優秀な人材を採用する方法【エンジニア中途採用】
優秀な人材を採用する方法について解説しているハウツー記事です。採用方法だけでなく、優秀なエンジニアの特徴からオススメの採用サービスまで、どこよりも分かりやすくお伝えします。
システム開発を行っている企業において、高いパフォーマンスを発揮できる優秀なエンジニアを確保することは、企業の業績を左右するほどの重要な課題です。
しかしITエンジニアは人材不足傾向が続いており、多数の企業が自社で活躍してくれる優秀な人材の確保に躍起になっているのが現状です。
エンジニアの中途採用において、優秀な人材の確保がなかなかうまくいかないという採用担当の方もいらっしゃるかと思います。
今回は、優秀なエンジニアの定義から、採用活動におけるポイント、オススメの採用サービスまでをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
優秀なエンジニアの4つの特徴
まずは優秀なエンジニアというのはどのような特徴を持つ人材を指すのかを知っておくことが先決です。
これらの条件をあいまいにしたまま採用活動を進めてもうまくいきません。
ここでは、優秀なエンジニアの代表的な特徴を、自社開発と受託開発に分けて説明していきます。
自社開発向き
1.自社サービスで用いている言語/環境に関する専門スキルがある
自社での開発において、エンジニアのコーディングスキルは重要なポイントです。
自社開発サービスは顧客のニーズに応えられるように変更や追加が日々発生するので、市場の変化について行けるスピードが必要となります。
まずは、各開発言語の経験年数や携わったプロジェクトなどの実績をチェックしましょう。
その際に注意しなければならないのは、多数のプログラミング言語に精通してかつ複数言語を扱えるような幻想的なエンジニアを募集しないことです。
すべての言語に深く精通しているようなパーフェクトなエンジニア人材は、優秀すぎてそもそも人材市場に存在しない場合があります。
まずは、現場の開発チームと人事担当者が密にコミュニケーションを取り合い、どの専門分野が求められているのか、求めるスキルレベルを表現するための専門用語を募集要項に盛り込むことが第一です。
採用の際は、「○○○言語の開発運用経験3年以上」などという抽象的な表現では、スキルが高くないエンジニアが 採用プロセスに応募してくる可能性が高くなります。
「ReactとRedux などの Flux アーキテクチャを利用した JavaScript ライブラリを使用したフロントエンドの開発経験と運用経験」など、具体的かつ専門性を表現することでエンジニアの専門スキルを計ることができます。
2.未知の知識を自己学習できる
プログラミング言語は日々進化しており、アップデートされたり新しい言語が登場したりと、システム開発業界におけるトレンドは常に変化しています。
たとえ高スキルだとしても、現在所持しているスキルに慢心しているエンジニアは、いずれ業界から取り残されてしまうでしょう。
特に、自社サービスに活かせるような新しい情報を仕入れたり、勉強をしたりといった自己研鑽を惜しまないことは自社開発において優秀な人材の必須条件です。
採用の際には、未知の知識を学べるような学習環境を表現し、そこに魅力を感じるようなエンジニアは優秀な人材である可能性が高いと言えます。
受託開発向き
1.環境適応力がある
システム開発はチームで行うものです。
以前のプロジェクトでは活躍していたけれども、新しいプロジェクトではパフォーマンスを発揮できないというのでは困ります。
案件ごとに結成されるチームメンバーたちと柔軟なコミュニケーションができて、新しい環境にも次々に適応してゆけるエンジニアを採用できれば理想的です。
そのような人材は、どのような環境でも工数管理をきちんとこなし、納期遅れやバグも少なく安定したパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
また、受託開発においても顧客の要望によっては開発手法や言語、環境が異なるケースは往々にして存在します。
アジャイルでないと…ウォーターフォールは…といった進め方に対する抵抗感や、新しいフレームワークや環境に対するキャッチアップの遅さは致命的です。
コミュニケーションのみならず、技術に関する適応能力も必要な素養と言えるでしょう。
2.オンとオフを切り替えて集中するべき時に集中できる
