職種別自己PRの書き方!企業が採用したい人材から逆算してみた

IT業界で転職したいと思っている方向けに職種別に自己PRの書き方を解説しています。営業職、エンジニア職ともにどんな内容で自己PRを書けば良いのか、サンプルを元に紹介。採用したいと思われる書き方やNGパターンの書き方をぜひ知っておきましょう。

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転職活動を始める場合、様々な事柄に対して、情報収集して準備を万全にしていくのは鉄則。

中でも「自己PRの書き方」を調べているのなら、次の転職先は「希望の企業」に、「より良い条件」で採用されたいと考えているのではないでしょうか。

自己PR欄は自分が企業にとって有益な人材であるというアピールができる重要なポイントです。

自分自身を知ってもらうというだけではなく、採用したい人材だと思われるためにはどんなことに気をつけるべきなのか、気になりますよね。

 

ここでは自己PRの効果的な書き方を職種別例文から解説してきます。

企業に伝わりにくいNGポイントも紹介していきますので、ぜひ最後まで確認してみてください。

なお、本記事は、TechAcademyキャリアの転職支援の実績をもとに執筆しています。

 

目次

 

書き方で別印象に!自己PRで必ずおさえるべきポイントとは

はじめに以下の2つの自己PRを見てみましょう。どちらもエンジニア職の自己PRです。

自己PR1

私は自ら課題を発見し、解決のために前向きに取り組むことができます。
そのために、業務時間外であっても勉強に取り組んで、日々新しい技術の取得に努めています。

 

自己PR2

課題解決に向けて自ら考え、前向きに行動することができます。
担当しているシステムについて、以前から処理時間がかかりすぎると感じており、
自分でなにかできることはないかと考えた経験があります。

その際、解決するためにはまずは知識が必要だと考え、
業務時間外にセミナーを受講しORACLE MASTERのSilverを3か月で取得しました。
結果、身についた知識を実業務に照らし合わせ、チームリーダーに問題提起し、
資格取得で得た知見を活かして分析・チューニングを実施、
結果3つのバッチ処理時間の大幅短縮を成功させることができました。

二つの自己PRでは、同じアピールポイントを伝えようとしていることに気がついたでしょうか。

伝えたい内容は課題解決と前向きな行動力ですね。

「自己PR1」は一見伝えたいアピールポイントを端的に且つ、明確に伝えられているようにみえます。

しかし、具体的な事例がなく、実際の人物像や能力、実績をイメージしづらいですよね。

また、同じアピールポイントで勝負しようと思っている他の応募者がいた場合、「どこが特徴か」といった差が見えづらい欠点があります。

 

一方、「自己PR2」では具体例を使ってアピールポイントを表現しているため、読み終えた後でエピソードの印象が残り、実際の人物像や働いてもらった際の成果がイメージしやすくなっています。

このように、自己PRでは印象に残る具体的なエピソードを交えながら記載することで、アピールポイントを効果的に伝え採用担当にどんな魅力があるかを伝えていくことが重要なポイントとなります。

 

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人事担当に採用したいと思われる職種別自己PR【例文解説】

企業は求人ごとに「求める人材/人物像」を設定しています。

自己PRでは企業の求める人物像にあった自分の強みを積極的にアピールすることがポイント。企業の求める人物像は、求人情報内に書かれていることも多いのでしっかりチェックしておきましょう。

加えて、「求める人材/人物像」には見るポイントが存在します。一言で言うとその人材を構成する人間性や能力といったものです。

ちょっとイメージがつきにくいと思いますので、職種別自己PR例文を通して、採用したいと思われる文章の書き方サンプルと解説をしてみます。

 

ビジネス職

以下は、ビジネス職でよく見かける「求める人材/人物像」とその人材に望む能力の一例です。

職種:営業職

求める人材/人物像:人と話すことが好きな人

企業が見ているポイント例

  • コミュニケーション能力:話を聞くことができ、適切な提案が可能な力
  • 協調性        :チームに貢献して来た姿勢
  • 信頼性        :環境に左右されない能力
  • 採用後の企業への影響力:成果がイメージできる実績

さて、一言で「人と話すことが好きな人」と書いてあっても、求める能力や性質は多岐に渡ります。

今回、見ているポイント例を出しましたが、これは『「人と話すことが好きな人」ならこんな力を持っているはずだ。』と企業が独自の目線でもつ要点です。

つまり、このポイントに当てはまるような自己PRをしっかり打ち出すことが重要となるわけです。

では、どんな自己PRを書けば良いでしょうか?サンプルを見てみましょう。

 

自己PRサンプル 〜派遣斡旋営業職〜

コミュニケーションを密に取り、関係値を構築していきながら信頼関係を築くことができます。
実務では日ごろから取引に関わる話以外でも担当や先方の社員とコミュニケーションを取り、
「ヒアリング」はもちろんですが、業務内外に関わらず相手を想った「発言」をすることで、信頼関係を築く努力を行っています。

そのため、お客様からは可能性レベルでも相談いただくことが多く、事前に把握した情報をもって、
迅速に提案することができております。
結果として、自社から1名のみ参画していたプロジェクトで、20名まで拡大した経験があります。

 

今回の自己PRでは「人と話すことが好きな人」であり、加えてこんな能力と実績を持っている、といった内容を書いています。

この文章は、コミュニケーション能力があり、顧客以外にもアプローチできる実績から信頼性を感じ、その力が発揮されることで採用後の企業への影響力が十分あり、企業に利益を与えることできるとアピールしていますね。

さて、上記を読まれた方で協調性が抜けてない?と考えになった方もおられるのでは?

