Pythonで多重ループから脱出する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonで多重ループから脱出する方法について解説しています。ループ文を抜けるためにはbreakを使うのが一般的ですが、多重ループを抜ける命令文は無く、工夫して抜ける必要があります。今回はフラグ変数を使って多重ループから抜けてみます。

TechAcademyマガジンは受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。

Pythonで多重ループから脱出する方法について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

多重ループから脱出する方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

多重ループとは

Pythonではfor文やwhile文により、ループ(繰り返し)処理を記述できます。ループ処理は入れ子にでき、多重ループと呼びます。

多重ループから脱出する方法

ループ処理から脱出するにはbreak文を使います。ただしbreak文はもっとも内側のループだけ脱出します。多重ループを脱出する直接の方法はありません。

方法は複数ありえますが、この記事では可読性の高いとおもわれる、フラグ変数を用いた方法を紹介します。

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実際に書いてみよう

サンプルコード

# この方法では内側のループだけ脱出する
for i in range(3):
  for j in range(3):
    print(i, j)
    if i == 1 and j == 1:
      break

# 外側のループも脱出するため、フラグ変数を用いる
break_loop = False
for i in range(3):
  for j in range(3):
    print(i, j)
    if i == 1 and j == 1:
      break_loop = True
      break
  if break_loop:
    break

 

実行結果

0 0
0 1
0 2
1 0
1 1
2 0
2 1
2 2

0 0
0 1
0 2
1 0
1 1

 

解説

変数iとjをインクリメントし、i=1、j=1の時にbreakする条件としました。1番目のパターンでは、break文はもっとも内側のループ処理だけから脱出しました。

そのため、i=2の状態から外側のループが継続しました。2番目のパターンでは、i=1、j=1の時にフラグをセットし、breakするようにしました。

フラグを評価した結果、外側のループもbreakしました。

監修してくれたメンター

橋本紘希

システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。

開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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