面接官のトレーニング方法とは!具体的な内容や効果を紹介【人事必見】

人事向けに面接官としてスキルアップをするためのトレーニング方法について解説しています。優秀な人材を採用するためには面接での質問力や目利き力が重要です。どんなトレーニングを行えば良いのか、ぜひ参考にしてみてください。

TechAcademy HRマガジンは、TechAcademyが運営するIT業界で働く人事向けのWebメディアです。人材採用支援のTechAcademyキャリアやオンラインで学べるIT・プログラミング研修も提供しています。

この記事では、面接官のトレーニング方法について解説しています。

面接には人事や現場の人材、役員など様々な人が関わることが多いでしょう。単純なスキルや経歴は書類でも判断がつきますが、人柄や性格は実際に話してみないと分かりません。

応募者の人からも「この人たちと働きたい」と思ってもらわなければなりません。

そういった中で面接官としてのスキルを上げるためのトレーニング方法、実際にトレーニングが受けられる会社などを紹介しています。

 

なお本記事は、TechAcademyの法人向けIT・プログラミング研修での実績をもとに紹介しています。

 

今回は、面接官のトレーニングに関する内容ですね!

どういう内容でしょうか?

面接官としてスキルアップができるトレーニングについて詳しく説明していきますよ!

お願いします!

 

目次

 

面接官のトレーニングを行う目的とは

面接官のトレーニングというのは、面接官をスキルアップするためのものです。

従来のような面接の場合は、面接した際の人物のイメージと入社した後の人物に違いがある、意欲があると思って雇用したが入社した後にはやる気が感じられない、最終的にどの応募者でも同じであるため学歴などで見極めしている、などというようなことから面接は実質的に意味が無くなっていました。

面接する際は、応募者の内面を対話によって導き出すスキルが必要です。 また、企業の顔に面接官はなります。

応募者は、面接を受けた企業のイメージをいろいろなシーンで語っていますが、この時のイメージは面接官のもので企業のものではありません。 そのため、面接官のトレーニングによって雇用する担当者のイメージが良くなれば、もっと魅力がある優れた人材が自然に集まってきます。

面接と面談の違いについてもぜひ理解しておきましょう。

 

面接官として求められるスキルとは

ここでは、面接官として求められるスキルについてご紹介します。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルは、当然ですが、非常に大切です。 しかし、面接官として求められるコミュニケーションスキルというのは、単純に社交性がある、あるいは話が好きである、などということでなく、的確に会話の中で情報を把握するものを言います。

コミュニケーションスキルとしては、次のような質問力、共感力、表現力が必要です。

 

質問力

簡単に言えば、5W1Hを考慮した上で、優しく質問し、応募者の回答を導き出すスキルです。 面接官は雇用の基本について質問しますが、応募者から導き出した回答はとっさに思いついたものかもしれないですし、前もって準備していたものかもしれません。

しかし、応募者の性格がよく分かるのは、当然ですが、とっさに思いついた回答です。 そのため、可能な限りさまざまな質問を準備し、とっさに思いついた回答を導き出すようにしましょう。

回答を導き出した場合は、この内容を深掘りすることも大切です。 例えば、雇用したい人の性格が協調性、積極的であれば、どのようなことを率先して自ら行っているか、チームをどのようにしてまとめているか、などというような形で、性格について質問しましょう。

 

共感力

共感力というのは、応募者のペースに合わせる時期を判断するスキルです。 話をする際は応募者の目を見て、聞く際は聞くようにすることによって、面接官も応募者もスムーズに会話をすることができます。

このスキルは、いろいろな人と話をすることによってアップすることができます。 話す速さが、会話において重要視される一つのものとしてあります。 緊張した場合は、よく早口になるでしょう。 面接官としては、応募者が緊張しないように話をゆっくりすると、本音を応募者から導き出しやすくなります。 例えば、話を応募者がしている際はうなずいたりしてあげましょう。

話の速さがコントロールできるようになれば、雰囲気を意識しましょう。 ポジティブな楽しいことや面白いことなどに共感し、話を拡大することができると、「もう一度この人と話がしたい」と応募者も考えてくれます。 話す速さと雰囲気を意識しながら、会話を多くの人とすることによって、応募者を把握するスキルはトレーニングすることができます。

 

表現力

面接の際の理想的な発言の比率は、2割が面接官で8割が応募者であると言われています。

面接官の場合は、この中で、最大限に企業のメリットなどをアピールすることが必要です。 そのため、表現力が必要になります。 応募者の質問に対しては、分かりやすいシンプルな言葉で回答することが大切になります。

そのため、業界の中でだけ分かるような専門用語は使用しないようにしましょう。 質問に対する回答は、前もってある程度まとめておいて、コンパクトにいつでも話ができるよう用意しておきましょう。

