PHPのlistで一連の変数に代入する方法【初心者向け】現役エンジニアが解説

プログラミング初心者向けにPHPのlistで一連の変数に代入する方法について解説しています。PHPの開発作業を行う中で頻繁に利用する知識ではないですが、効率良く進められる便利な表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

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監修してくれたメンター

nakamoto

アジマッチ有限会社 代表取締役
対応業務:PHP(Laravel)、機械学習、Vue.js、LAMP・AWS、越境EC、スマホアプリ、Unity、Rails、スマートコントラクト、講師、執筆、CTO

PHPのlistを使って一連の変数に代入する方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

単一の操作で一連の変数に値を代入することができるので、効率よく作業ができるでしょう。

実務でも、listを利用することで配列の操作が可能になります。

複数の値を利用するときはlistを利用することで、変数だけのコードから、より効率的なコードを実装できるようになります。

目次

そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

大石ゆかり

田島メンター!関数の戻り値が1つではなく、たくさんの値が入っている配列だったのですが、スマートに受け取る方法はありませんか?

田島悠介

今回紹介するlist関数がいいね。配列の値を変数に順番に代入してくれるんだ。

大石ゆかり

配列の値の数の分だけ、変数を用意すれば順番に代入してくれるってことですか?

田島悠介

そうそう。では、さっそくlist関数の書き方を見てみよう!

 

listとは

listとは、配列の値を複数の変数に代入し直すことができる関数です。

listの書き方

listは以下のように記述します。

list(変数) = 配列

( )内に配列の値を代入したい変数を、配列の順番に合わせて入力します。

配列の要素の中から対応した値が変数に代入されます。

 

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実際に書いてみよう

それでは実際にlist関数を利用してみましょう。

サンプルコード

<?php
  $arr = array(1,10,100);
  list($int1, $int2, $int3) = $arr;
  echo $int3;

 

解説

<?phpでは、phpプログラムを開始することを意味します。

$arr = array(1,10,100);では、変数$arrに、array関数で生成した配列、1,10,100を代入しています。

list($int1, $int2, $int3) = $arr;では、list関数で、変数$int1, $int2, $int3に対して、配列$arrに入っている値を代入しています。

echo $int3;では、変数$int3だけを表示しています。

$int3には$arr[2]の位置にある、100が代入されているため、100が表示されます。

実行結果

 

数が合わない場合の例

配列の要素の数と、listで指定した要素の数が合わない場合の例です。

 

サンプルコード

<?php
  $arr = array(1,10,100);
  list($int1,$int2,$int3,$int4) = $arr;
  var_dump ($int1);
  echo "\n";
  var_dump ($int4);

解説

<?phpでは、phpプログラムを開始することを意味します。

$arr = array(1,10,100);では、変数$arrに、array関数で生成した配列、1,10,100を代入しています。

list($int1, $int2, $int3,$int4) = $arr;では、list関数で、変数$int1, $int2, $int3,$int4に対して、配列$arrに入っている値を代入しています。

var_dump ($int1);では、変数$int1の内容をデバッグ表示しています。

int(1)と表示されているので、整数の1が入っていることがわかります。

PHP言語でデバッグを行う方法 についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

echo “\n”;では、わかりやすいように改行しています。

var_dump ($int4);では、変数$int4の内容をデバッグ表示しています。

NULLと表示されるので何も入っていないことがわかります。

実行結果で、PHP Notice: Undefined offset: 3 in /home/cg/root/5638985/main.php on line 3と表示されているのは、3行目のlist($int1, $int2, $int3,$int4) = $arr;で、listで指定している4つの変数と、$arrに入っている3つの値が、4つと3つで整合性が取れていないことを意味します。

 

実行結果

 

部分だけ取得したい場合の例

配列の中から特定の部分だけを変数に代入する場合の例です。

代入を行いたい部分だけに変数を指定し、他の箇所は空欄にします。

サンプルコード

<?php
  $arr = array(1, 10, 100);
  list( , $int, ) = $arr;
  echo ($int);

 

解説

<?phpでは、phpプログラムを開始することを意味します。

$arr = array(1,10,100);では、変数$arrに、array関数で生成した配列、1,10,100を代入しています。

list( , $int, ) = $arr;では、配列$arrの中から$arr[1]の部分を$intに代入し、それを出力します。

echo ($int);では、$arr[1]の値、整数の”10″が$intの値となるためそれが画面に表示されます。

 

実行結果

 

キーが文字列の場合の例

配列のキーが0からなどの数値(数値添字)ではなく文字列で指定されている場合にはlistによる代入は適用されません。

 

サンプルコード

<?php
  $arr = array(
    "month" => 2,
    "year" => 2017,
  );
  list( $int1, $int2) = $arr;
  var_dump ($int1);
  var_dump ($int2);

 

解説

<?phpでは、phpプログラムを開始することを意味します。

$arr = array(では、変数$arrに、array関数を利用して配列データを代入します。

“month” => 2,では、配列にmonthという文字列をキー、2を値として指定します。

“year” => 2017,では、配列にyearという文字列をキー、2017を値として指定します。

);では、array関数を終了します。

list( $int1, $int2) = $arr;では、list関数を利用して、変数$int1とint2に対して、配列$arrの値を代入します。

しかし、キーが文字列で指定されている場合にはlistによる代入は適用されません。

そのため次のデバッグ処理ではどちらも値がないという意味の、NULLが表示されます。

var_dump ($int1);では、$int1をデバッグ表示しています。

var_dump ($int2);では、$int2をデバッグ表示しています。

 

実行結果

おわりに

以上、PHPのlistで一連の変数に代入する方法を紹介しました。

 

大石ゆかり

listで指定した左側の変数から順番に、配列の値が代入されていますね!

田島悠介

この例では単なる数値だけど、商品の名前を入力すると、値段やメーカー名や在庫数が返ってくるような関数の戻り値を受け取る時に使うような感じがいいね。

大石ゆかり

それはわかりやすいですねー。

この記事を監修してくれた方

中本賢吾(なかもとけんご)
アジマッチ有限会社 代表取締役社長

開発実績:PHPフレームワークによるフランチャイズ企業向け会員制SNS。Shopifyによる海外進出用大規模ネットショップ構築。Vue.jsによる金融機関向け内部アプリ。AWSやLinuxハウジングサーバーでの環境構築。人工知能を利用した画像判別システム。小売チェーン店舗用スマホアプリ。Wordpressによる不動産チェーン店向け賃貸・売買仲介システム。基幹システム移管用データコンバートシステム。小学生がUnityでオリジナルAndroidアプリをGooglePlayでリリース、NHK Whyプログラミング入賞、全国Programing Festival入賞、中学生がノーコードでSNS型PWAアプリリリースなど、ボランティアプログラミング教育活動行っている。

 

PHPを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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