Rubyの文字コードを指定・確認する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyの文字コードについて解説します。

 
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

Rubyの文字コードのルール

今回は文字コードについて紹介していきたいと思います。文字コードとはコンピューター上で文字列を表現するために用いられるものです。

 

具体的には…

US-ASCII 

Shift_JIS

UTF-8

などなどいろいろとあります。

RubyにおいてはUTF-8がデフォルトとして用いられています。(ただし、Ruby2.0以降)

 

Rubyの文字コードを指定する方法

Rubyにおいては基本的に文字コードは、デフォルトでUTF-8です。(ただし、Ruby2.0以降)

従って、utf-8でしたら指定する必要は特にありません。しかし、別の文字コードを指定することは可能です。

Rubyにおいて文字コードを指定するにはマジックコメントと言ってファイルに書き込みます。

 

以下のように書けば文字コードはutf-8となります。

 

# encoding: utf-8
s = "さがみおおやま"
puts s
#=> さがみおおやま

 

 

以下のように書けば 文字コードはShift_JISとなります。

 

# encoding: Shift_JIS
s = "さがみおおやま"
puts s
#=> さがみおおやま

 

結果は同じですので、次にその文字コードを確認する方法をみてみましょう。

 

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Rubyの文字コードを確認する方法

では、Rubyの文字コードを確認する方法をみていきましょう。Rubyにおいて文字コードを確認するには、encodingメソッドを使います。

以下をみてください!!

 

# encoding: utf-8
s = "さがみおおやま"
puts s.encoding
#=>  #<Encoding:UTF-8>

 

文字コードはUTF-8であると出力されますね。

マジックコメントをShift_JISへ変えてみてみましょう!!

 

# encoding: Shift_JIS
s = "さがみおおやま"
puts s.encoding
#=> #<Encoding:Shift_JIS>

 

こちら、Shift-JSとなっていますね。このように、encodingメソッドで文字コードを確認することができます。

 

筆者プロフィール

学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。

会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを

独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。

現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。

(筆者: 町田　耕)

 

 

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