採用管理のリクログとは!機能や使い方の流れを解説【人事向け】
人事・採用担当者向けに採用管理サービスのリクログについて詳しく解説しています。どんな特徴があるツールなのか、どんな使い方ができるのか気になる方は多いでしょう。実際に導入するメリットデメリットも紹介しているので、参考にしてみてください。
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リクログのサービスについて解説しています。
採用管理サービスのリクログにはどんな特徴があるのか、どんな使い方ができるのかまとめているので、これから導入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
※免責事項
この記事は2019年5月に更新された記事のため情報が古くなっている場合がございます。
リクログとは
リクログが生まれた背景
リクログがサービスしたいのは、「採用活動に成功するために採用を科学する仕組み」であり、「会社の人事採用自体を革新するための方法」です。
リクログを運営しているHRソリューションズ株式会社では、採用サポートサービスを通してこれまで多くの会社の採用のサポートを行ってきました。
このようなサポートを通して、業務上の課題としてそれぞれの求人会社の採用部門が持っている共通点が浮かび上がってきました。
採用業務を運営したり管理したりする場合は、ほとんどを属人的な勘や経験に頼っており、十分に知識・ノウハウの共有と蓄積 が行われていませんでした。
オペレーションの煩雑な業務に追われて、基本的に、動機形成、判断業務、口説きに注力すべきところが十分ではありませんでした。
このような課題を解決するには、業務フローや業務内容、組織構造を最適化するために見直しすることが大切です。
採用業務を単純に省力化してシステム化するのみでなく、再度採用業務のプロセスを築いて会社の採用力をアップすることが、リグログの目的です。
リクログ導入後のイメージ
採用業務がリクログによって変化するイメージは、次のようになります。
情報管理・連絡業務・レポート出力などにこれまでは時間を大幅に割いていましたが、効率化、省力化することで、採用・人事担当者はパワーを重要度や付加価値がより高い業務に集中することができます。
また、分析したり、意思を決めたりする際に、システムに保存した情報は活用することができます。
業務の効率化を図るとともに、意思決定を的確・迅速に行うことができるはずです。
リクログの特徴
採用管理に関係するリクログは、次のような特徴があります。
母集団形成機能がある
リクログは、採用管理システムで、母集団形成機能があります。
リクログのHP機能は、会社の採用サイトの従来のデザインを踏襲して、担当者が作ったトーンやブランドイメージを応募者に直接届けます。
リクログ上で、ホームページに公開する求人情報は更新・公開がワンクリックでできます。ホームページを更新する費用・手間を少なくして、最新の会社の情報を応募者に告知することができます。
ホームページに公開した後は、管理画面上で応募状況によって求人原稿の調整も手軽にできます。
また、人材紹介会社機能も、採用が困難な技術職・専門職の母集団形成ために充実しています。
リクログは、専門画面を人材紹介会社に対して発行し、会社の案件情報・求人情報の募集開始や更新を自動的に通知します。
これ以外にも、最新の会社の情報を一斉配信メール機能を使用することによってリアルタイムに送信して、採用会社と人材紹介会社がコミュニケーションをきめ細やかに図ることをサポートしています。
また、採用パートナーの戦略的なものとして必要な人材紹介会社の担当社の負担を少なくして、人材を優先的に紹介してもらうように、HRビジネスクラウドというサービスとも連携しています。
HRビジネスクラウドと連携することによって、人材紹介会社の担当者の手間を少なくして会社への推薦が多くなるようにします。
応募者の情報の一元化が図れる
中途採用の場合は、会社の採用ホームページ、人材紹介会社、Web媒体、派遣会社、新聞折込チラシ、などというように、求人チャンネルは採用の職種・ターゲットによって多岐にわたります。
求人チャネルを拡げることは、やはり中途採用の場合は必要です。
しかし、管理としては、応募者に対するアプローチを多くするほど煩雑になりがちです。
それぞれのリード先に状況を確認したり、対応したりするためには、時間が膨大に掛かります。
リクログの場合は、このような時間と手間を少なくするために、応募者の情報を一元化しています。一つの画面に応募者情報を集めることによって、すぐに全体の状況を掴んで、応募者のすべてにスムーズに応対することができます。
採用の効率化が図れる
応募者の情報の一元化されたものは、全てリクログの一覧上で掴めます。
電話・メールでのそれぞれの応募者、人材紹介会社へのアプローチ状況、業務の進捗状況などをすぐに掴んで、 タスク管理ができます。
タスクを管理する担当者には、自動的にリマインドメールを前もって送ったり、対応が漏れていればアラートメールを送ったりすることができます。
スピーディに応募者に対応を促します。
会社説明会などを行う場合は、当日の参加者リストとしてリクログ上のデータをダウンロードして利用することもできます。
また、採用を効率化する、ターゲット応募者の抽出機能、自動リマインドメール、一括メール送信など、いろいろなツールがあります。
採用の振り返りができる
採用の振り返りが、リクログのデータ分析機能でできます。
職種や媒体をメインとした集計によって、媒体のコストパフォーマンス、要件理解度や人材紹介会社の推薦状況など、採用状況をいろいろな観点から掴むことができます。