 

ビジネスマナー

瞬時に人の第一印象は決まると言われています。 そのため、面接官のイメージも瞬時に決まります。 面接官の身だしなみや言葉遣いについての情報は、就活市場に瞬時に拡がると考え、これに相応しい姿勢で臨む必要があります。

身だしなみの基本は、上品、清潔、控え目です。 面接する際は、ひげ、頭髪、化粧、メガネ、アクセサリー、靴などを鏡で全て確認しておきましょう。 オフィスカジュアルが許可されていたり、私服がOKであったりする企業の場合は、あまり派手にならないように注意します。

言葉遣いや態度も、ビジネスマナーがいいかどうかに大きく影響します。 足を組んだり、背中を椅子に預けたりするのは絶対に駄目です。 応募者の話にうなずいて、姿勢を前傾にするなどに注意しましょう。

親近感が沸くのは砕けた話し方が場合によって良く、応募者が緊張しなくなりますが、あまりにも砕けてイメージが悪くならないようにしましょう。 言葉遣いは、前もってトレーニングしておきましょう。

ビジネスマナー研修に特化した記事も合わせてご覧ください。

 

具体的なトレーニングの内容(座学と実践に分けて解説)

面接官のトレーニングは、一般的に、面接の担当者でも短期間でマスターできるように、半日間~1日間のコースが組まれています。 ここでは、具体的な面接官のトレーニングの内容についてご紹介します。

面接官のトレーニングの内容

面接官のトレーニングの場合は、基本的な面接についてのスキルと知識を扱っています。 具体的には、座学と実践で次のような内容をマスターします。

  • 面接官の心構えとしては面接官のあるべき姿、役目
  • 面接官の知識としては面接の流れ、コミュニケーションを応募者と図る方法、質問すべき内容、評価方法、面接する際の注意点
  • 面接のスキルアップとしては模擬面接

 

面接官のトレーニングでマスターできるスキル

面接官のトレーニングでは、次のようなスキルがマスターできます。

・応募者から回答を導き出す質問力

・正しく自社の特徴や魅力、業務内容を伝える情報提供力

・応募者の性格を掴んで、自社に相応しい人材を見極める観察力

・合否を評価基準によって判断する評価力

 

面接官のトレーニングの対象者

新卒を雇用する面接官の場合は、人事ではない社員が担当する場合が多く、面接官のトレーニングの対象者としては次のような人です。

  • 中堅
  • リーダークラスの入社後10年目~20年目の社員で、仕事の魅力ややりがいを職場の代表として伝えられる、身近な学生にとってロールモデルになる人
  • マネジメント層
  • 管理職で、仕事の魅力ややりがいにプラスし、業界や企業の魅力や特徴を説明でき、学生が描いているキャリアイメージを行動で示す人

面接官を選ぶ際は、現場の社員を人事が指名する場合と、社内の公募や求人による場合があります。 現場の社員は雇用のプロではないため、個人的な面接官の主観をベースにした評価は、雇用のミスマッチが起きやすくなります。 そのため、面接官のトレーニングによって、基本的な面接のスキルと知識をマスターする必要があります。

 

面接官のトレーニングのメリット・効果

ここでは、面接官のトレーニングのメリットや効果についてご紹介します。 面接官のトレーニングによる効果としては、面接官のいい影響が期待できます。 現場の社員の日常業務に対して面接官のトレーニングが与えるいい影響としては、次のようなものがあります。

  • 業務内容や経営方針に対する理解度がアップする
  • 自社が要求する人材像が把握できる(自分のキャリアアップに役に立つ)
  • 仕事に対するモチベーションがアップする、再度自社の魅力が認識できる
  • 面接方法を業務に利用できる

面接官のトレーニングは、次のようにメリットが自社の業務に対しても期待できます。

  • 個人的な面接官の主観による合否判定・評価が少なくなる(ミスマッチが少なくなる)
  • 入社した後に要求される役目を果たせるか判断できる
  • 学生の志望度がアップするため内定の辞退が少なくなる
  • 早期に辞める人が少なくなるため雇用コストが低減できる

面接官のトレーニングは、人材の育成や企業の成長という長期的な観点からも効果が期待できます。 そのため、コストパフォーマンスがいいものです。

 

トレーニングを行う上で注意しておきたいポイント

トレーニングが必要な内容と対象者は、面接において課題であると思っていることによって違ってくるため、十分に現状について掴んでおくことが必要です。

面接のスキルについては、現状の問題を解決するために、強化するのはどのようなスキルかを明確にして、このスキルをマスターするまでに時間がどの程度必要なかをチェックする必要があります。 また、面接する方法については、自社の風土や理念との相性もあります。 面接官のトレーニングによってマスターできる面接方法・スキルが、自社の問題を解決するきっかけになって、自社にマッチするか十分に検討しましょう。

