リファラル採用とは!メリットや採用できるツールを紹介【人事向け】

人事・採用担当者向けにリファラル採用とは何か詳しく解説しています。リファラル採用のメリット・デメリット、実際に行う上での注意点や成功するためのコツを紹介。リファラル採用ができるサービスもまとめているので、ぜひ試してみてください。

TechAcademy HRマガジンは、TechAcademyが運営するIT業界で働く人事向けのWebメディアです。人材採用支援のTechAcademyキャリアやオンラインで学べるIT・プログラミング研修も提供しています。

この記事では、リファラル採用とは何か詳しく解説しています。

SNSが普及し繋がった人同士がお互いどういった仕事をしているのか、どういうことをやりたいのか目に見える時代になりました。そういった背景から採用の形も求人サービスや人材紹介サービスを利用するだけでなく、直接的な繋がりから採用に至るケースも増えてきています。

日本でもリファラル採用に特化したサービスなども出てきているので、採用に関わる方はぜひチェックしておきましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyキャリアの実績をもとに紹介しています。

 

大石ゆかり

今回は、リファラル採用に関する内容ですね!

田島悠介

どういう内容でしょうか?

大石ゆかり

メリットやリファラル採用ができるサービスについて詳しく説明していきますよ!

田島悠介

お願いします!

 

目次

 

リファラル採用とは

リファラル採用とは、自社の社員や元社員の人間関係を頼りに、知人や友人などの中から転職を志望する潜在的な人材へアプローチをかけ採用する手法です。

いわゆる縁故採用と似た意味合いで使われますが、大まかに以下の点で異なるとされます。

  • 縁故採用:繋がりのある人材を採用する
  • リファラル採用:繋がりのある人材にアプローチをかけ、選考を行い、結果に応じて採用する

あくまでただ無条件に「コネがあるから」と採用するのではなく、伝手のある人間関係に「うちを受けてみないか」とアプローチをかけ、その上で自社の選考に応募してもらうという形式のものがリファラル採用です。

昨今の人材不足を解消するための採用手法として、近年注目されています。

 

リファラル採用のメリット・デメリット

社員や元社員の人間関係をもとに実施するリファラル採用にも、他の採用方法と同様にメリットとデメリットが存在します。

これらの両側面についてそれぞれ解説します。

 

リファラル採用のメリット

リファラル採用には次のようなメリットがあります。

  • 潜在的な人材にアプローチできる
  • 会社と人材のミスマッチを減らすことができる
  • 採用にかかるコストを削減できる
  • 組織改善に繋がる有益な情報を獲得できる

 

潜在的な人材にアプローチできる

多くの業界で人材不足が発生している昨今、多くの人事担当者の頭を悩ませることとして「そもそも自社に応募してくれる人材の数が少ない」ということがあるかと思います。

多くの企業が人材の募集を行う中、通常の募集をネット上に掲載してもなかなか人は集まりません。

人材を採用しようにも、そもそも応募者がいなければ採用はできないので、これは大きな問題です。

リファラル採用は人間関係を頼りに、本来自社への就職・転職に応募する予定のなかった(あるいは応募があることを知らなかった)潜在的な人材にアプローチすることでこの問題を解決できます。

 

会社と人材のミスマッチを減らすことができる

リファラル採用では相手のスキルや性格、好む社風などについて採用前の段階から、通常の手法の採用方法と比べて、より多くの情報を取得することができます。

そのため、通常の採用ではよく目にする「入社してみたら社風が肌に合わなかった」「要される技術レベルが想定と違った」などのミスマッチを事前に回避しやすいです。

また、入社前の段階で時折発生しては人事担当者の頭を悩ませる「内定辞退」もリファラル採用では発生を抑えることができます。

これは業務内容や給与といったグリップ力の小さな価値で人材を獲得する通常の採用方法と比べ、リファラル採用では、人の魅力や価値観・社風などといったグリップ力の大きな価値も込みで人材を獲得するためです。

 