職種毎の歩留り状況、効果がある媒体の測定を掴むことによって、リソース配置や求人チャネルの費用を最適にして、採用コストを低減することができます。
反省点を次のタイミングのために洗い出して、施策を考える際に役に立つのもリクログの一つのメリットです。
また、採用状況がワンクリックで分かる選考状況確認一覧によって、随時現在の業務状況が確認できます。
遅れが目標達成に対してありそうな場合も、すぐに状況を掴んで先手を打つことができます。
会社の採用方法を大切にしながら、新しいシステムを導入することによって担当者の思いを実現するサポートを行います。
リクログの料金
リクログの月額料金は、10万円~です。
なお、イニシャルコストや月額料金は、契約するコースやオプションがあるかどうかなどによって違います。
詳しいことについては、下記に問い合わせてください。
・電話でのお問合せは 03-3548-8601
・問い合わせフォームでの問合せは、お問い合わせフォーム(https://www.reclog.jp/mail/)
・メールでの問合せは、info@hr-s.co.jp
実際に利用した意見
リクログを実際に利用した場合は、どのような意見があるのでしょうか。
ここでは、リクログを実際に利用した意見についてご紹介します。
リクログを実際に利用して良かったこと
リクログを実際に利用して良かったのは、次のようなことが挙げられます。
採用人数を多くすることができる
転職求人サービスの「ミイダス」と、リクログは提携しています。
そのため、リクログを導入すると候補者をミイダスを通して集めやすくなります。
さらに、この情報は一括でリクログで管理することができます。
採用管理システムで転職に得意なものを導入したいと考えている場合でも満足できるでしょう。
候補者を探すためには、一般的に人材紹介会社や求人広告、自社のホームページなど、いろいろな方法があります。
しかし、応募する経路がそれぞれ違っている場合もあり、時間や手間を掛けて採用担当者は管理する必要がありました。
しっかりとミイダスを通した情報もまとめられるのは、リグログの大きな魅力でしょう。
デモが利用できる
実際に利用し始めてからの感じを把握するには、デモがあれば便利でしょう。
リクログの場合は、このようなデモも準備されているため、導入を本格的に決定する前に使用方法や特徴、メリットなどというようなものにつ関して十分に理解してから検討することができます。
しっかりしたセキュリティ体制である
ほとんどの会社は、セキュリティ体制を最も重視したいと考えているでしょう。
リクログの場合は、セキュリティ体制が強固になっているので、個人情報が漏れるリスクもありません。
エージェント専用画面でデータが送られてきますが、全てのデータは暗号化されています。これも、セキュリティをアップしている一つの理由でしょう。
複数の採用担当者がいるような場合も、会社によってはあるでしょう。
このような場合は、それぞれの採用担当者が使用する機能が制限できるため、このことも大きなメリットでしょう。
また、連絡することが面接官同士である時も便利です。
例えば、直接面接官同士で面接の日程や応募情報などというようなものを伝えなくても、連絡が「面接官専用ページ」によってできます。
共有できるのは、連絡事項は簡単なもののみでなく、評価コメントもできるため、それぞれの採用担当者が応募者の特徴なども把握できるでしょう。
IDを採用担当者ごとに発行することができます。
ユーザーごとに、細かい制限が設定できます。ユーザーによってデータを閲覧することができるかどうかも設定でき、細かくプリント作業なども制限できます。
採用担当者が新人の場合は、最低限に利用できる機能をするなど、思わぬ情報漏洩や間違いも防止することができるでしょう。
豊富に実績がある
導入実績としては、今までに600社以上あります。
多くの会社が導入しているのは、その分信頼されていることになります。
また、改良を会社からの意見を参考にして行っているため、実際に導入するとシステムが使用しやすいこともメリットです。
リクログを実際に利用して良くなかったこと
先にご紹介したように、リクログを実際に利用して良かったことは多くありますが、残念ですが、次のように良くなかったこともあります。
このことについても、前もって把握しておきましょう。
Web面接ができない
面接を希望する人とタイミングがなかなか合わなく、上手く面接のスケジュールが組めないような場合も、会社によってはあるでしょう。
このような場合は、Web面接のように時間をお互いに見つけやすいものがおすすめです。
Web面接であれば長時間掛けて移動する必要もなく、少し空き時間がお互いにあると面接をその時間で検討できるでしょう。
しかし、リクログの場合はWeb面接が準備されていないため、注意する必要があります。
動画面接に対応していない
動画面接も、Web面接同様に対応していません。
動画面接と言うと、多くの場合にエントリーシートの代用として使われますが、応募する人数が特に多い場合は、このようなものがあれば興味がある候補者を簡単に絞り込めます。
しかし、動画面接が準備されていないため、対面で一人ずつ面接する必要があります。
それほど応募する人数が多くない会社の場合は問題は特にないでしょうが、非常に多くの応募する人の中から前もって何人かに絞り込んでおく場合は注意しましょう。
以上、リクログの機能やどういった使い方ができるのか解説しました。
リクログは、非常にセキュリティ体制が強固であるため、このことは大きなメリットです。
また、ユーザーが利用しやすいようにいろいろ改善しているため、ユーザーのことを考えたサービスと言えるでしょう。
デモからまずは申し込んでみましょう。
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