実際に書いてみる!Javaのthisの使い方【初心者向け】

初心者向けにJavaのthisの使い方について解説しています。これは予約語のひとつでそのクラスのオブジェクト自身を表すものです。どのような場面で必要になるのか、実際にソースコードを書いて説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営する教育×テクノロジーのWebメディアです。初心者でもすぐ勉強できる記事が2,000以上あります。

Javaのthisの使い方について解説します。

実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

thisの使い方について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

thisとは

thisは予約語で、そのクラスのオブジェクト自身を表します。

クラスのフィールド変数の名前と、メソッドのローカル変数の名前が同じ場合に、対象を特定するために利用することが多いです。

例えば下記のように、クラス変数と、ローカル変数の両方でanimalという名前の変数が定義されており、それぞれ別の値が格納されていたとします。

System.out.printlnを使って変数animalの値を出力すると、結果は”ねこ”になります。クラス変数より、ローカル変数のほうが優先される為です。

public class Sample {

  //Sampleクラスの変数
  String animal = "うさぎ";

  public static void main(String[] args) {

    //ローカル変数
    String animal = "ねこ";

    // "ねこ"が出力される
    System.out.println(animal);
  }
}

 

thisの使い方

クラス変数のほうのanimalにアクセスしたい場合、this.変数名と書くことで、「このクラスの変数である」というを指定します。

 

[PR] Javaで挫折しない学習方法を動画で公開中

実際に書いてみよう

クラス変数とローカル変数の2つで同じ名前を使って定義します。

結果がわかりやすいように、別の値を格納しておきます。

出力処理の中で、animalとthis.animalの値を出力します。

ソースコード

public class Sample {

  //Sampleクラス変数
  String animal = "うさぎ";

  public void printAnimal() {

    //ローカル変数
    String animal = "ねこ";
    System.out.println("ローカル変数animal:" + animal);
    System.out.println("クラス変数animal:" + this.animal);

  }
}

実行クラスではSampleクラスのインスタンスに対し、printAnimal( ) メソッドを実行します。

public static void main(String[] args) {

  Sample s = new Sample();
  s.printAnimal();

}

実行結果

ローカル変数animal:ねこ
クラス変数animal:うさぎ

となります。

 

監修してくれたメンター

長屋雅美

独立系SIerで7年勤務後、現在はフリーのエンジニアとして自宅をオフィスとして活動しています。
JavaやC♯、shellscriptを用いた開発を主に担当し、TechAcademyではJavaコースを担当しています。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

また、オンラインのプログラミングスクールTechAcademyでは、Java講座を開催しています。

JavaやServletの技術を使ってWebアプリケーションの開発を学ぶことができます。

現役エンジニアがパーソナルメンターとして受講生に1人ずつつき、マンツーマンのメンタリングで学習をサポートし、最短4週間で習得することが可能です。

また、現役エンジニアから学べる無料のプログラミング体験会も実施しているので、ぜひ参加してみてください。