JavaScriptで現在のURLを取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptで現在のURLを取得する方法について解説しています。JavaScriptで現在アクセスしているページのURLやホスト情報、クッキーなどを取得することが出来ます。PHPと連帯してアクセスランキングにも使うことが出来ます。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元：GMOリサーチ株式会社 調査期間：2021年8月12日～8月16日 調査対象：2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18～80歳の男女1,000名 調査手法：インターネット調査
JavaScriptで現在のURLを取得する方法について解説します。実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaSriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
現在のURLを取得する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
現在のURLを取得する方法
URLとはWebサイトのインターネット上のアクセス方法を示す文字列です。例えば以下のような文字列になります (※実際には存在しないURLなのでご注意ください)。
https://techacademy.jp/magazine/wp-content/uploads/2017/07/index.html2_-620×437-e1499391542321.png
URLはいくつかの要素に分解されます。例えば上記の場合は以下のとおりです。
- プロトコル：通信手段です。「https」が該当します。現在はほとんどのWebサイトが https を使用しています。
- ホスト名：WebサイトがあるWebサーバー名です。「www.example.com」が該当します。
- ファイル名：ブラウザに表示されるWebサイトのファイル名です。「index.html」が該当します。Webサーバーの仕組みによっては、実在するファイルではなくWebサーバーのプログラムで動的に生成した情報を表示している場合もあります。
URLについてはさらに多くの要素が含まれます。詳しくは以下の記事を参考にしてください
JavaScriptで現在のURLを取得するには location インタフェースを使用します。以下は location インタフェースからURL全体を取得する記述例です。
location.href
location インタフェースについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
実際に書いてみよう
今回は location インタフェースから様々なURL情報を取得してみます。実行はブラウザのコンソールから行います。ブラウザはChromeを使用しました。
はじめに任意のWebサイトを開き、デベロッパーツールのコンソールを開きます。今回はtechacademyのトップページを例にご説明します。
コンソールを開いたら以下のように入力しましょう。
location.href
実行結果は以下のようになります。
次にホスト名のみを表示してみましょう。
location.hostname
実行結果は以下のようになります。
実際にWebページ内のJavaScriptで location インタフェースを使用する場合は以下のように記述します。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8"/>
<title>sample</title>
</head>
<body>
<button onclick="func1()">現在のURL情報を表示</button>
<script language="javascript" type="text/javascript">
function func1() {
console.log("href:", location.href);
console.log("protocol:", location.protocol);
console.log("host:", location.host);
console.log("hostname:", location.hostname);
console.log("port:", location.port);
console.log("pathname:", location.pathname);
}
</script>
</body>
</html>
実行結果は以下のようになります(実行結果は環境により異なります)。
筆者プロフィール
| この記事を監修してくれた方
太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
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