「尖ったエンジニア集団」を目指す株式会社ZEALOTが採用に力を入れるワケとは
株式会社ZEALOTは受託開発と自社開発に力を入れており、エンジニアの働き方を追求しています。そんな同社の取締役 岩下様にTechAcademyキャリアを利用した未経験者採用にかける想いと、今後の事業展望についてお話を伺いました。未経験からエンジニアを目指したいと考えている方には必見です。
受託開発を軸に、自社開発も推進している株式会社ZEALOT。受ける案件には一貫したポリシーがあり、常にエンジニアのやりがいを追求している当社では近年ポテンシャル採用に力をいれています。そんな、株式会社ZEALOTが事業にかける想いとTechAcademyキャリアを用いた採用に対する考えを取締役 岩下様に伺ってきました。
エンジニアとしてどうキャリアを描くべきか悩んでいる方はぜひ、ご覧ください。
未経験からIT業界を目指す上で参考になるお話があるはずです。
目次
ーー最初に、御社のことを教えてください
弊社、株式会社ZEALOTは2008年12月創業の開発会社です。以前は自社/受託/常駐の3本柱で事業をしていましたが、現在は受託を軸に自社サービスの開発も視野に入れた2事業で運営しています。
特に受託開発については近年力を入れており、様々な企業の案件を請け負っています。
ーー受託開発に軸を置いている理由は何かあるのでしょうか
もともと常駐型もやっていたのですが、どうしても現場で開発するとコミュニケーション量も減り、社員同士の帰属意識も薄れていくなと感じていました。加えて「おもしろいことをやりたい」という想いで集まったメンバーたちとその価値観を大事にしたいと考えたことが方針転換のきっかけです。
そこから、徐々に事業をシフトし、今では希望して常駐先で業務を継続している者以外は全て自社内で開発に従事するようになりました。
また、自社サービスを展開する際にいきなりリリースするような博打を打たず、受託開発で顧客の要望を叶えながらナレッジを貯めていくことが良い作用をもたらすと感じていますので、今は軸足を受託にしようと決めています。
ーー受託する際に譲れないポイントなどはありますか
基本的に「おもしろいか」「チャレンジできるか」の2点を大事にしています。もちろん、報酬の適正さも確認はしていますが(笑)どんなに大きな利益をもたらすとしても先にあげたように「おもしろいことをやりたい」という価値観は今も大切にしていて、そのおもしろさは新しい技術にチャレンジしたり、顧客の要望を実現するために頭を悩ませたり「株式会社ZEALOTだからできたよね」と感じてもらえるような高い水準の成果物を作り出していくことが私たちのこだわりだと言えます。
HPに実績としていくつか載せているものがありますが、例えば音楽プレイヤーのアプリ開発は非常にやりがいのあったものでした。
当時、共同開発で作ったのですが相手方もチャレンジ精神が豊富で。新しい技術やトレンドに敏感だったため、互いに高い技術水準のコミュニケーションが取れ、裁量権を持ちながらプロジェクトを進められていました。結果プレイヤーの表面だけでなく、細かな機能面の実装も着手できたので非常に充実していたと記憶しています。
ーー技術の中でスキルや言語にこだわりはありますか
特定のこのスキルや言語というこだわりはあまりないですね。新しいものや求められるものに常に挑戦してきましたし、これからも挑戦したいなと考えています。
最近ではGoやPythonの案件を受けることも増えてきましたし、RubyやPHP、JavaScriptなども変わらずやっています。あとはKotlinなども徐々に増えていますね。自分たちができる仕事の幅も広がりますし、技術の基本的な部分を抑えることができていればどんな環境や言語にも対応できると考えています。
何か一つの言語さえやっていれば技術者として誰しも一定のスタートラインに立っていると考えていますので「これをやってみよう」「こんなおもしろいことができる」という気概さえあれば良いと考えています。
エンジニアとしてベストなキャリアを支えるために
ーー社内の環境はどのようになっているんでしょうか
今は管理本部とシステム開発部の体制ですね。いわゆる管理職は3名でフルスタックエンジニアとして上流から下流まで幅広く担当し、その下にリーダークラス、メンバークラスと続くようになっています。リーダーには見聞を広めてもらい、活躍の幅を広げてもらい、メンバーには開発を頑張ってもらいながら組織の底上げをしています。
先にお伝えしたように、プロジェクトは持ち帰って開発していますので、基本は2〜5名のチームを組んで開発に臨んでもらっています。まだまだ規模感は大きくないので兼務することもありますが、基本的に開発をすべき時はがっつり一つの案件に集中して取り組んでもらえるようにしていますね。
また、役員は今まで開発に手を出すこともありましたが、最近は開発の支援を行い、メンバーが自ら動く環境を醸成しています。