採用にかかるコストを削減できる

通常の採用手法では、「現在自社が人材を募集している」ことを何らかの方法で不特定多数に情報発信する必要があります。

有名な企業で、何もせずとも人材の側から自社採用ページにアクセスしてくれるような会社の場合は必要ないかもしれませんが、多くの企業の場合、人材募集についての広告を掲載する必要があります。

この広告費が、場合によってはかなりの額がかかってしまうこともあるのですが、リファラル採用の場合ですと、そもそも広告を出す必要がありません。

特に多くの人材・優秀な人材を確保しようとなると、広告費として要する額はさらに高まります。

このような問題を抱える通常の採用方法と比べ、そもそも広告を出す必要のないリファラル採用では、採用までにかかる費用を削減できるのです。

 

組織改善に繋がる有益な情報を獲得できる

リファラル採用の副次的な効果に、「組織改善に繋がる有益な情報の獲得」があります。

社員・元社員の友人や知人に転職の話を持ちかけるにあたって、相手が現在所属している会社に対して抱いている不満を聞くことあります。

この情報は、自社をより良い組織にするべく見直すにあたっての貴重な情報です。

他社社員の「自分の会社のこういうところが不満だ」という情報は、そのままリファラル採用を行う側の自社にも当てはまる内容かもしれません。

そのような不満についての情報を、リファラル採用と並行して収集することで、自社の組織改善に繋げることができます。

 

リファラル採用のデメリット

リファラル採用のデメリットには次のようなものがあります。

  • 組織内の人材の偏りが発生しやすい
  • 帰属意識の低い人材の発生
  • 短期間での採用が困難

 

組織内の人材の偏りが発生しやすい

リファラル採用には、組織の内の人材の性格や気質、考え方を偏らせる可能性があります。

個人が有する知人や友人の人間関係は、その個人の性格・気質に似たタイプが集まっている場合が多く見られます。

もともと偏りがちな個人の人間関係を元に実施する以上、その中から採用した人材で構成された組織もまた、その社風などについて偏りやすい傾向にあります。

多様性の喪失は新たな価値の発生を減らす場合がありますので、リファラル採用の際には同じ考え方の人材ばかりを採用していないかに留意しましょう。

 

帰属意識の低い人材の発生

リファラル採用で採用した人材は、あくまで「紹介してくれた○○さんが所属しているから」といった動機のまま業務を行う場合があります。

この場合、組織自体への帰属意識は低く、ちょっとしたことでモチベーションを低下させたり、また退職してしまう可能性があります。

 

短期間での採用が困難

リファラル採用は、長期的な計画の元に実施する場合には有効ですが、急な「人員の穴を埋めるために今すぐ人材が欲しい」といった事態に対応するには向きません。

ネット上に広告を掲載し不特定多数に同時にアプローチをかける通常の採用手法と異なり、リファラル採用では一度にそう何人もの人材にアプローチすることはできません。

そのため、このような短期間での人材の確保が求められる場面においてはリファラル採用以外の手法で採用活動を行うのが良いでしょう。

 

リファラル採用を行う上での注意点

リファラル採用を実施するにあたっては、以下の点について注意して実施する必要があります。

  • 公私の分離に気を配る
  • 採用、不採用に至った経緯を明確にする

 

公私の分離に気を配る

リファラル採用は人間関係をもとに行う関係上、必然的に社員・元社員のプライベートの領域に触れます。

社員が紹介した人材について、特に問題なく採用とその後の業務での活躍を達成できた場合は問題ありませんが、不採用であったり、採用後の退職などが発生した場合、紹介した側の社員にストレスが生じる場合があります。

これは、社員のプライベートとは完全に切り離された通常の採用では起きない、リファラル採用特有の問題点です。

紹介した友人がビジネス上の判断により不採用となるなどの場合、紹介者に対する会社側としてのフォローを行うことが大切です。

 

リファラル採用と公私の分離は可能なのか

これは一筋縄では行かない問題です。

社員のプライベートに採用活動上の価値を見出すリファラル採用では、どうしてもプライベートがビジネスに混ざる場合があります。

それを事前に防ぐためにできることとして、【事前に、あくまでもビジネス上の判断をせざるを得ないことを共有する】ことが大切です。

ここで大切なのは、いかに最初の段階で、ビジネスとしてのリファラル採用を意識させるかです。

実施する上で必要となる考え方・取り組み方の共有は、後になってからではトラブルの元です。

事前に、念入りに行うことで、トラブルの発生を事前に抑えることができます。

 

