RubyでFizzBuzz問題を解く方法【初心者向け】

RubyでFizzBuzz問題を解く方法について解説します。

 
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

FizzBuzz問題とは

FizzBuzz問題とは、プログラムのコーディング能力を計るために考案されたテストの一つです。

1以上100以下の整数を順に画面に出力します。

ただし、3の倍数の場合には”Fizz”、5の倍数の場合には”Buzz”、3かつ5の倍数の場合には”FizzBuzz”を、数字のかわりに画面に出力します。

 

FizzBuzz問題の解答例

1 2 Fizz 4 Buzz Fizz 7 8 Fizz Buzz 11 Fizz 13 14 FizzBuzz (以降略)

1,2はそのまま出力します。

3は3の倍数なので、”Fizz”とします。

4はそのまま出力します。

5は5の倍数なので、”Buzz”とします。

6は3の倍数なので、”Fizz”とします。
(途中略)

15は3かつ5の倍数なので、”FizzBuzz”とします。

 

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実際に書いてみよう

サンプルコード

(1..100).each{|n|
  if n % 15 == 0
    print "FizzBuzz "
  elsif n % 3 == 0
    print "Fizz "
  elsif n % 5 == 0
    print "Buzz "
  else
    printf("%d ", n)
  end
}

 

実行結果

1 2 Fizz 4 Buzz Fizz 7 8 Fizz Buzz 11 Fizz 13 14 FizzBuzz 16 17 Fizz 19 Buzz Fizz 22 23 Fizz Buzz 26 Fizz 28 29 FizzBuzz 31 32 Fizz 34 Buzz Fizz 37 38 Fizz Buzz 41 Fizz 43 44 FizzBuzz 46 47 Fizz 49 Buzz Fizz 52 53 Fizz Buzz 56 Fizz 58 59 FizzBuzz 61 62 Fizz 64 Buzz Fizz 67 68 Fizz Buzz 71 Fizz 73 74 FizzBuzz 76 77 Fizz 79 Buzz Fizz 82 83 Fizz Buzz 86 Fizz 88 89 FizzBuzz 91 92 Fizz 94 Buzz Fizz 97 98 Fizz Buzz

 

解説

1以上100以下の整数配列を生成し、each文でループしました。
ループ内部で倍数か判定しました。

15の倍数の場合”FizzBuzz”、3の倍数の場合”Fizz”、5の倍数の場合”Buzz”を表示しました。
いずれにもあてはまらない場合は、元の数字を表示しました。

 

監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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