企業研修のアイスブレイクにおすすめのアイデアとは【人事必見】
人事・研修担当者向けに企業研修や会議などで使えるおすすめのアイスブレイクのアイデアを紹介しています。お互いがコミュニケーションを取りやすくするためにどういったアイスブレイクを行えば良いのか、ぜひ参考にしてみてください。
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企業研修のアイスブレイクで悩んでいる担当者もいるのではないでしょうか。 実は、企業研修のアイスブレイクにおすすめのアイデアが多くあります。
ここでは、アイスブレイクとは、アイスブレイクに適したアイデアやゲームまとめ、アイスブレイクを行う上での注意点、について紹介します。
なお本記事は、TechAcademyの法人向けIT・プログラミング研修での実績をもとに紹介しています。
目次
アイスブレイクとは
アイスブレイクというのは、交流が普段多くない人や初めて会った人同士が集まるところで、不安や緊張を無くして、コミュニケーションを図りやすくする方法です。
アイスブレイクをビジネスにおいて行う場合は、積極的に集まった人同士が関わる場の雰囲気を醸し出すことによって、研修や会議などの目的を達成するために使われます。
新入社員研修の目的や社内研修の意味についても合わせてチェックしておきましょう。
アイスブレイクを行うメリット
アイスブレイクをビジネスにおいて行うと、メリットがいくつかあります。 ここでは、アイスブレイクを行うメリットについてご紹介します。
緊張をほぐす
それぞれの人がビジネスにおいて最高のパフォーマンスを発揮するには、大切なのは緊張を無くすことです。
例えば、会社にマッチする人材かを限定された時間内で判断する面接においては、応募する人の緊張をアイスブレイクを使って緊張を無くし、安心してもともとの姿で話ができる場をサービスすることができます。 ミスマッチをこれによって防止することもできます。
話がしやすい場を作る
ブレーンストーミング、研修のワークショップ、意見のすり合わせ会議の場合は、意見を活発に交換する必要があるシーンなどがあります。 本来の目的を果たすためには、多くの人がいる中で意見を言う必要があります。
そのため、アイスブレイクを使うことによって、安心して意見を言いやすい雰囲気を醸し出すことができます。
目的やゴール達成の方法として使える
アイスブレイクを研修や会議の生産性をアップするために使うと、効果が期待できます。
この際に、アイスブレイクのゴールと目的を設けて使うと、効果がより確実に期待できます。
アイスブレイクに適したアイデアやゲームまとめ
ここでは、アイスブレイクに適したアイデアやゲームについて紹介します。
いずれも知っていると役に立つものだけで、初めての人とすぐに間違いなく打ち解け合うでしょう。
すぐに相手と打ち解け合える「他己紹介」
自己紹介をするチャンスは小さい時期から多く、経験したことが誰でもあるでしょう。
しかし、その場は「自己紹介」では盛り上がりません。 ここで紹介する他己紹介は、自己紹介とは非常に違っています。 名前から何となくイメージできるでしょうが、これを行うと知らない人とすぐに打ち解け合うことができます。 他己紹介で行うのは非常に簡単なことです。 まず、2人が1組になって、自己紹介をそれぞれし合います。
どのようなことを自己紹介するか、前もって決定しておくのもいいでしょう。 例えば、趣味などで最も頑張っていることなどについてです。
自己紹介をする時間も決定しておいて、「残り1分」などの掛け声をファシリテーターがかけて、自己紹介する時間を知らせます。 そして、全員の前でお互いのことを2人が紹介し合います。
自分のことを紹介するのでないため、お互いに気配りしながらも楽しく過ごすことができます。 共同作業で全員の前で他己紹介するため、距離がお互いに縮まるでしょう。
予想外の共通点で盛り上がる「共通点探し」
共通点探しも、まず、2人が1組になって、話し合いを始めます。