採用・不採用に至った経緯や基準をオープンにする

採用や不採用の経緯や基準を明確にすることもまた、リファラル採用の実施にあたって注意すべきことです。

リファラル採用は、人間関係を元に採用活動を行う関係上、いわゆる悪い意味でコネ採用が行われたのではないかと疑われやすいです。

採用・不採用の基準が不明確だと、採用担当者自身も気づかないうちに、「なんとなく性格が良さそうだったから」「会社で信頼されている○○さんの友人だったから」などといった理由での採用を行なってしまう可能性があります。

こういった採用の不健全化は、会社に対する不信感を煽るきっかけにもなってしまうので、これを避けるためにも、採用・不採用の経緯や基準を明確にし、秘匿しないことが大切となります。

採用・不採用以外にも、給与や昇給の条件などについても不満や不信感が生じないよう明確にし、通常以上に誠実な組織運営が必要となります。

 

リファラル採用ができるサービスまとめ

通常の採用方法と同様に、リファラル採用もまた効果的・効率的な実施をするための様々なWebサービスが展開されています。

現在、多くの企業が利用しているリファラル採用サービスには次のようなものがあります。

Refcome(リフカム)

Refcomeはノンストレスな紹介プロセスと採用活動の可視化を得意とするリファラル採用サービスです。

Refcomeの紹介プロセスはリファラル採用のためにこれを利用するユーザがストレスなく利用できるよう、複雑な手間がかからないよう簡易化されています。

そのため、実際に導入してリファラル採用に取り組み始めた時、社員のスムーズな人材紹介への参加が可能となります。

また、誰がどれだけ人材を紹介してくれたか、ということについてRefcomeでは分かりやすく可視化されているため、人材紹介に対するインセンティブなどの評価を正確に行うことができます。

Refcome(リフカム)

 

MyRefer

MyReferは社員を人事に巻き込むための工夫が特徴的なリファラル採用サービスです。

MyReferに特徴的な機能のひとつとして、ゲームのように楽しく社員がリファラル採用に参加するためのランキング機能があります。

誰がどれだけの人材にアプローチできたかなどが、楽しめるようランキングとして可視化されるようになっています。

ランキングの他にも随所でゲームデザインに基づいた【社員が参加したくなる工夫】が施されており、多くの社員を巻き込みながら全社的にリファラル採用を行うのに向いています。

MyReferのサービスページ

 

GLOVER Refer

GLOVER Referは応募者の一元管理機能の使いやすさが強みのリファラル採用サービスです。

GLOVER Referでは管理画面から応募フォームを簡単に作成できる機能や、社員への紹介依頼メールをテンプレートから簡単に作成できる機能など、様々な機能が豊富に用意されており、GOLVER Referひとつでリファラル採用を完全に管理できます。

そのため人事担当者が管理に煩わされることなく、リファラル採用を実施することができます。

GLOVER Referのサービスページ

 

以上、リファラル採用について解説しました。

これからリファラル採用を検討している人事の方はぜひ事前に理解しておきましょう。

 

監修してくれた方

田上 敏光

キラメックス株式会社 ビジネス事業部

TechAcademyキャリア/法人向けIT研修 セールスマネージャー人材系企業で採用支援・人材育成事業・toB向けクラウドサービス事業に従事。その後、「弁護士ドットコム株式会社」にて新規事業の企画立案・運用に携わる。

現在は、キラメックス株式会社にてプログラミング教育を通して「個の選択肢、可能性を広げること」「新たなキャリアに伴走すること」をミッションとし法人向けに「IT人材採用支援」および「IT研修」を担当している。

 

田島悠介

内容分かりやすくて良かったです!

大石ゆかり

田島君も、今日から実践して組織づくりに役立てましょう!

田島悠介

分かりました。ありがとうございます!

 

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