オンラインブートキャンプを受講された迫佑樹さんにお話を伺いました。開発したオリジナルサービス「たのみやげ」はDemoDayでグランプリを受賞、また、立命館大学で行われたソフトウェアコンテスト「あいちゃれ 2015」では情報会賞を受賞しました。

プロフィール:迫佑樹
1996年生まれ。京都府在住。立命館大学ロボティクス学科でロボットを専攻している。所属するパソコンサークルでWebアプリケーションを作る仲間が多いことからRailsに興味を持ち、オンラインブートキャンプを受講。開発したオリジナルサービス「たのみやげ」はDemoDayでグランプリを受賞、また、大学生のソフトウェアコンテスト「あいちゃれ 2015」では情報会賞を受賞した。

Twitterの発言でおすすめのお土産がわかるサービスを開発

――まずはDemoDayのグランプリおめでとうございます。

ありがとうございます。受賞だとは思わずびっくりしているところもありますが、嬉しいです。

――今回グランプリを受賞したサービスを教えてください。

Twitterと連携して、友達におみやげのリクエストを送る「たのみやげ」というサービスです。

――「たのみやげ」はどういったサービスですか?

ユーザーのTwitterの発言からおすすめのお土産を解析できるサービスです。機能としては、買ってきて欲しいお土産のリクエスト、もらって嬉しかったお土産のリスト登録などがあります。お土産は各都道府県別に対応しています。

――このサービス開発したきっかけはなんですか?

自分でお土産を選ぶときに悩むことが多くて、これを解消できるサービスがあればいいなと思ったのがきっかけです。大学に入ってから勉強会などで他県に行くことが増えたのですが、サークルの友達へのお土産に悩むことがありました。

original.png
オリジナルサービス「たのみやげ」

Twitterのテキストを品詞分解しておすすめを解析

――どうやっておすすめのお土産を解析しているのでしょうか?

スパムメール振り分けと同じようなアルゴリズムを使って、Twitterの発言を解析しています。アルゴリズムは、Twitterの発言をもとに性格を診断してくれるようなアプリのコードがgithubに公開されていたため、それを参考にしながら今回のサービスに盛り込みました。

――具体的にはどのように解析しているのでしょうか?

まず、お土産の単語が記載されているWikipediaやNAVERまとめのテキストを品詞分解して助詞を除いた名詞と動詞と形容詞を抽出します。同じようにTwitterの発言も品詞分解をして、WikipediaやNAVERまとめのテキストと一致する発言の回数を解析しています。その2つを使うことでお土産を選ぶことが可能です。

――データはどのように処理していますか?

データベースを2つ使っています。言語処理には、並び替え機能があって速く処理できるRedisを使っています。また、お土産の登録にはPostgreSQLを使っています。PostgreSQLはリモート上にあり、RailsからではなくRubyのファイルから参照できるのでbotのファイルから、Postgresの方にアクセスして書き込んでいます。

――サービスを作るにあたって工夫したところを教えてください。

テキストやTwitterの発言から、助詞を除いた名詞と動詞と形容詞だけ抽出するようにしたところですね。「mecab」というgemを使って実装しています。

original.jpg
DemoDayで発表する迫さん

仲間に刺激されてWebプログラミングに挑戦

――サービスを作る上でわからないところはどうやって解決しましたか?

チャットツールで質問して解決しました。Rubyのメソッド定義はすんなり理解できたのですが、Rails特有の細かいルールがあって理解できない部分が多くあったので、そこについてはかなり質問しました。チャットツールを使っていたのは僕が大半だと思います(笑)。

――そもそもなぜ今回はオンラインブートキャンプを受講したのでしょうか?

パソコンサークルに所属しているのですが、他のメンバーのプログラミングスキルがすごく高いからです。Railsを使える人や、Webアプリを作っている人が多くいたので、僕も何かやりたいと思っていました。そんな時にたまたま見つけて、Webプログラミングのスキルをつけるツールの1つとして受講してみました。

――今後プログラミングでやりたいことはありますか?

iPhoneで使えるようなWebアプリを作りたいです。顔の認識ができるライブラリがあって、iOSからいじることができるらしく、それを使って友達が面白いアプリを作っていたんです。OpenCV(オープンソースのコンピューター・ビジョン・ライブラリ)を使うと、もっと面白いことができそうなので、僕もそんな面白いアプリを作れたらと思います。

(インタビュアー:横内優子)