公開講座を準備している場合も多くあるため、雇用を担当している部署で受けてチェックし、インハウストレーニングを考えるのもいいでしょう。

研修のコストパフォーマンスを評価する方法としては、一般的に受講した人の理解度、満足度、行動変化、かかった時間・費用、獲得できた成果などがあります。 そのため、導入する前に、効果を測定する方法についてそれぞれの会社の担当者と話し合ってみれば、年度の振り返りが容易になります。

 

トレーニングが受けられるサービスや会社(5つほど紹介)

面接官のトレーニングが受けられるサービスや会社は多くありますが、ここではおすすめのところについてご紹介します。

【MARCO POLO】面接官マニュアル作成&トレーニング

自社が希望する行動が入社した後に再現できるかを、面接官自身が判断できるスキルをマスターすることに重きを置いています。 組織分野ごとに雇用すべき人材の条件を明確にして、言語でこのような人材の条件を理解します。

会社が希望する組織分野ごとの人材との違いについても理解します。 入社したい企業と応募者が感じるように、しっかりといいイメージを植えつけるための面接官のトレーニングをサービスしています。

https://marcopolo.jp/

 

【最少催行人数3名のインハウス研修】面接官トレーニング|基礎編

理論をマスターするために、面接に成功するための方程式、体系的にKC、MP、4Sのそれぞれの要素を学習します。 要素ごとに、丁寧に解説あるいはワークを実施しています。

体感をマスターするために、ロールプレイングに約7割のプログラムの時間を充てるため、面接官のトレーニングは受け身のものとは違います。 理解を深めるために、理論をマスターしてからロールプレイを繰り返します。

データをサービスしているために、自社の中で展開することもできます。 ワークシートやトレーニングのスライド、あるいはトレーニングのシナリオまでサービスしているため、育成プログラムを自社で拡げるためにも役に立てることができます。 なお、この際は料金が別途かかります。

https://919.jp/

 

面接の家庭教師~マンツーマン面接官トレーニング~

学生と実際に面接のロールプレイングを行うために、自分のクセを自分でチェックすることができます。 また、男性女性、理系文系などの学生の属性など、できる限り希望に沿うような1人の学生を準備しています。

一人ひとりの面接官に応じたスキルアップができます。 面接に対する悩みを、講師とマンツーマンの個別指導によって解消します。 面接官は、人事担当者以外に、現場の管理職、現場のリクルーターの社員など、要望によって対応しています。

http://www.successboard.co.jp/

 

【CUBIC×面接】見抜き力を高める面接官トレーニング(インハウス型)

直感やイメージに影響されないで、いち早く自社に最も相応しい人材を判断するために、面接の基本をマスターして実践します。 短時間ですが、講義とロールプレイを繰り返して行うため深くマスターすることができます。

他の会社よりも「コンピテンシー面接」の考え方を早く採用し、公開講座のみでもこれまでにノウハウを5,000社以上にサービスしています。

https://jinjibu.jp/service/detl/8554/

 

面接官トレーニング

理論のみでなく、ふんだんにロールプレイやケーススタディを採用した実践的なトレーニングです。

ロールプレイやケーススタディは、実際によく起きるようなシーンをイメージしたものを使用しています。 よりリアルなシーンを使用するので、自社でカスタマイズすることもできます。 面接官の経験がいろいろな業界である講師が、アドバイスを経験をベースに行っています。

http://www.triumph98.com/

 

以上、面接官のトレーニング方法について解説しました。

採用担当を初めてやる方は一度受けておくと面接の一通りの流れを理解できるはずです。

 

監修してくれた方

田上 敏光

キラメックス株式会社 ビジネス事業部
TechAcademyキャリア/法人向けIT研修 セールスマネージャー

人材系企業で採用支援・人材育成事業・toB向けクラウドサービス事業に従事。その後、「弁護士ドットコム株式会社」にて新規事業の企画立案・運用に携わる。

現在は、キラメックス株式会社にてプログラミング教育を通して「個の選択肢、可能性を広げること」「新たなキャリアに伴走すること」をミッションとし法人向けに「IT人材採用支援」および「IT研修」を担当している。

 

内容分かりやすくて良かったです!

ぜひ今日から実践して役立てましょう!

分かりました。ありがとうございます!

 

TechAcademyでは、従来の講義型研修とは違い、実務を想定したカリキュラムで実践的スキルを短期間で確実に身につけられる法人向けオンラインIT・プログラミング研修を展開しています。

1名〜数百名規模・業界を問わず、500社以上の企業様の研修を実施しています。 受講生一人ひとりに現役エンジニアのメンターが付き、皆様のニーズにあったサポートを行います。学習時の「わからない」を確実に解消いたします。