Refcome(リフカム)とは!特徴や導入するメリットを紹介【人事向け】
人事・採用担当者向けにRefcome(リフカム)の使い方について詳しく解説しています。リファラル採用のツールとして有名ですが、Refcomeを導入するメリット・デメリット、特徴的な機能について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事では、リファラル採用のツールとして国内で有名なRefcome(リフカム)について解説しています。
アメリカなどでは普及してきていますが、採用活動の一つとしてどう工夫したらリファラル採用が上手くいくのか、リファラル採用のツールを導入するメリットを知っておきましょう。
※免責事項
この記事は2019年5月に更新された記事のため情報が古くなっている場合がございます。
Refcome(リフカム)とは?
Refcomeというのは、クラウドサービスでリファラル採用を促すものです。 社員が一緒に仕事をする仲間を募集するためのシステムを築いて、手軽に採用活動の進捗状況などの管理ができます。
メリットとしては、自社のことがよく分かっている人材を、社員からの紹介で採用できるため、高い定着率の人材を採用しやすいということがあります。
紹介するために社員が手間をかけないで、スムーズに採用を管理することから効果を測ることまで行えます。 業界に関係なく、いろいろな会社に導入されています。 会社の規模が幅広い数十人~数千人までの採用業務をサポートしています。
Refcomeの特徴とは
Refcomeは、次のような特徴があります。
手軽に社員に紹介依頼ができる
社員に紹介依頼する際の手間と時間が少なくなります。 紹介協力を募集する職種ごとに依頼することができます。 メールを配信するだけでなく、Facebook やLINEを利用するなど、情報を社員が掴みやすい方法で伝えることができます。
サポートがあるため利用する際も安心である
初めてリファラル採用を利用する場合や、成果が実施しても上がらなかった場合でも、サポートがあるため利用する際も安心です。 自社に適した施策設計を、事例などをよく知っている専属のサポートが行います。
改善が数値によって判断できる
施策の効果について判断して、改善しないと成果は期待できません。 成果分析として、招待をどのくらいの人に誰が送っているかなどができます。 数値で判断できるので、改善策を考えやすいことが特徴です。
万全のサポートサービスでリファラル採用に成功する
リファラル採用というのは、人材を募集する際の採用選考の場合に、社員から友人・知人を紹介してもらったり、推薦してもらったりするものです。 従来のような人材を募集する際に求人媒体を利用したり、人材派遣会社を通したりするような採用方法と比較して、リファラル採用は社員の人脈を利用して人選するため、費用が大幅に少なくなり、高いレベルの人材が確保できるため着目されています。
Refcomeは、このようなリファラル採用を推進させるとともに、手厚い専門家によるコンサルティングでビジネスの成長を支援するものです。 サービス・施策の柱としては、次のようなものがあります。
- 社員が分かりやすく紹介しやすいフローの構築
- 紹介データなどの見える化・分析 ・紹介における社員のモチベーション
- 心理の把握
- 人材業界の豊富な経験がある専任コンサルタントがサポート
具体的には、自社から届いた募集要項のURLを、社員が友人に転送するのみです。 スマホのためのアプリもあり、プッシュ通知で紹介依頼もできます。
さらに、紹介活動のデータが見える化でき、採用まで万一至らなければ問題点をサポートツールで見つけて、相談にコンサルタントが乗ってくれます。 Refcomeは、会社でリファラル採用をすでに導入している場合でも、利用することができます。
導入するための費用は明らかになっていなく、問い合わせてから決まると考えられます。 手応えをリファラル採用に感じられていない場合でも、一考する価値があるでしょう。
Refcomeを導入するメリット
Refcomeを導入すると、次のようなメリットがあります。
別の採用方法に比較して費用が安い
普通の採用方法の場合は、次のような費用がかかります。
- 求人サイトを利用する場合は、求人サイトに掲載する費用がかかる
