PHPのpreg_grepメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPのpreg_grepメソッドの使い方について解説します。

 

そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

PHPのpreg_grepメソッドとは

PHPのpreg_grepとは、正規表現という文法を利用して、指定したパターンに適合する要素を返す処理です。

返すというのは、なにか処理を行ったあとで、別の値が送られてきたり、戻ってきたりする処理を意味します。

 

preg_grepメソッドの使い方

基本文法

preg_grep ( string $pattern , array $input [, int $flags = 0 ] )

 

解説

preg_grepと最初に記載することで、preg_grep関数を利用可能です。string $patternという引数に、具体的に抜き出す対象を指定します。

array $inputは、対象となる配列を意味します。[, int $flags = 0 ]では、PREG_GREP_INVERTと指定することで、正規表現に当てはまらない要素を返します。

 

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実際に書いてみよう

配列を利用した処理

サンプルコード

<?php
$array = ['テックアカデミーで未経験から転職',
          'プログラミングとデザインをウケ放題で学習',
          '現役メンターが対応するテックアカデミー',
          'オンラインプログラミングレッスン',];
$techacademy = preg_grep('!テックアカデミー!',$array);
var_dump($techacademy);
?>

 

解説

1行目の<?phpでPHPのプログラムの開始を意味しています。

2行目では、配列arrayに対して、’テックアカデミーで未経験から転職’,’プログラミングとデザインをウケ放題で学習’,’現役メンターが対応するテックアカデミー’,’オンラインプログラミングレッスン’という値を格納しています。

3行目ではtechacademyという変数にpreg_grep処理の結果を代入しています。具体的にどのような処理かと言うと、preg_grep(‘!テックアカデミー!’,$array);で指定しているように、配列arrayの内容から、テックアカデミーという文字列を含む値を返す処理です。

4行目のvar_dump($techacademy);では、実際に返された内容をvar_dumpという処理を利用して表示しています。

5行目ではPHPプログラムが終了したことを意味します。

 

表示結果

array(2) {
 [0]=>
 string(48) "テックアカデミーで未経験から転職"
 [2]=>
 string(57) "現役メンターが対応するテックアカデミー"
}

 

今回は、PHPのpreg_grepメソッドの使い方について解説しました。

 

筆者プロフィール

中本賢吾（なかもとけんご） アジマッチ有限会社　代表取締役社長 開発実績：PHPフレームワークを利用した会員制SNS・ネットショップ構築、AWSや専用サーバー下でLinuxを使用したセキュアな環境構築、人工知能を利用したシステム開発、店舗検索スマホアプリ開発など。 地域の職業プログラマー育成活動では、小学生がオリジナルAndroidアプリをGooglePlayでリリース、NHK Whyプログラミング入賞、全国Programing Festival入賞。ゲームで遊ぶより作ろうぜ！を合言葉に、小学生でも起業できる技術力を育成可能で有ることを証明し続けている。

 

 

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