Photoshopで手ぶれ写真を補正する方法【初心者向け】

Photoshop(フォトショップ)を使って「手ぶれした写真を補正する方法」を解説した記事です。Photoshopを使えば、画像がブレた方向を修正して補正が可能です。また、Photoshop CCを使えば自動補正を使うこともできます。

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せっかく撮影した写真が手ぶれしたという経験はないでしょうか。そんな手ブレ写真もPhotoshopで簡単に補正することができます。

今回は初心者向けに、Photoshopで手振れを補正する方法をご紹介します。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインPhotoshop講座のカリキュラムをもとに執筆しています。

 

大石ゆかり

田島メンター!!旅行先で写真を撮ったんですが、今見たら画像がすごくブレてしまっていて……なんとかなりませんか~?

田島悠介

そういうときは、Photoshopのフィルター機能を使うのがいいかな。

大石ゆかり

フィルター機能のどれを使ったらいいんでしょう?

田島悠介

スマートシャープでブレの方向を指定してもいいし、今は専用の機能もあるよ。実際にやってみよう。

 

目次

本記事は下記の流れでご紹介します。

 

手ぶれ画像の原因と補正方法

そもそも手ぶれ画像はカメラが被写体の光を取り込んでいる最中に手が移動し、移動中の光が重なって起きる現象です。

これを補正するには、手の移動によりぼけた方向に対し、ぼけを取り除く処理を行う必要があります。

この操作はPhotoshopで簡単に行えます。

 

 

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Photoshopで補正する方法

Photoshopでは、Photoshop CCとそれ以前のバージョンで若干やり方が異なるのでそれぞれの方法を紹介します。

 

 

PhotoshopのCCより前のバージョンの場合

※ここでは便宜的にCC版を使って説明しますが、C2版(2005年)以降で操作方法は同じです

 

まずは画像を読み込んで、画像のぼけている方向を判断してます。

伸びて広がって見える方向がぼけの方向ですので、画像の中の被写体がどの方向(縦・横・斜めなど)に伸びているかを確認してください。

手ぶれ写真

 

次に「フィルタ」メニューのシャープ/スマートシャープと選んでください。

フィルター

 

スマートシャープの調整画面が表示されるので、先ほど判断したぼけている方向(角度)やぼけの量、ぼけの半径等を入力しててからOKをクリックします。

スマートシャープ

写真によって異なりますが、量は100~200くらいの値(200%)、半径はぼけている長さの半分で5~20くらいの値(10.0ピクセル)、ノイズの低減は10~30くらいの値(20%)、除外は、ぼかし(移動)とし、角度を入れます。

 

するとこのように補正されました。

補正完了

 

また、ぼけの方向が判定できない場合には、除去で「ぼかし(ガウス)」を選択します。その場合、量、半径の値はぼかし(移動)と同じ数字ですと補正が強すぎるので、量、半径ともぼかし(移動)の半分くらい(量100%、半径5ピクセルくらい)にします。

するとこのように補正されます。

ぼかしガウス

 

 

PhotoshopのCCの場合

続いて、Photoshop CCの場合の補正方法を紹介します。

 

画像を読み込んだら、「フィルタ」メニューのシャープ/ぶれ軽減と選びます。

ぶれの軽減

 

するとこのような調整画面が表示されます。補正は自動で行われるので、OKをクリックするだけです。以前のバージョンでは自分で確認していた補正の調整を自動で行ってくれます。

ぶれ軽減詳細

 

補正が完了するとこのようになりました。

補正完了2

 

Photoshop CCを使えばより手間がかからず、仕上がりは美しくなりました。

ただし、自動補正で調整量が判定できなかったり、自動補正が誤ったりする場合もあるので、その場合はぶれ軽減機能で自動補正のパラメータを調整してください。

 

田島悠介

どちらの方法でもプレビューを見ながら操作できるので、画面を見ながらより自然な状態になるように調整してみよう。

大石ゆかり

ぶれの軽減という、そのものズバリの機能もあったんですね。

田島悠介

実際にこれらの方法を使って、どれぐらいブレがなくなるか見てみようか。

 

ぶれ軽減の自動補正をした例

最後に、他の写真を使って自動補正をしてみたので、例として紹介します。

 

自転車写真(補正前)

自転車

 

自転車写真(補正後)

自転車2

 

花火写真(補正前)

花火

 

花火写真(補正後)

花火2

 

いずれもぶれの量が多く完全に補正するのが難しいですが、ある程度は補正の効果が出ていますね。

ぜひ自分でも使ってみてください。

 

田島悠介

写真の補正はうまくいったかな?

大石ゆかり

全くなくなるというわけではないんですね。それでもずいぶんよくなりました!

田島悠介

ぶれの軽減機能は画像の大きさ次第では結構動作が重くなるので、万が一のためにファイルを保存しておいてから使うといいよ。

大石ゆかり

なるほど、分かりました!

 

また、写真をもっと加工したいという場合は、Photoshopで写真を切り抜く方法の記事もご覧ください。

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