Unityで作成したゲームをAndroidアプリ向けにビルドする方法【初心者向け】
Unityで作成したゲームを【Androidアプリ向けにビルドする方法】を初心者向けに解説した記事です。Google Playで公開するには、ビルドをしてAPKファイルを事前に作成する必要があります。
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Unityで作成したゲームはAndroidアプリやiPhoneアプリとして公開することができます。ただし、登録する前にスマートフォン向けにビルドする必要があります。
そこで今回は、Androidアプリ向けにビルドする方法をご紹介します。
なお、本記事はTechAcademyのUnity入門オンライン講座の内容をもとにしています。

今回は、APKファイルの作成手順を学習していこう。

田島メンター!!APKファイルというのは何ですか〜?

APKファイルはAndroidアプリに使われる形式で、これによってアプリケーションを端末にインストールすることができるんだ。

なるほど、アプリをストアで公開するときに必要になるってことですね。よろしくお願いします!
Android SDKのダウンロードとインストール
まずはビルドする前の事前準備です。
Androidデベロッパー SDKページにアクセスして、Android SDKをダウンロードします。ダウンロードは無料です。
ダウンロードできたら解凍しましょう。
続けて、インストールを行ってください。
インストールの方法は、Androidアプリの開発環境の記事も参考にしてください。

Android SDKのroot folderというのが後で必要になってくるので確認しておこう。Android Studioを起動して、「Configure」→「Project Defaults」→「Project Structure」で「Android SDK location」という欄を見ると表示されているよ。

ビルドするときは、保存先にここを選択すればいいんですね。

そうだね。また、Macではあらかじめ「ライブラリ」にアクセスできるようにしておかないといけない場合もあるから注意しよう。
Android向けにビルドを行う
続いてUnity上からビルドを行います。
まず「File」にある「Build Settings」をクリックしてください。
ここで「Add Current」をクリックしてビルドするゲームを選びます。
また、「Android」を選択してください。
ここで「Player Settings」をクリックすると細かい設定ができるようになります。
上部にある「Company Name」と「Product Name」を入力します。
また「Icon」をクリックすると、アプリのアイコン画像も設定できます。
アイコン画像はAsettsからドラッグ&ドロップで設定可能です。
全ての設定が完了したら、「Build」のボタンをクリックしてください。
するどビルドが始まり、APKファイルの保存場所を求められますので、設定します。ここでは、Android SDKをインストールしたフォルダを指定するようにしましょう。
これでAPKファイルが保存されていれば成功です。
あとはAndroidアプリのリリース手順に従って設定しましょう。
今回の記事は以上です。
ぜひ試してみてください!

APKの保存先に先ほどのroot folderを選択しよう。

他にエラーが出る条件として何がありますか?

Player Settingsで適切な名前が設定されていないなどがあるね。これもバージョンによって細かい仕様が異なってくるので、公式マニュアルで最新のルールを確認しておこう。

手順自体はシンプルですが準備が必要そうですね。頑張ってみます!
iPhoneアプリもリリースしたい場合は、UnityでiPhoneアプリ(iOS)向けにビルドする方法の記事も合わせてご覧ください。
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