- ヘッドハンティング会社や人材紹介会社に頼めば、報酬を雇用する人材の年収によって払う必要がある
- 転職フェアや就職フェアに参加すれば、出展する費用がかかる
- 公募する際に自社のWebサイト、Web広告、SNSを利用する際は、魅力があるコンテンツを作るために費用がかかる
しかし、Refcomeを導入する場合は、このような費用が必要なったり、安くなったりすることが大きなメリットです。
自社の組織文化にマッチする優れた人材が採用できる
自社の特徴や社風をよく知っている社員が紹介するため、採用する職種にマッチする優れた人材が採用できる可能性が大きくなります。
人材紹介会社を利用する場合や普通の公募の場合は、一見すれば採用する職種にマッチする優れた人材と考えられても、実際に雇用すると自社の社風や組織文化にマッチしないこともあります。 組織文化にマッチしなければ、雇用された人も能力を発揮することができません。
Refcomeを導入する場合は、面接からの情報以外に、前もって社員から聞いて納得してから雇用するようになります。
人材の定着率が入社した後に高い
社員がリファラル採用に協力する場合は、自社が良い会社であると考えた上で知人を勧誘します。 そのため、社員自身も長年勤務したいと思っており、このことが伝わるため人材の定着率が入社した後に高くなります。
また、入社した後も、相談できる知人が社内にいることによって、コミュニケーションが足りないことによって雇用した人材が退社することも防ぐことができます。
明快な紹介フローを社員と人事に示すことによって工数が低減できる
Refcomeの場合は、紹介協力を募集する職種ごとに頼むことができるため、紹介協力を社員に頼むことによる手間と時間が少なくなります。 社員としては、友人・知人に会社から届いた募集要項のURLを転送するのみです。
アプリをスマホにインストールしておくと、プッシュ通知で紹介依頼も連絡します。
アプリは、メールアドレスやシステムへのログインも必要なく、1回URLを読み込むのみです。 そのため、募集一覧をスマホやパソコンから社員がチェックすることができ、簡単にFacebookなどを使用して紹介することができます。
効果的な改善策を見える化したデータを分析して打てる
Refcomeを導入することによって、採用担当者の業務が応募者や参加した社員、募集要項、紹介状況についてのいろいろな数値が一元化できるので効率良くなります。
どのフローにリファラル採用の効果が現れないボトルネックがあるかが、すぐに分かります。 応募にならない社員の発見、協力的な社員の紹介実績、社員協力率など、現在のボトルネックとパフォーマンスを掴むことができます。 このような見える化したデータを分析することによって、効果がある具体的な改善策を打つことができます。
豊富に経験がある専任コンサルタントが手厚くサポートしてくれる
導入・運用がサポートの充実によって安心できることも、Refcomeの一つのメリットです。 初めてリファラル採用の会社、成果を実施しても上がらなかった会社の場合でも、サポートがあるので利用しても安心です。
Refcomeの場合は、1人の専任コンサルタントが1社につきます。 豊富にリファラル採用の経験がある担当スタッフが、導入する予定の会社にヒアリングしながら、多くのサポートで獲得したノウハウによって改善する必要があることを究明します。
成功へ導くために、カスタマイズしてそれぞれの会社に最も適した形にします。
Refcomeのデメリット
Refcomeを導入して運用することによってメリットが多くありますが、一方、次のようなデメリットもあります。
魅力が会社として高くなければ成功率が良くない
一般的に、大手の会社の場合は仕事をする環境が整っており、社員の満足度も高いので、リファラル採用の成功率が傾向的に高くなります。
しかし、Refcomeを導入しても、魅力度が会社として高くない場合は効果があまり無い場合があるので、注意しましょう。
このデメリットは、Refcomeそのものでなく、リファラル採用自体のものであると言えます。 Refcomeを導入して成功するには、社員が仕事をしやすいように会社側が環境を整える努力をする必要があります。
無料トライアルや無料プランが無い
Refcomeの場合は、有料プランの料金だけになっています。
