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デザイナー必見!クオリティの高いUIを作るために必要な7つの要素とは

Webサイトやモバイルアプリを作る上でUI/UXはとても重要です。この記事ではクオリティの高いUIを作るために必要な7つの要素を実際のサイトを事例にまとめています。ユーザーが使いやすいと思うデザインにするためにぜひ参考にしてみてください。

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本稿は、Webdesigner Depotのブログ記事を了解を得て日本語翻訳し掲載した記事になります。

本記事は、UX Phoenixのインテグレーションマネジャー、エンジニアであるSamella Garcia氏によって投稿されました。

 

ユーザーインターフェース(UI)のデザインは最近のホットな話題ですが、それには理由があります。デジタルエクスペリエンスが私たちの生活の大部分を占めるようになり、クオリティの高いユーザーエクスペリエンス(UX)の価値が今まで以上に高まっているのです。

モバイル技術、デジタル技術、 IoTの今後の目覚ましい成長を考慮すれば、UIのクオリティは現時点で重要であるだけではなく、将来的にはさらに重要になるでしょう。

 

Webサイトから、車内の液晶ディスプレイ、部屋のサーモスタットに至るまで、私たちの毎日は数多くのUIで溢れています。

ユーザーはデジタルディスプレイの体験を増やすにつれて、数年前よりも質の高い体験を期待するようになりました。そのため、企業にとって顧客への良いUXを慎重に検討することが不可欠です。

この記事では、クオリティの高いUIを作るために大事な7つの要素をご紹介します。

 

1. シンプルさ

優れたインターフェースは目立つものではありません。派手な装飾や不必要なデザイン要素から構成されてはいません。質の高いUIは、合理的でシンプルなデザイン要素から構成されているのです。

インターフェースをデザインするときには、機能やコンテンツを追加する前に、「ユーザーがタスクを実行するときに、本当に必要なものであるかどうか?」を考えてください。インターフェースの構成要素は、ユーザーにとって必要最小限なものにします。

自己満足のためだけに要素を加えるのではなく、UXのクオリティに意識を集中しましょう。

 

「シンプルさ」の原則を見事に実践している例が、MAAEMOのWebサイトです。MAAEMOはノルウェーのレストランで、Webサイトのトップページに最初に表示されるのは、予約のオプション(左上のBook a table)のみです。

すっきりとしたインターフェースにするために、その他のオプションは、右上のハンバーガーメニュー(三本線が平行に並んだボタン)に隠されているのです。

どこから予約したらいいかを探すために、複雑なナビゲーションによって無駄な時間を取られることもありません。

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2. 明瞭さ

明瞭さは、Webサイトやアプリにおいて最も重要なことの1つです。UIが存在する唯一の目的は、ユーザーとシステムのやり取りを促進することです。ユーザーはインターフェースの使い方がわからない場合、不満を感じて利用をやめるかもしれません。

明瞭さを高めるには、ボタン要素やアクションボタンに、わかりやすくて正確なラベルを付けます。また、メッセージング(データの通信)もシンプルにする必要があります。ラベル、ナビゲーション、コンテンツを読みやすいものにするほど、ユーザーにとって何をすべきか明らかになります。

 

また、最初の原則は「シンプルさ」であったことを思い出してください。長い説明でごちゃごちゃと散らかすのは避けましょう。ユーザーにとって読む価値のある説明でないとしたら、UXの邪魔になるだけです。2語の代わりに1語でも説明可能なら、そうする方が良いでしょう。

ラベルとメッセージを簡潔にすることによって、見やすいデザインにして、ユーザーの読む時間を短縮しましょう。

テキストを簡潔かつ正確なものにできれば、優れたUXを生み出す効果があります。努力を要するかもしれませんがその価値はあります。

 

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3. 一貫性

一貫性のあるインターフェースによって、UXを高める使用パターンを実現できます。

ユーザーが求めているのは、製品の使い方を一度理解したら、他の画面上でも同じように操作できるような体験です。

そのためにはインターフェース全体において言語、レイアウト、デザインを統一します。そうすることで、ユーザーが仕組みを理解するのを助け、ユーザーの効率性を向上し、UXを高める効果があります。

