Javaのカプセル化について現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaのカプセル化について解説しています。カプセル化とはどういうものか、カプセル化を行うことでどういったメリットがあるかについて実例を見ながら学習していきましょう。

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Javaのカプセル化について解説します。実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

カプセル化について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

カプセル化の例

例えば以下のような実装をカプセル化といいます。

public class Student {

  //学生番号
  private int id;

  //名前
  private String name;

  //コンストラクタ
  Student(int id, String name){

    //クラスフィールドに値を設定
    this.id = id;
    this.name = name;

  }

  public void inform(){

    System.out.println("学生番号:" + id + " 名前:" + name);

  }

}

public class Sample {

  public static void main(String[] args) {

    //Studentクラスのインスタンスを作成する
    Student s1 = new Student(53,"山田太郎");

    //inform()メソッドの呼び出し
    s1.inform();

  }
}

実行結果は

学生番号:53 名前:山田太郎

となります。

Studentクラスはid(学生番号)とname(名前)をクラスフィールドとして保持しています。

Studentクラスの利用者であるSampleクラスは、インスタンス化を行う時にid(学生番号)とname(名前)を設定すれば、inform()メソッドを使って「学生番号:○○ 名前:○○」という文字列をコンソール出力することができます。

inform()メソッドの内部では

System.out.println("学生番号:" + id + " 名前:" + name);

というクラスフィールドのidとnameと文字列である”学生番号:”、” 名前:”を文字列連結したものを、System.out.printlnメソッドで出力する、という処理になっています。

 

カプセル化とは

カプセル化とはデータと実装を隠蔽することを言います。利用者側のクラスではinform()メソッドを呼べば「学生番号:○○ 名前:○○」という出力ができるということがわかっていれば、inform()メソッドの内部がどうなっているかを意識せずに使うことができます。

サンプルのinform()メソッドのように、他クラスから利用できるメソッドにはpublic修飾子をつけます。

つまりクラスの利用者はpublicにされたメソッドの使い方が分かっていれば、内部処理を意識せず使うことができるというのが、カプセル化されたクラスです。

 

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カプセル化の意義(メリット)

内部処理を知らずともそのクラスを利用することができるため、プログラムの拡張が用意になります。また、機能をAPIとしてクラス単位で提供することができるため、プログラムの構造が整理されます。

 

監修してくれたメンター

長屋雅美

独立系SIerで7年勤務後、現在はフリーのエンジニアとして自宅をオフィスとして活動しています。
JavaやC♯、shellscriptを用いた開発を主に担当し、TechAcademyではJavaコースを担当しています。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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