Rubyでハッシュのキーを存在確認する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyでハッシュのキーを存在確認する方法について解説します。

 
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

ハッシュのキーを存在確認する方法

ハッシュのキーを確認するメソッドとしてhas_key?メソッドがあります。key?メソッドはhas_key?メソッドと同じでエイリアスです。

その他 include?メソッド、member?メソッドも同じメソッドとなります。has_key?メソッドはtrue falseを返します。

参考までに、ハッシュの値を確認するメソッドとしては、has_value?メソッド、value?メソッドがあります。

 

実際に書いてみよう

それでは実際に書いてみましょう!!

 

planet = { Mercury: 'emerald',　Venus: 'diamond', Jupiter: 'Yellow sapphire' }
p planet.has_key?(:Mercury)
p planet.key?(:Mercury)
p planet.include?(:Mercury)
p planet.member?(:Mercury)
#=>
true
true
true
true

 

メソッドの機能としては全部同じです。Mercuryというキーが存在しますので、trueが返ってますね。

 

p planet.has_key?(:Mars)
p planet.key?(:Mars)
p planet.include?(:Mars)
p planet.member?(:Mars)
#=>
false
false
false
false

 

こちらはfalseが返ってます。Marsというキーは存在しないということです。

ちなみに、値の存在を確認する方法は以下のようになります。

 

planet = { Mercury: 'emerald',　Venus: 'diamond', Jupiter: 'Yellow sapphire' }
p planet.has_value?('diamond')
p planet.value?('diamond')
#=>
true
true

p planet.has_value?('pearl')
p planet.value?('pearl')
#=>
false
false

 

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筆者プロフィール

町田　耕 学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。

 

 

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