Rubyのloadの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyのloadの使い方について解説します。

 
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

 

loadとは

Rubyにおいてファイルを読み込む手段としてloadがあります。

ファイルを読み込む手段としてはrequireの方が使用頻度としては多いですが、loadも同じように対象ファイルを読み込むことができます。

 

requireとloadの違い

requireもloadも対象ファイルを相対パスで読み込めるというのは変わりませんが、違いもあります。

reqiureは対象ファイルの読み込みは1回だけであり2回以上読み込むことはできません。定義したクラスをファイルで読み込む時や、ライブラリーを読み込む時などは1度読み込めば問題ないのでrequireを使います。

 

一方、loadは対象ファイルを何回でも読み込むことができるので、まとまったソースコードを読み込む時などはloadを使います。但し、loadの場合はパスの指定の時に.rbという拡張子の省略はできません。

※requireの場合は.rbという拡張子の省略はできます。

 

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実際に書いてみよう

それでは実際に書いてみましょう。

まず、requireの場合はファイルの読み込みは1回だけであり、loadの場合は何回でも読み込むことができることを確認します。

irb上で確認します。test.rbファイルを読み込んでみます。

irb(main):001:0> require './test'
=> true
irb(main):002:0> require './test'
=> false

2回目はfalseと出ました。reqiureが1回しか読み込めないということを表しています。

同じようにloadでもやってみましょう!!

irb(main):001:0> require './test.rb'
=> true
irb(main):002:0> require './test.rb'
=> true

2回ともtrueと出ていますね。loadは何回でも読み込めるということです。

注意が必要なのはrequireの場合は、読み込むファイルに.rbの拡張子がなくても大丈夫でしたが、loadの場合は.rbの拡張子がないと読み込んでくれませんので、ここは.rbまできちんと書きましょう。

 

筆者プロフィール

町田　耕 学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを 独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。

 

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