ーー社員間の交流などはどのようにされていますか
以前は社内勉強会などを積極的に実施し、エンジニア間での知識の交流を深めていました。前に出て話したいタイプの人間も多かったのでかなり活発にやっていましたね。今は新しいメンバーも増え、技術のトレンドも広がりを見せているので何をどのように学んでいくか検討し、新しい形で実施しようと模索中です。
また、社外部活動も最近は盛り上がっています。会社のリソース(Slackやオフィスなど)を提供し、任意の部活形式で集まって活動していますね。最近はゴルフ、開発などのラボ、ダイエットなど、社員が率先して旗をふって動いているので社員間の関係性は比較的良好だと思います。
ポテンシャル採用にかける想い
ーー未経験者採用を始めた理由を教えてください
実は何度か新卒採用にトライしたことがあって、その中で会社の成長速度とフェーズが新卒の人間形成を助けるような状況ではないなと感じることがあったんです。そこで採用計画そのものを見直し、経験者採用を繰り返しながらポテンシャル採用をしようと考えました。
中途入社の良いところは社会を知っているので、社会人としてある程度は自立していてその中で自分の課題や成長のイメージが仕事と寄り添ってるところだろうと考えていて、実際に選考を進めるとその通りだったので、今の会社の状況ならポテンシャル採用だと確信しました。
また代表が現役のエンジニアで、そのつながりから入社を決めてくれた方も多くいるため、新しい風を入れるためにも未経験から頑張りたいという熱量のある人は非常に良い影響があると感じています。
例えば、もともと営業や接客の経験をしている人はすでに高いコミュニケーション力や折衝ができる力を持っていますので、エンジニアとして技術を身につければ早い段階でSEを目指すこともでき、バックボーンが他の人との差別化につながるはずです。
そういった多様なキャラクター、タレントが集まることは会社を大きくする上で非常に良い刺激だなと。既存のエンジニアは技術を与えられるし、新しく入った人は過去の経験方新しいモノの見方を与えてくれます。なにかチャレンジする時、おもしろいことをする時にこの多様性がきっと良い方向に働くだろうと考えていますのでポテンシャル採用は今後も続けていきたいと考えています。
ーー未経験者に対してどのような教育を実施されていますか
入社して最初の3ヶ月間は基本的に研修のみに当てています。当社の標準として定めているプログラミングやビジネスマナーをWeb講習などを使って習得していただき、そこに合わせて希望制でスキルアップ学習をする仕組みです。
特に最近はハードウェアの研修も行なっていて、Linuxを0からインストールして、データベースとサーバーを作ってもらうなど、コンピュータ本来の仕組みを知ってもらうことも実施しています。
こうした研修は、Webエンジニアとして様々なチャレンジをして行く際に確実に活きますので、3ヶ月はしっかり勉強してもらっていますね。
その後はスキルの習得具合に応じてOJTや継続的な研修をするなど様々です。本人の適性や希望も確認しながらキャリアを歩み始めてもらっています。
次のステージへチャレンジし続ける
ーーエンジニアとして目指してもらいたい姿はありますか
全ての社員に「まずはフルスタックエンジニアを目指して欲しい」と伝えています。最終的なキャリアとしてスペシャリストを目指すのかゼネラリストを目指すのかは任せますが、それでもエンジニアとして求められる基準としてはここだと考えています。
また、当社が考えるフルスタックエンジニアは上流から下流までできるだけではダメです。常に別のエッセンス=視点を加え、チャレンジできること、言われたことだけをやるのではなく、遊び心を持って取り組めることが重要だと思っています。こだわりをもって「自分がやっていることに熱くなれること」がフルスタックエンジニアとして求められる素養だと考えています。
ーーそんな御社の今後の展望を教えてください
代表の常盤が常に「エンジニアが楽しそうに、活発に活動できる会社であってほしい」といっていますが、その想いはブラさずに発展したいと感がています。特に受託開発は継続的に拡大・強化をおこない、ゆくゆくは自社サービスにつながるナレッジを貯め続けたいです。もうほんの数年で体制は固まりきると感じていますので、然るべきタイミングでしっかりアウトプットしたいですね。
また、やはり技術力は常に高めたいと考えていますので尖ったエンジニアが集まるいい状態を常に目指したいと考えています。それこそギラギラして自立した、高い志とスキルで互いにぶつかり合える環境が良いなと。
今は技術がなくても技術に貪欲でギークな思考をもった人を集め、採用していきながら、エンジニアがおもしろくてチャレンジできる環境で働き続けられるような発展を遂げたいと考えています。
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