製品のホームページに、具体的な料金については記載されていないので、Webのフォームで問い合わせする必要があります。
また、Refcomeの場合は、無料トライアルや無料プランが無いので、前もって使い勝手や機能をチェックする方法段が基本的にありません。 使い勝手を前もってチェックできない場合は、導入することを考えるのも困難になるため、無料デモや無料トライアルに対応していないかなどをまず問い合わせてみましょう。
Refcomeをおすすめしたい会社・人
では、Refcomeはどのような会社・人におすすめなのでしょうか? ここでは、Refcomeをおすすめしたい会社・人についてご紹介します。
リファラル採用を少ない工数で広め、紹介者数を多くしたい
Refcomeを導入して紹介する場合は、社員は友達・知人に会社から送られてきた募集要項のURLを転送するのみです。 確認したり、紹介したりするのは、スマホからでもできます。
また、簡単な採用担当者のフローで、最低限に紹介する時の工数を抑えることができます。 そのため、Refcomeは、リファラル採用を少ない工数で社内に拡大することができ、紹介者数を多くしたい会社に採用管理システムとしておすすめのものです。
採用プロセスを改善したい
リファラル採用を導入した場合は、効果がどの程度あったかを見極めて、改善しなければ成果を続けて上げることができません。
Refcomeの場合は、成果を分析するために、招待をどの程度の人に誰が送っているかなどが分かります。 数値で必要な項目が分かるので、改善策を考えて、リファラル採用プロセスを改善することができます。
充実したサポートシステムを導入したい
Refcomeの場合は、1人の豊富に経験がある専任コンサルタントが1社につき、ヒアリングしながら手厚いそれぞれの会社に寄り添ったサポートをサービスしています。
そのため、Refcomeは、会社でリファラル採用を初めて導入する場合や、相談しながらその都度システムを改善したい場合など、サポートを充実して受けたい場合におすすめです。
Refcomeのプラン・料金
Refcomeのプラン・料金に関しては、Webフォームから問い合わせする必要があります。
無料トライアルや無料プランに関する記載が、製品のホームページにはありません。 Refcomeの問い合わせや資料請求がWebフォームからできるため、無料トライアルができるかなども一緒に問い合わせてみましょう。
また、Refcomeでできること、サービスの内容や導入効果、無料コンサルティング、具体的な相談も対応しているようです。
リファラル採用を成功させるコツとは
リファラル採用を成功させるコツとしては、次のようなものが挙げられます。
車内で認知を徹底するために制度を設計する
紹介者に自社の社員がなるため、リファラル採用制度についてまず社員に説明して、基本的に縁故採用ではないことや、報酬も場合によってはあることの認知を徹底させる必要があります。
そのため、リファラル採用の制度を設計して、賃金規定や社内規程に入れ込むことも必要です。 また、どの職種の募集であるかも、社員に常に公示する必要があります。
紹介するメリットを示す
社員にとってはリファラル採用の人材紹介は義務ではないため、社員は紹介するメリットがなければ積極的になかなか行動しません。 そのため、金銭面以外に人事面においても、インセンティブとして何らかの報酬をサービスすることも大切です。
例えば、人事評価のポイントとして、優れた人材を採用することの貢献などをすることがあります。
また、積極的にリファラル採用の成功した事例を社内でアピールすれば、モチベーションがアップします。
行動するハードルを下げる
知人を紹介するということでも、社員の人脈が余程広くなければ、先入観として職種にマッチした知人はいないということをよく持たれます。 また、紹介しても雇用されなければ、知人と気まずい関係になることを心配して、紹介に積極的にならないこともあります。
そのため、募集する具体的な職種とはっきりした採用基準を社員に常に公示して、気軽に採用担当者や採用部署とコミュニケーションが図れる仕組みを作ることが大切です。
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