Javaの定数宣言とfinalについて現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaの定数宣言とfinalについて解説しています。finalは変数の値を変更できなくする修飾子です。finalを使う場面の例と書き方や、定数修飾子constについても学びましょう。

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Javaの定数宣言とfinalについて解説します。実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。

 

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

定数宣言とfinalについて詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

finalとは

finalは修飾子のひとつで、変数に対して宣言すると、その変数に一度しか値を代入できなくなります。そのため、値を変えられてたくない定数を定義する際に利用されることが多いです。

 

Javaの定数宣言の書き方

例えば円周率は3.1415…という決まった値があり、変化することはありません。そのためfinalを付けて

final double pai = 3.14;

のように定義します。final変数に二回以上値を代入しようとするとコンパイルエラーとなります。

final double pai = 3.14;
pai = 5.1;  //コンパイルエラー

finalクラス

final修飾子はclassにも定義することができます。そのように定義したfinalクラスはそのクラスを継承することができなくなります。

 

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定数修飾子constとは

constはJavaにおいて「予約語」と呼ばれるものです。constはCやC++でサポートされていますが、Javaにおいてはfinal修飾子が同等の機能を果たします。finalをつけて定義した変数には一度しか値を代入することが出来ません。

予約語と修飾子は異なります。予約語はコーディングに使用することができない言葉です。例えばconstを変数名として使用しようとするとコンパイルエラーとなります。

int const = 2;  //コンパイルエラー

constは予約語であるため、修飾子として使うことで値の再代入を不可とするといったことはできません。先程の円周率の定数を下記のように書きかえるとコンパイルエラーとなります。

const double pai = 3.14; //コンパイルエラー

constが存在している理由はJava 1.0の開発時にさかのぼります。開発者はconstを修飾子として使わないことにしましたが、当時はまだ将来的にconstが必要になるのではないかという懸念がありました。

そのため予約語に位置付けることで、コーディングに使用されることを防ぐことにしました。2019年現在までconstが必要になったことはなく、今もまだ予約語として残っています。

また、同じような存在の言葉にgotoがあります。goto文はCやC++に存在する構文で、gotoに続けて次の処理を特定するラベル名を記述することで、ラベルで定義した箇所に処理を飛ばすことができますが、プログラムの構造が煩雑になるとして使用時には注意が必要とされています。

開発時、Javaではラベル先の処理へ遷移するといった機能は持たせないこととなりましたがconstと同じように将来の万が一の使用に備え予約語としてある言葉です。

 

監修してくれたメンター

長屋雅美

独立系SIerで7年勤務後、現在はフリーのエンジニアとして自宅をオフィスとして活動しています。
JavaやC♯、shellscriptを用いた開発を主に担当し、TechAcademyではJavaコースを担当しています。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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