JavaでStringクラス・splitメソッドを使う方法【初心者向け】
初心者向けにJavaでStringクラス、splitメソッドを使う方法について解説しています。これによって文字列を分割することが可能です。実際にソースコードを書きながら説明しているので、使い方を覚えていきましょう。
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この記事では、Javaの文字列を分割するsplitメソッドの使い方を解説します。
実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。
なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。

今回は、Javaに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Stringクラス、splitメソッドの使い方について詳しく説明していくね!

お願いします!
Stringクラス、splitメソッドとは
Stringクラス、splitメソッドは、ある文字列を指定した区切り文字列で分割するメソッドです。
スペースやカンマで区切られた文字列を分割したり、複数行の文字列を1行ずつに分割したりするのに用います。
splitメソッドの書き方
以下のように、引数に区切り文字列を指定します。戻り値は文字列の配列です。
String original = "a,b,c"; String [] splitted = s.split(",");
区切り文字列が含まれていない場合、戻り値は長さ1の配列で、配列の最初の要素が元の文字列です。
実際に書いてみよう
ソースコード
public class SplitDemo { public static void main(String[] args) { String original = "alpha bravo charlie"; for(String splitted: original.split(" ")){ System.out.println(splitted); } System.out.println("---"); original = "delta123echo456foxtrot"; for(String splitted: original.split("\\d+")){ System.out.println(splitted); } } }
実行結果
alpha bravo charlie --- delta echo foxtrot
解説
一つ目の例では文字列として”alpha bravo charlie”を与えます。
スペース1個” “を区切り文字列とし、alpha, bravo, charlieという3つの文字列に分割できました。
二つ目の例では文字列として”delta123echo456foxtrot”を与えます。正規表現”\\d+”を区切り文字列とします。これは「1個以上の数字」を意味します。
delta, echo, foxtrotという3つの文字列に分割できました。
入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

分かりました。ありがとうございます!
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