JavaScriptの実行が遅くなる原因を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaScriptの実行が遅くなる原因について現役エンジニアが解説しています。JavaScripの繰り返し文(ループ)の中でDOMを生成したり取得するのを繰り返していたり、bodyタグ終了直前に読み込んでいなかったりすると遅くなります。

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JavaScriptの実行が遅くなる原因について解説します。実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。

また、入門向けのJavaSriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。

 

なお本記事は、オンラインブートキャンプ フロントエンドコース(JavaScript・jQuery講座)の内容をもとにしています。

 

田島悠介

今回は、JavaScriptに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

JavaScriptの実行が遅くなる原因についてについて詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

JavaScriptの実行が遅いときに考えられる原因

JavaScriptの実行が遅い場合、以下の点を確認してみましょう。

 

JavaScriptのコードは極力外部ファイルに記述する

HTMLファイル内にJavaScriptコードを記述するのではなく、外部ファイルに記述することでブラウザのキャッシュ機能により2回目以降のWebページの読み込みが早くなります。

 

JavaScriptファイルの読込は </body>タグの直前で行う

<head>ブロック内でJavaScriptファイルを読み込むと、<body>ブロック内に記述されたファイルの読み込みが後回しになり、結果として、Webページを表示する際のレスポンスが低下します。

JavaScriptファイルの読み込みは</body>タグの直前で行うようにしましょう。

 

処理ロジックの見直し

ループ内で毎回DOM要素を生成するような処理を行ったり、無駄に変数宣言を行ったりするとその分処理速度が低下します。

処理ロジックを見直し、無駄なDOMオブジェクトや変数の生成を避けるようにしましょう。

 

実際に書いてみよう

今回のサンプルプログラムでは、無駄なDOMオブジェクトの生成が処理速度に及ぼす影響を確認します。実行時間はコンソールに出力されます。ブラウザが Chrome であればデベロッパーツールから確認できます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8" />
  <title>sample</title>
</head>
<body>
  <button onclick="func1()">処理開始1</button><br>
  <button onclick="func2()">処理開始2</button><br>
  <div id="output1">0</div>
  <div id="output2">0</div>
  <script language="javascript" type="text/javascript">
  var max_count = 1000000;

  function func1() {
    console.log("処理開始");
    var s_time = new Date();
    for (var i = 1; i <= max_count; i++) {
      var elem = document.getElementById("output1");
      elem.innerHTML = parseInt(elem.innerHTML) + i;
    }
    var e_time = new Date();
    var diff = e_time.getTime() - s_time.getTime();
    console.log("処理終了:経過時間(ミリ秒):", diff);
  }

  function func2() {
    console.log("処理開始");
    var s_time = new Date();
    var count = 0;
    for (var i = 1; i <= max_count; i++) {
      count += i;
    }
    var elem = document.getElementById("output2");
    elem.innerHTML = count;
    var e_time = new Date();
    var diff = e_time.getTime() - s_time.getTime();
    console.log("処理終了:経過時間(ミリ秒):", diff);
  }
</script>
</body>
</html>

実行結果は以下のようになります。最終的に表示される結果は結果は変わりませんが、実行時間が大きく異なるのが確認できます。

 

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筆者プロフィール

太田和樹(おおたかずき)

ITベンチャー企業のPM兼エンジニア

普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。

開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント

地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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