【明快に解説】いまさら人に聞けない!人工知能(AI)とは

テレビなどでも話題になっている人工知能(AI)。人工知能とは何なのか、詳しく解説しています。普段使っているものの中でどういったシーンで人工知能が使われているのか、どんな活用方法があるのかイメージできるでしょう。今後AIについて学習したい人は必見です。

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近年、TVなどのメディアで「AI」という言葉をよく耳にします。

しかし、実際AIがどんなもので私たちの生活にどのような利益をもたらしているのか、またAI産業が発展することで社会がどのように変化するのか?ということについては、「わからない」という人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は人工知能/AIについてわかりやすく解説していきます。

 

なお本記事は、TechAcademyのAIオンライン講座の内容をもとにしています。

 

人工知能(AI)とは何なのか?

人工知能(AI)とはプログラム(ソフトウェア)の一種であり自律し、自ら学習し、思考するもので、世界中で盛んに研究されています。

AIの研究の種類としては、『人間の知能のような高度な知能を機械に持たせよう』というものと『人間が知能を使ってする動作を機械にさせよう』というものがあります。

例えば将棋のプロがAIと戦って負けた、というのは前者の研究の成果ですし、AppleのSiriなどは後者の研究の成果です。

 

日常で見られるAI

次に私たちの周りではどのようなところでAIが使用されているのかご紹介します。

近年私たちが使用している機会はそのほとんどがAIを搭載しており非常に便利なものとなっています。

 

Googleの検索エンジン

googleの検索はみなさん日常的に使用されていますよね。

実はそれもAIなんです。

検索エンジンは、世界中でユーザーたちが検索した情報を学習していくことである検索ワード同士のの関連性を学んでいきます。

私たちが検索した時に出てくる関連キーワードは実はAIが学習した事をもとに表示しているものなんです。

 

ファッションアプリなどのオススメ

ファションアプリなどではオススメが表示されますよね?

それのも実はAIが使用されているんです。

ユーザーへの質問をもとにAIが思考してオススメを表示するものや、ユーザーの購入したものからオススメを表示するものなどがあります。

 

LINEのAIアカウント『りんな』

今ではメールの代用としても使用されているLINEですが、そのLINEの公式AIアカウント『りんな』が話題になりました。

このAIアカウントはユーザーたちとの会話によって学習していくというもので、何かを送信すると自分で思考し返信してくれます。

自然言語処理と呼ばれる技術を使っていますが、りんなはより女子高生っぽい返答をするのが特徴的ですね。

 

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AIの歴史

AIは近年突然研究が盛んになったわけではなく、以外にも数十年前から世界中の科学者の中で人気の研究でした。

AIの歴史とはどのようなものか見ていきましょう。

 

1950〜1960 第一次ブーム

この頃にイギリス人の研究者アランチューリングによって世界で初めて人工知能の概念が提唱されました。

また、アメリカ人研究者ジョンマッカーシーが初めて人工知能(AI)という言葉を使ったのもこの頃です。

しかし、この時は人工知能の処理能力に関する反対意見から10年でブームが終わってしまいました。

 

1980〜1990 第二次ブーム

この頃AI研究のブームが再び訪れます。

この頃の研究者たちの注目点としては、AIに医療に関する知識やルールを記憶されることで専門家たちと同じ様な選択を行える様にする。ということでした。

しかしこの場合は膨大なデータを記憶させなければならないため現実的ではなく、またその他の一般的な事柄などもインプットしなければならず使い物にならないのでブームは終わります。

 

2000〜 第三次ブーム

第三次ブームは通信機器の発達と普及、通信技術の向上によって起こりました。

高性能コンピュータの普及や通信機器の普及などにより、これまでは集められなかった大量のデータ『ビックデータ』の収集が可能になったことにも起因しています。

また、現在ではこれまで人間によって与えられていたデータをAI自身が見つけ出せる『ディープラーニング』というシステムの確立もブームが起こった要因です。

 

これからAIの進化によって実現できること

人工知能は現在ものすごい速度で進化し続けていて、数年後にはもう私たちの生活は大きく変化しているかもしれません。

これからAIはどのような事を実現していくのでしょうか。

 

人間と会話できるロボット

現在も人間のように会話するようなAIは開発されつつありますが、まだ完全ではないのが現状です。

今後は完全に人間と同等の思考力を持ち、会話できるAIが開発され、一人暮らしの方の喋り相手になったり、高齢者の方の介護の貢献できるでしょう。

そうなればロボットに恋をする時代が来るのでしょうか。

 

車などの乗り物の完全自動操縦

現在も、自動車の自動運転は導入されつつありますがあまり普及しきれていないのが現状です。

人間の場合はどんなに気をつけていても事故を起こす可能性は0ではありません。

しかし、もし完全に人間に近い思考のできるAIが完成すれば全ての乗り物を自動操縦化し、お互いの位置を把握し合う事で事故率をほぼ完全に0に近づけることができるでしょう。

 

AIの種類をレベル別に解説

AIはその知能レベルや性能によりレベル分けがされていますのでそれぞれについて解説していきます。

 

レベル1

単純な制御プログラムです。

インプットに対して決められたアウトプットを行います。

命令されたことをただただ実行することしかできません。

霧ヶ峰などのエアコンは自動で温度調整をしてくれますがそれがこのレベル1です。

 

レベル2

知識を使用したAI。

人間によって記憶させられた知識をルールをもとに動作を行うAIです。

このレベルは自分で判断し、実行する機能を持ちますが自ら学習することはできません。

ファッションサイトのオススメ表示機能などがこれにあたります。

 

レベル3

自動的に学習するAI。

このレベルのAIはある一定の情報や知識の中からパターンやルールを学習する『機械学習』と自ら情報を見つけ出し思考する『ディープラーニング』が可能になります。

例えばブランコをこぐ方法を知らないロボットをブランコの上にのせると様々な動きを試していき最も効率のいい漕ぎ方を学習していく、というレベルです。

ただし学習、思考する上で判断軸が必要です。

日常的なものとしてはGoogleの検索エンジンやLINEのAIアカウントなどです。

 

レベル4

このレベルになると判断軸という物事に対する思考基盤を自ら作り出してしまいます。

人間によってルールや判断材料を与えられなくても、自らで考え出せるためこのAIが開発されることを『シンギュラリティ(技術特異点)』といいます。

つまりAIの知能が人間の知能を超える点であるということです。

これは2045年には起こるであろうとされていて、一部の科学者からはシンギュラリティを懸念する声も上がっています。

最近の研究で、AI同士に話をさせていて、ある時から人間の言語ではない独自の言語で話始めたためAIを停止した。

というものがありますが、シンギュラリティの前兆なのかもしれません。

 

人工知能に関するオススメ書籍

人工知能に関する初心者用書籍を紹介しておきます。

図解入門 最新人工知能がよ~くわかる本

この書籍は『よくわかるシリーズ』の本なので、その名の通りわかりやすく図解で解説されているので人工知能についてほとんど知らないという方にも最適であると思います。

 

マンガでわかる人工知能

この書籍は漫画で描かれているため、非常に読みやすく気軽に読み進められます。

 

人工知能は人間を超えるかディープラーニングの先にあるもの

こちらは人工知能のシンギュラリティについて書かれており、人工知能について詳しい人もそうでない人も面白く、読めます。

 

また、オンラインのプログラミングスクールTechAcademyではPythonを使って機械学習の基礎を学ぶAIオンライン講座を開催しています。

初心者向けの書籍を使って人工知能(AI)や機械学習について学ぶことができます。

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独学に限界を感じている方はぜひご覧ください。