Pythonの配列の形状変換をするNumPyのreshapeの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonの配列の形状変換をするNumPyのreshapeの使い方について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

reshapeとは

reshapeは数値計算モジュールのnumpyで利用できる関数です。
配列の中身を変更せずに、配列の形状(行数、列数)を変更します。

 

基本的な書き方/使い方

以下のように、配列オブジェクト(numpy.array)に対して、reshape関数を呼び出します。
引数のタプルで、行数と列数を指定します。
詳細は公式のマニュアルを参照してください。

 

a = numpy.array([0,1,2,3])
b = a.reshape((row, column)) # row:行数、column:列数

 

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実際に書いてみよう

サンプルコード

import numpy

a = numpy.arange(6)
print(a)

b = a.reshape((3, 2))
print(b)

 

実行結果

[0 1 2 3 4 5]
[[0 1]
[2 3]
[4 5]]
 

解説

1行目でnumpyモジュールをインポートしました。
3行目でnumpy.arangeにより、長さ6の配列を初期化しました。
6行目でreshapeにより、配列の形状を変更しました。変更後の形状に3行2列を指定しました。
(注)reshapeは元の配列aを変更しません。

 

監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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