受託開発の現場では、システム開発以外にクライアントとの調整やメンバー間との調整業務が発生します。
純粋にプログラミングのみを行う環境では無い中で成果を出すコツは「短時間で集中すること」です。
このタイミングは打ち合わせ、持ち帰った情報をアウトプットする開発、そしてドキュメント整理と各タイミングで求められる力を発揮すべく、メリハリをつけられることがより高いパフォーマンスに繋がります。
つまり調整の隙間時間や、客先訪問時に、短時間でも集中してタスクを消化出来るエンジニアは、プロジェクトを進めるうえで貴重な人材となるでしょう。
優秀なエンジニアを採用する3つの方法
優秀なエンジニアの概念についてご説明しました。次はより実践的な、優秀なエンジニアを採用する具体的な方法についてご紹介していきます。
1.自社にとっての優秀な人材像を固める
上記でご紹介した通り、高スキルで汎用性の高いエンジニアが理想ではありますが、なかなかそういう人材を採用するのは難しいのが現実です。
そこでまずは、自社の開発言語や開発環境等を洗い出して、どのようなスキルを持つ人材なら活躍してくれそうかを明確化してみることをオススメします。
複数言語に精通しているパーフェクトなエンジニアではなくても、自社の要件にマッチしてくれれば十分に優秀なエンジニアと言えます。
採用するべきターゲットが定まると、見落としていた人材も実は優秀なエンジニアであるというケースも出てくるかと思います。
2.ダイレクトリクルーティングを活用する
ダイレクトリクルーティングとは、求人掲載等による待ち構えの採用戦略ではなく、企業からスカウトメールなどを利用して、積極的に応募者にアプローチする方法です。
自社が理想とする人材のみにフォーカスしてアプローチすることで、スピーディーにマッチング率の高い採用活動を行うことができるのが特徴。
まだ利用していない採用担当者の方は、実践してみることをオススメします。
特に、スカウトする際には人事部だけではなく自社のエンジニアも交えて文面を検討すると良いでしょう。エンジニアは、エンジニアと話すのが1番速くて正確なケースが多いです。
3.未経験者を採用する
ITエンジニアの転職市場は激戦区ですので、キャリア・実力のあるエンジニアは奪い合いになるのが現実です。
そこで検討してみる価値があるのが、IT業界を志望する未経験者の採用(=ポテンシャル採用)です。
実務経験こそありませんが、高い意欲や熱意があるのが未経験者の特徴です。
専門的なスクールで学んだり、オンラインセミナー等で学んだりした人材の中から、活躍や成長が見込めるポテンシャルのある人材を採用します。
ただし、あくまで未経験者ですので、育成体制の整備、ポートフォリオのチェックや、一定以上のスキルを持っているかをテストするなどのプロセスを用意して、ミスマッチを防ぐための入念な仕組みを用意する必要があります。
エンジニア中途採用にオススメのサービス3選
エンジニアの中途採用に活用できる、オススメのサービスをご紹介します。
自社の環境に合わせて検討してみてください。
1.CODEAL(コデアル)
正社員での雇用契約にこだわらず、まずは業務委託契約で働いてみて、その結果業務委託契約を継続、もしくは正社員雇用契約に切り替えていくという「ワーキングリクルーティング」という特徴があります。
一定期間一緒に働き、継続して働くことが可能かどうかを確認できます。仲介手数料もかかりません。
2.BIZREACH
即戦力人材を求めるならBIZREACHがオススメです。
優秀な人材が多数登録しており、直接アプローチをすることができます。
専任コンサルタントによる即戦力採用や採用ノウハウの提供等のサポートも充実しています。
3.Tech Stars
Tech Starsは、エンジニアに特化したデータベースを所持するダイレクトリクルーティングサービス。
掲載されている情報はエンジニアのみを扱っているため、IT企業の採用活動においては有益なサービスです。
使いやすく、サポートも充実しているため、スムーズなエンジニア採用活動が期待できます。
まとめ
いかがでしたか。エンジニアの中途採用において優秀な人材を採用するためのポイントをご紹介してきました。
優秀な人材の確保は、良いシステムの開発やサービスの提供に欠かせない重要な課題です。
ぜひ、今回の記事を採用活動に活かしてみてください。
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