 

4. 親しみやすさ

UXデザインの目標の1つは、ユーザーにとって直感的なインターフェースを作ることです。UIが「直感的」であるとは、ユーザーにとって自然に理解できることを意味します。これを実現するには、設計において「親しみやすさ」を活用することが重要です。

UIは、ユーザーがその使い方をすでに理解していれば、親しみやすいと感じられます。ユーザーは何をするべきかを知っているため、使い方を考える必要がないのです。ユーザーにとってシステムのやり取りが容易になるように、「親しみやすさ」を活用したデザインにできる部分がないか検討しましょう。

 

例として、近年多くのアプリにハンバーガーメニュー(三本線が平行に並んだボタン)が使われています。ユーザーはこのアイコンを見ればそれがメニューであるとすぐにわかります。メニューを探してその使い方を考えるのに時間がかかることもありません。

例として、Born ShoesのWebサイトを見てみましょう。ユーザーにとって使いやすいサイトにするために、ユーザーにとって親しみやすいアイコンが、親しみやすい位置に配置されています。

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5. ビジュアルヒエラルキー(視覚的階層構造)

クオリティの高いUIを実現するためには重要でありながら忘れられがちなのが、重要度のメリハリをつけたインターフェースをデザインすることです。すべてが同じ重要度を持っているように見えるデザインは、情報の過負荷が起きているような印象になり、UXを損なうことになります。

サイズ、色、要素の配置のコントラストをはっきりと強調して、ユーザーが理解しやすいインターフェースをデザインしましょう。ビジュアルヒエラルキーを上手く設計できれば、複雑さを抑制し、ユーザーのタスク実行も分かりやすくなるでしょう。

 

例としてBudnitz BicyclesのWebサイトは、色のコントラストによって、ユーザーの視線を特定のセクションに集められるようなビジュアルヒエラルキーを生み出しています。

右上の青い購入ボタン(Shop)が目立っていることでユーザーを上手く誘導できるでしょう。

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6. 効率性

UIの目的は、ユーザーを目的地に導き、ユーザーの望むタスクを実行することです。クオリティの高いUIは、ユーザーが速く簡単にタスクを完了することを可能とします。言い換えると、稼働の効率性が高いのです。

インターフェースの効率性を向上させる最良の方法の1つは、タスク分析を行うことです。

タスク分析を実行するには、ユーザーの典型的な行動とタスクを予測して、それらをユーザーにとって最も速くて簡単になるようなプロセスでまとめます。必要な機能とユーザーが達成しようとする目標について、慎重に検討してください。

ただナビゲーションをリストで並べるだけではなくて、ユーザーが何をしたいと思うかを予測して、ユーザーの行動がより容易になるようなデザインを実現しましょう。

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7. レスポンシブネス

レスポンシブネス(タスクを効率的に処理する能力)を実現するには、いくつかの方法があります。

第一に、レスポンシブなインターフェースには速さが求められます。インターフェースとそれを支えるシステムが速く動作するように設計しましょう。たとえば、ユーザーはWebサイトの読み込みに時間がかかる場合には、すぐに不満を感じる傾向にあります。

 

実際、近年ではWebサイトの読み込みに3秒もかかれば、ユーザーはブラウザの「戻る」の矢印ボタンをクリックするので、徐々にユーザーを失うことになります。Kissmetricsの調べによると、Webサイトの読み込みに3秒以上かかる場合にはユーザーの約40%がサイトを離れ、時間がかかるにつれてより多くのユーザーが「戻る」の矢印ボタンを押すことが明らかになっています。

読み込みと動作のスピードが速いモバイルアプリとWebサイトが、UXを高めるのです。

 

また、レスポンシブなUIには、ユーザーへの応答(フィードバック)も求められます。ユーザーの操作が受理されたことや進捗状況を、ユーザーに知らせる必要があるのです。

たとえば、「ボタンが正常に押されました」とユーザーに表示したり、ページの読み込みが滞りなく進行していることを知らせるために進捗状況をプログレスバーで表示すると良いでしょう。

こうした応答を設計できれば、ユーザー体験の質を高め、エラーを減らすこともできます。

 

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