Pythonのclassとは？使い方の基本を現役エンジニアが徹底解説【初心者向け】

Pythonのclassとは？基本について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

classとは

classとは、Pythonでクラスを定義する際のキーワード(予約語)です。

クラスはオブジェクト指向プログラミングの核となる概念です。
クラスではオブジェクトを作成する際のデータやメソッドを定義します。

どんな時に使う?

Pythonではclassキーワードを使って、独自のクラスを定義できます。

作成したいプログラムに適したデータ構造を作ったり、既存のクラスを継承して機能追加したりする場合に用います。

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classの基本

以下のようにクラスの定義、インスタンスの作成、メソッドの呼び出しを行います。
必要に応じて、インスタンスを複数作成できます。

class MyClass:
  def method(self):
    # 処理

# MyClassのインスタンスを作成する
x = MyClass()

# MyClassのmethodメソッドを呼び出す
x.method()

# 別のインスタンスを作成する
y = MyClass()

 

実際に書いてみよう

サンプルコード

class Point:
  def __init__(self, x, y):
    self._x = x
    self._y = y
    
  def output(self):
    print('Point(%d, %d)' % (self._x, self._y))
    
p1 = Point(1, 2)
p2 = Point(3, 4)
p1.output()
p2.output()

 

実行結果

Point(1, 2)
Point(3, 4)

解説

独自クラスのPointを定義しました。

__init__はコンストラクタという初期化のための特別なメソッドです。ここでは引数をインスタンス変数に代入しました。
インスタンス変数を表示する、outputメソッドを定義しました。
インスタンスp1, p2を作成し、それぞれでoutputメソッドを呼び出しました。

 

監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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