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Laravelでredirect(リダイレクト)させる方法【初心者向け】

初心者向けにLaravelでredirectさせる方法について解説しています。リダイレクトさせるべき場合とフレームワークでのリダイレクトの使い方を覚えましょう。実際にソースコードを書いて説明しています。

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Laravelでredirect(リダイレクト)させる方法について解説します。

どのようなシーンで使われる処理なのかも含めて使い方を理解しておきましょう。

 

そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、Laravelに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Laravelでredirectさせる方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

リダイレクトとは

簡単に言うとURL転送です。リクエストされたURLとは別のURLに直ちに再リクエストさせます。

Webアプリケーションでは次のようなシーンで使われます。

  • ユーザー登録に成功したら、homeページにリダイレクト
  • 未認証ユーザーが要認証ページにアクセスしようとしたら、ログインページにリダイレクト
  • 認証に成功したら、アクセスしようとしていたページまたはhomeページにリダイレクト
  • 認証済ユーザーがログインページにアクセスしようとしたら、homeページにリダイレクト
  • フォーム処理でバリデーションエラーが発生したら、フォームのページにリダイレクト
  • リソースの作成/更新/削除が成功したら、リソースの一覧ページにリダイレクト
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多くの場合、ユーザーにはただのページ遷移に見えますが、普通のページ表示と異なる点は、一旦レスポンスが返るためブラウザからのリクエストが2回になることです。

リダイレクトの動作原理は次のようなものです。

  • Webサーバーがリダイレクトという特別なレスポンスを返す
  • ブラウザはそのレスポンスを受信すると直ちに移動先のURLにリクエストする

リダイレクトのレスポンスには以下のような情報が含まれ、ブラウザはその情報をもとにリダイレクトと判断します。

– 300番台のHTTPステータスコード(302, 303, …)
– Locationヘッダで示される移動先のURL

 

Laravelのリダイレクトの書き方

アクションから、RedirectResponseのインスタンスを生成して返します。
RedirectResponseのインスタンスを生成するには様々な方法があります。

// redirect関数にパスを指定する方法
return redirect($to = null, $status = 302, $headers = [], $secure = null);

// redirect関数で取得したリダイレクタインスタンスにパスを指定する方法
return redirect()->to($path, $status = 302, $headers = [], $secure = null);

// redirect関数で取得したリダイレクタインスタンスにルートを指定する方法
return redirect()->route($route, $parameters = [], $status = 302, $headers = []);

// redirect関数で取得したリダイレクタインスタンスにアクションを指定する方法
return redirect()->action($action, $parameters = [], $status = 302, $headers = []);

// redirect関数で取得したリダイレクタインスタンスに外部ドメインを指定する方法
return redirect()->away($path, $status = 302, $headers = []);

// コントローラを使用せずにリダイレクトするルートを定義する方法
Route::redirect($uri, $destination, $status = 301);

 

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実際にLaravelでリダイレクトさせてみよう

Composerのcreate-projectコマンドでLaravelのプロジェクトを作成すると、welcomeビューを表示するルートが定義されています。

routes/web.php

Route::get('/', function () {
    return view('welcome');
});

次のような新しいルートを追加して、上記の ‘/’ にリダイレクトさせてみましょう。

Route::get('/test-redirect', function () {
    // redirect関数にパスを指定する方法
    return redirect('/');
});

ブラウザで ‘/test-redirect’ というパスにアクセスすると、 ‘/’ にリダイレクトされwelcomeページが表示されることを確認できます。

この記事を監修してくれた方

杉本 隆也(すぎもとたかや)
フリーランスのアプリケーションエンジニア。

WebアプリやiOSアプリの受託開発をしながら、
TechAcademyではPHP/Laravelコースを担当しています。

開発実績: マッチングサービス、カスタマーサービス、決済ツール、SNSアプリ、音遊びアプリなど。
趣味: 二胡(を始めたい)

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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