Javaのビルドについて現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaのビルドについて解説しています。これはJavaで実際にアプリケーションを開発していく際に必要な知識になります。ビルドの手順とそれぞれの作業の意味、コンパイルとの違いなどについて学習しましょう。

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Javaのビルドについて解説します。実際にプログラムを書いて説明しているので、ぜひ理解しておきましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのJava講座の内容をもとに作成しています。

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Javaのビルドについて詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

Javaのビルドとは

コンピュータソフトウェアの世界で、一般的にビルドとはソースコードをスタンドアロン状態でコンピュータ上で実行できる状態にすることを指します。

スタンドアロン状態とは、そのソフトウェアが他のリソースに依存することなく単独状態で実行できる状態のことです。

そのためビルドとは必要な資源を全てひとまとめにすることも含まれます。
Javaのビルドでは下記のようなプロセスが含まれます。

  1. ソースコードの生成
  2. ソースコードのコンパイル
  3. テストコードのコンパイル
  4. テストの実行(Unit tests等)
  5. jar、war、ear等へのパッケージング
  6. Checkstyle、Findbugs、PMD、test coverage等のヘルスチェックツールの実行

1のソースコードの生成は、何らかのツールを用いてJavaソースを生成を行う場合、ビルドプロセスの中に組み込むことができます。

2のソースコードのコンパイルは、JavaのコードをJVMが実行できる形式であるclassファイルに変換することです。classファイルはJVMが解釈できる形式の0と1からなるバイト形式で構成されています。

3のテストコードのコンパイルはテスト用のコードを含めていた場合に、通常のコードと同様にコンパイルされ実行されます。

5のパッケージングは全てのソースコードをまとめ、配布可能な形式にするプロセスです。

6は上記のようなツールを利用している場合はビルドの過程に含めることができます。

Checkstyleはソースコードがコーディング規約に即しているかを判定するツールでインデント、変数名、スペース等をチェックすることができます。

Findbugsはコンパイル済みのJavaバイトコードを検査し、コーディングエラーを特定するツールです。

PMDもFindbugsと同様にバグの要因となりそうなコードをチェックしますが、PMDはコンパイル前のソースコードを解析します。

 

コンパイルとビルドの違い

上記のように、コンパイルはソースコードをclassファイルに変換することで、ビルドの中のプロセスの一つです。

 

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Javaのビルドのためのツール

Javaのビルドツールは複数存在しますが、代表的なものはApache Mavenです。Mavenではpom.xmlというXML形式のファイルにビルドの内容を記述します。

Mavenの大きな特徴として、pom.xmlに記述した必要ファイルを「Mavenリポジトリ」からダウンロードすることができます。MavenリポジトリはMavenで利用可能なライブラリがを管理されている場所です。

必要なライブラリのバージョン指定も可能な為、資源管理を容易に行うことができます。

 

監修してくれたメンター

長屋雅美

独立系SIerで7年勤務後、現在はフリーのエンジニアとして自宅をオフィスとして活動しています。
JavaやC♯、shellscriptを用いた開発を主に担当し、TechAcademyではJavaコースを担当しています。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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