Rubyの破壊的メソッドについて現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにRubyの破壊的メソッドについて解説しています。Rubyには破壊的メソッドという、レシーバーのオブジェクトに変更を加えるものがあります。非破壊的メソッドとの違いと処理について実際の例で確認しましょう。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営する教育×テクノロジーのWebメディアです。初心者でもすぐ勉強できる記事が2,000以上あります。

Rubyの破壊的メソッドについて解説します。

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

 

 

田島悠介

今回は、Rubyに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

破壊的メソッドについて詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

Rubyの破壊的メソッドとは(注意点など)

Rubyの破壊的メソッドとはオブジェクトであるレシーバ自身の値を変更してしまうメソッドです。

よって、以後オブジェクトの値が変更されてしまい、当初設定したオブジェクトの値は破壊されてしまうこととなるので注意が必要です。

 

Rubyの非破壊的メソッドとは

非破壊的メソッドとは上記の破壊的メソッドとは違いオブジェクトであるレシーバ自身の値を変更してしまうことはありません。

よって、当初設定したオブジェクトの値はそのまま保持されることとなります。

 

[PR] Rubyのプログラミングで挫折しない学習方法を動画で公開中

実際に書いてみよう

それでは実際に書いてみましょう。以下のコードを書いて実行してみましょう。

 

train = "vse"
p train.upcase!
p train
#=>

VSE

VSE

 

こちら破壊的メソッドupcase!で実行しましたのでレシーバであるtrainの値 vse をも大文字へと変更してしまいます。

よって、p train と実行すると当初設定したvseではなくVSEへ大文字へと変更されてしまっています。

では次に非破壊的メソッドupcaseで実行してみましょう。

 

train = "vse"
p train.upcase
p train
#=>

VSE

vse

 

こちらは非破壊的メソッドupcaseをで実行しましたので、p train.upcaseでは大文字で実行されますが、p trainとレシーバを実行すると当初設定した小文字のままになっていますね。

このように、破壊的メソッドではレシーバ自身の値を変更してしまい、非破壊的メソッドではレシーバ自身の値までは変更しないということまでがわかりました。

ではobject_idメソッドでオブジェクトが変更なっているかどうかを確認してみましょう。

 

train = "vse"
train1 = train.upcase!
p train.object_id
p train1.object_id
#=>

70300704768920

70300704768920

 

trainもtrain1も同じオブジェクトと認識しています。

破壊的メソッドで参照するオブジェクトは変わらないまま値が変更になっていることに注目してください。

では非破壊的メソッドではどうでしょうか。

 

train = "vse"
train1 = train.upcase!
p train.object_id
p train1.object_id
#=>

70329838356060

70329838356040

 

trainもtrain1も違うオブジェクトとして認識しています。つまり破壊的メソッドと違い参照するオブジェクトが違っていますね。

以上の検証から破壊的メソッドと非破壊的メソッドの違いを説明しました。

 

筆者プロフィール

町田 耕

学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。

会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。

現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

TechAcademyでは初心者でも最短4週間でエンジニアになれるRuby on Railsオンラインブートキャンプを開催しています。

現役エンジニアがパーソナルメンターとして受講生に1人ずつつき、マンツーマンのメンタリングで学習をサポートし、最短4週間でオリジナルWebサービスを開発することが可能です。

また、現役エンジニアから学べる無料のプログラミング体験会も実施しているので、ぜひ参加してみてください。