安い

Talentioは相当料金が安くなっています。

現在月あたり2万円のプランから利用できます。 なお、候補者が月に50人までであれば無料で利用できるため、無料で相当の期間利用することができます。

 

料金の紹介

Talentioのプランと料金は、次のようになっています。

FREEプラン

月額使用料(年間契約)は0円、導入サポートは無し、カウント数は無制限、求人数は無制限。候補者数は月あたり50人。

応募ページ作成は有り、タレントプールは有り、CSVインポートは無し、CSVエクスポートは無し、APIは無し、データ保存期間は1年間、サポートはメール(3営業日以内)

 

STANDARDプラン

月額使用料(年間契約)は20,000円、導入サポートは無し、カウント数は無制限、求人数は無制限、候補者数は月あたり200人。

応募ページ作成は有り、タレントプールは有り、CSVインポートは無し、CSVエクスポートは無し、APIは無し、データ保存期間は10年間、サポートはメール

 

PLUSプラン

月額使用料(年間契約)は60,000円、導入サポートは有り、カウント数は無制限、求人数は無制限、候補者数は無制限。

応募ページ作成は有り、タレントプールは有り、CSVインポートは有り、CSVエクスポートは有り、APIは有り、データ保存期間は10年間、サポートはメール・電話・対面

 

ENTERPRISEプラン

月額使用料(年間契約)は要問い合わせ、導入サポートは有り、カウント数は無制限、求人数は無制限、候補者数は無制限。

応募ページ作成は有り、タレントプールは有り、CSVインポートは有り、CSVエクスポートは有り、APIは有り、データ保存期間は要問い合わせ、サポートはメール・電話・対面 なお、イニシャルコストは全てのプランとも無料です。

 

実際に利用する流れ

Talentioを初めて利用する場合は、最低限次のような設定が必要です。 なお、画像の出典元はTalentioの公式サイトです。

新規ユーザーアカウントの追加

新規ユーザーアカウントを、企業側で追加する方法についてご紹介しましょう。 ユーザーアカウントを、管理者権限ユーザーは追加できます。 プルダウンメニューが画面の右上にあるため、「社員管理」を選択します。

次のような項目を入力して、保存します。

ユーザーを追加するとメールで通知され、アカウントをアカウント開設の案内にしたがて取ります。 必須の入力項目は姓名、emai、権限、任意の入力項目は担当職種のメール通知、担当職種、候補者に関する権限があります。

プルダウンメニューの「社員管理」を選択し、「編集」をそれぞれのアカウントでクリックして、ユーザーアカウントのメールアドレスを変えます。 管理権限ユーザーだけが、全ての情報を変えることができます。

また、ユーザーアカウントのメールアドレスを変えると、ログイン情報が変えたメールアドレスに通知されます。 新しいメールアドレスで利用する場合は、ログインがhttps://Talentio.com/loginからできます。

なお、ユーザー権限は次のようなものがあります。 管理者は、候補者の全ての情報を閲覧・操作できます。 マネージャーは、管理者が関連付けた職種の候補者の情報を閲覧・操作できます。 一般社員は、管理者が関連付けた候補者だけの情報を閲覧・評価できます。

 

職種の登録・編集

職種の登録・編集を企業側で行う方法についてご紹介しましょう。 職種に関連付けて候補者は管理します。 メニューが画面の左側にあるため、「職種」を選択して、右上にある「職種の追加」をクリックします。

システム内で職種名は使うものであり、求人中の職種名として関連付けるエージェントに対して表示されます。 職種の採用中/停止中を変えます。 停止中にすれば、非表示にエージェントに対してなります。

人事担当者として、この職種を担当する人を設定します。 ここで関連付けした人事担当者には、通知メールが候補者の評価や登録があった際に送信されます。 人材紹介をこの職種へ頼むエージェントを設定します。 概要と職種名が登録したエージェントには表示され、人材を推薦することができます。

求人中の職種の概要として、関連付けしたエージェントに対して表示されます。 このような項目の入力が終わると保存します。

 

候補者の登録・編集

候補者の登録・編集を企業側で行う方法についてご紹介しましょう。 登録したエージェントからの紹介、タレントプール、応募ページを経由した社員紹介の場合、自動的に候補者は一覧に入ります。

ここでは、候補者をこの他のチャネルで登録する際の操作についてご紹介しましょう。 メニューが画面の左側にあるため、「候補者」を選択して、右上にある「+候補者の追加」をクリックします。

候補者情報は多くの項目がありますが、ここでは必須のものとよく使うものについてご紹介しましょう。 候補者に当てはまる求人職種を選びます。 なお、職種を前もって登録する必要があります。 候補者が流入するチャネルを選んで設定します。 分析の時は、データがこのチャネルによって分けられます。

エージェントは、Talentioに登録した担当者およびエージェントから選びます。 社員紹介は、タレントプールから社員紹介で来たもの、社員は紹介したものから選びます。 応募ページは、応募ページからの応募です。 カスタムは、タレントプール経由以外の紹介、自主応募のプルダウンから選べます。

これ以外には、イベント名、勉強会、Talentioに登録したエージェント以外などが考えられますが、入力が適宜できチャネルが新しく登録されます。 職務経歴書、履歴書をアップロードすると、保管が安全にできます。

ファイルとしてアップロードしたものは、ブラウザのビューワーで候補者詳細ページより見ることができます。

 

なお、対応しているのはOffice、PDFファイルです。 候補者の名前を入力します。

メールアドレスを入力すれば、メールの送受信がTalentioのシステム内でできます。 年齢は、自動的に誕生日を入力すれば計算されます。 なお、確認できるのは候補者編集画面だけになります。 カスタムフィールドは、項目に無い希望勤務地や前職での年収などの入力を考えています。

入力スタイルは、テキスト、日付、数値から選べます。 プルダウンメニューの「グローバル設定」を選んで、カスタムフィールドを「候補者設定」から前もって設定することができます。

該当部分にURL全体を入力する、あるいは表記以降の箇所を入力すると、重複した箇所は自動的に削除されます。 なお、Wantedlyなど個人IDが採用側から取れなければ、情報を次の「ウェブサイト」にストックしましょう。

登録日と別に候補者の応募日がある場合に入力します。 入力しない場合は、登録日の情報がデフォルトとして入ります。 例えば、Talentioに媒体から登録する日と候補者が媒体に応募した日を別に管理したい、というような場合は必要な項目を入力して保存しましょう。 候補者詳細画面に、候補者の情報を入力すると変わります。

次に、候補者詳細情報を編集する方法について説明します。

 

 

管理権限があるユーザーは、候補者情報を次のような方法で編集できます。

 

サイドメニューの「候補者」を選んで、該当する候補者を一覧から選び、「編集」を「候補者詳細」の画面で選びます。 なお、応募ページを作る、エージェントのアカウントを発行する、各種設定のような機能が必要な場合は、一緒に設定しましょう。

設定方法、仕様・機能詳細など分からないことなどがある場合は、気軽に画面の左下にある「サポートチャット」から問い合わせすることができます。

 

以上、Talentioの機能や使い方について解説しました。

連携など導入することで業務効率が上がるので、利用を検討している人事・採用担当の方は参考にしてください。

 

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