実は見ているポイントは全て網羅しなくても大丈夫なんです。

それは、なぜか。

 

長所があれもこれも書かれていると信ぴょう性が薄まり、結果として何ができるか、何を大事にしていたかが読み取りにくくなってしまいます。そのため、簡潔でわかりやすいストーリーとともに、組み込める部分を2〜3個取り入れていれば、読み手に明確に能力がアピールできるのです。

あくまで一例ですが、このように自己PRは自分の価値の中で重きを置いている内容と相手が求めるポイントを齟齬なく伝えることが重要です。

 

IT系技術職(エンジニア・デザイナー)

次にIT系技術職(エンジニア・デザイナー)でよく見かける「求める人材」にマッチする自己PR例文です。

職種:プログラマー

求める人材/人物像:モノづくりが好きな人

企業が見ているポイント例

  • 好奇心        :新しいことに積極的に取り組めるか
  • 向上心        :成長する意欲はあるか
  • 創造力        :新しい発想を生み出し、形にできるか
  • 継続力        :継続した行動は可能か
  • 採用後の企業への影響力:成果がイメージできる実績

今回はエンジニアに絞って求める人材/人物像にマッチするような例文を見てみましょう!

あくまで一例ですが、より良い条件での転職をするためにどんなアピールが必要か参考にしてみてください。

 

自己PRサンプル 〜エンジニア〜

趣味は新しい言語を使ってアプリケーションを自作することです。
開発の言語/環境はめまぐるしく変わっていると感じています。
そんな中で、実際の物作りに活かせる新しい技術を取得していくことは自身の技術の幅を広げるだけでなく、
知らなかったこと、できなかったことに挑戦できる成長のきっかけであると考えています。
そのため、モノを作ること・新しい技術取得に常にアンテナをはり、どんな状況でも対応できるエンジニアを目指しています。

現在取り組んでいるのはスケジュール管理システムです。言語ごとの特性を意識し、
より軽く、柔軟なシステムを目指して構築しています。
また、過去にも2年間で2つのシステムを作成・完成させ、定期的な更新やリプレイスをしていくなど、
過去に学んだ技術も復習・改善するようにしています。

そういった趣味の領域で身につけた知識を個人で止めるだけでなく、実務で活かすよう心がけております。
また、業務では上流から一貫して携わることが多く、仕様の策定、設計・製造・テストまでを通して経験できること、
新しい技術に挑戦できることに魅力を感じており、得た知識をさらに業務に活かすことも楽しみのひとつです。

エンジニア・デザイナー職を目指す人の中には「モノづくりが好きな人」は少なくありません。

「学生時代に◯◯を作成したことがあります」という自己PRを作成する人もいますが、過去の成果だけでは企業に与える利益のイメージがしづらくなります。

継続的に企業に利益を与えられるというアピールが有利です。

この自己PRでは、モノづくりが好きであることを軸に、好奇心をもって新しいことに挑戦し、向上心と継続力をもって具体的なアウトプットを出し続け、それを仕事に活かす姿勢は採用後の企業への影響力があり「常に高い技術力を発揮できる」という企業への利益をアピールしています。

 

今回、2つのサンプルを紹介しました。

いずれも

  • 企業が求める人物像
  • 必要とされる能力/性質

を念頭に

  • 自分の伝えたいこと
  • 具体的な事例

をしっかりと記載しています。

結果として企業の採用担当に有益な人材だ!と感じさせることができたなら、より良い条件で転職する第一歩としては成功と言えるでしょう。

 

自己PRを書く上でのNGパターンとは

自分自身の強みと企業の求める人材とがマッチする自己PRはイメージできたでしょうか。

アピールポイントと伝えたいエピソードが決まったら下書きをはじめていきましょう。

ちょっとした書き方の違いで印象がガラリと変わる自己PR、書き方を間違えると採用担当者に伝わらない「NGパターン」に陥ってしまうこともあります。

下書きを終えたらNGパターンに陥っていないかどうか、以下の5つのチェックポイント用いて確認してみましょう!

 

NGポイント

  • エピソードが抽象的で具体的なエピソードがない
  • アピールポイントを複数設定していて言いたいことが伝わらない
  • スキルや経歴ばかりを詰め込みすぎている
  • 長所・短所に矛盾がある
  • 企業にとっての採用するメリットが読み取れない

自己PRでは自分のいいところをすべてアピールしたいと考えてしまいがちですが、企業の求める人物像を考え、自分は求める人物像にマッチしていることをアピールしていきましょう。

ポイントをおさえて、採用したいと思われる自己PRを作成していきたいですね!

 

まとめ

自己PRの書き方と気をつけるべきポイントは参考になりましたか?

企業が求める要素をしっかり捉えて、正確にアピールすることで「希望の企業」に、「より良い条件」で転職ができるでしょう。

併せて、現在「アピールするポイントがよくわからない」「長所がぼやけてしまっている」などこれまでにキャリアに自信がない、もっとアピールできるポイントをつけたいという場合は学習や自己啓発などを通して、仕事+αの付加価値を打ち出すと、より魅力的な自己PRをつくることも可能です。

今の自分のどんなところが企業の求める要素に合致するか見極めながら、ぜひ良い自己PRを完成させてくださいね。

 

また、IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。

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