PythonでDLLを呼び出す方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonでDLLを呼び出す方法について現役エンジニアが解説しています。DLLはWindowsにおける共有ライブラリになります。PythonからWindowsのDLLを使うにはctypes.WinDLL関数を使用します。サンプルではウィンドウを表示させています。

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PythonでDLLを呼び出す方法について解説します。

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのPythonオンライン講座の内容をもとにしています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

PythonでDLLを呼び出す方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

DLL(ダイナミックリンクライブラリ)とは

DLL(Dynamic Link Library、ダイナミックリンクライブラリ)とは、Windowsにおける共有ライブラリの仕組みです。

DLLは複数のプログラムで同時かつ共通に使用できるコードとデータを含みます。もしDLLがないと、複数のプログラムで都度似たような機能(例えば、ファイルの読み書き、ネットワークでの送受信など)を実装しなければいけません。

DLLを使うことで、共通の機能をDLLにまとめ、複数のプログラムで使い回せます。バグの修正や機能追加でコードを変更したい場合にも、DLLを更新し入れ替えるだけで済みます。

 

外部関数ライブラリctypesとは

ctypesはPythonのための外部関数ライブラリです。

ctypesを用いることで、共有ライブラリ(Windowsでは*.dll、Linuxでは*.so)の関数を呼び出せます。既存のプログラムが別言語(例えばC、C++)で作成されていて、Pythonからそれらを利用したい場合に便利です。

詳細は公式のリファレンスを参照してください。
 

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DLLを呼び出す方法

以下のように、ctypes.WinDLL関数で、引数で指定したDLLを読み込みます。
DLL読み込み後の利用方法は、DLLや関数ごとに異なるため、公開されているリファレンス(API)を参照します。

 

dll = ctypes.WinDLL(name)

 

実際に書いてみよう

サンプルコード

import ctypes

user32 = ctypes.WinDLL("user32")
user32.MessageBoxW.argtypes = (ctypes.c_void_p, ctypes.c_wchar_p, ctypes.c_wchar_p, ctypes.c_uint32)
user32.MessageBoxW(None, 'test', 'title', 0)

 

実行結果

以下のようなウィンドウが表示されました。
 
PythonでWindowsのDLLを呼び出す方法。

 

解説

1行目でctypesモジュールをインポートしました。
3行目でuser32.dllを読み込みました。
4,5行目でMessageBoxW関数を呼び出しました。4行目で関数呼び出し前に、引数の型を設定しています。
 

監修してくれたメンター

橋本紘希

システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。

開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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