話し合いをする内容は、共通点をお互いに探すことです。 会うのは初めての人同士ですが、出身地が同じであったり、あるいは、出身学校が同じであったりするなど、予想していなかったような共通点が結構多くあります。
共通点をお互いに出し合えば、次に4人程度のグループを作ります。
そして、先に分かった2人の共通点を出し合って、共通点を共有します。 そのため、仲間であるという意識ができて、打ち解け合うのが早くなるでしょう。
外観と違う人物像にびっくりする「実は自己紹介」
簡単に言うと、全員の前で「実は私は○○です」と自己紹介するものです。
○○の箇所が、実は自己紹介の楽しさで、意外性があるものほど間違いなく効果が期待できるでしょう。 例えば、意外性がある「実は洋裁が趣味です」と強面の人が自己紹介をすれば、場が盛り上がるでしょう。
普段から、面白くて意外性があるものを考えておくのがおすすめです。
全員参加で盛り上がる「ヒューマンチェアー」
テレビでもこれは紹介された場合もあるため、知っている人もいるのではないでしょうか。 円が作れる人数が必要になります。 まず、円を作って同じ方向を向きます。 そして、同じタイミングで全員が体重をかけて後ろの人の膝に座るようにします。
その結果、力を入れて踏ん張ったりする必要もなく、全員が座った状態が維持された状態になります。
知らない人はびっくりするでしょうし、知っている人でも全員で行うため、連帯感と達成感が生まれて、アイスブレイクが満足のいくものになります。 怪我をしないように、終わる際は注意しましょう。
初対面でも盛り上がれる「お題でトーク」
まず、ペンと紙を準備しましょう。 アイスブレイクは、話を紙に書かれたお題に応じてするというものです。 スムーズに進めるためには、初めにファシリテーターが行うといいでしょう。
お題としては、例えば、「初恋」「最近興味があること」「最も人生で恥ずかしかったこと」など、どのようなことでも問題ありません。 会うのが初めての人同士でも盛り上がれるアイスブレイクであるためおすすめです。
アイスブレイクを行う上での注意点
会議の時間が余計に長くなる、アイスブレイクは必要ないなど、アイスブレイクをビジネスシーンで使うことを消極的に考える人も多くいます。
しかし、使う方法によっては、アイスブレイクの効果をアップすることができます。 ここでは、アイスブレイクを行う上での注意点についてご紹介します。
単なる雑談にならないようにする
アイスブレイクは、会議や面接の初めに行う場合が多くありますが、雑談にアイスブレイクからならないようにしながら本題に入ることが大切です。
アイスブレイクの場合は、3分間~5分間などの目安の時間を前もって決定しておいて、ファシリテーターは雰囲気が和んだ時期を見て、本題に参加者の意識を持っていくことが必要です。
相手に気配りした内容にする
アイスブレイクは、基本的に相手といい関係にするためのものです。 そのため、全ての参加者が無理をしないで楽しめるように気配りすることが大切です。 アイスブレイクを選ぶ場合は、相手の立場や年齢、性格を考えるようにしましょう。
また、効果的なアイスブレイクはグループ人数によっても違います。 アイスブレイクの目的によっても違ってきますが、人数が多い場合は、盛り上がるアイスブレイクとしてはゲーム要素が強いものの方になります。
一方、人数が少ない場合は、お互いをしっかり理解しあうようなアイスブレイクの自己紹介系のものの方が適しています。
アイスブレイクに過度に頼らない
必要に応じてアイスブレイクを使うことが大切です。
場の雰囲気を掴んで、アイスブレイクが必要ないと見極めすれば会議にそのまま入るなど、ファシリテーターがアイスブレイクが必要かどうかを判断することが大切です。
以上、アイスブレイクのアイデアや注意点を紹介しました。
アイスブレイクはあくまで本題に入りやすくするためのコンテンツなので、ここで集中力を使いすぎたり無駄な時間にならないよう意識しておきましょう。
人数や状況によっても適したアイスブレイクは違うので、ぜひいろいろ試してみてください。
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