Rubyの名前空間(namespace)について現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにRubyの名前空間(namespace)について現役エンジニアが解説しています。名前空間は、メソッド名や変数名などが衝突しないようにするための機能のことです。名前の衝突(同名での定義)を防ぐために、モジュール(module)やクラス(class)を使います。

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Rubyの名前空間(namespace)について解説します。

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

田島悠介

今回は、Rubyに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Rubyの名前空間(namespace)について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

名前空間とは

名前空間とは、メソッド名や変数名などが衝突しないようにするための機能のことです。例を使いながら簡単に説明します。

以下のコードを実行するとどうなるでしょうか?

 

def foo
  puts "foo 1st"
end
def foo
  puts "foo 2nd"
end
foo

 

実際に実行した結果がこちらになります。Rubyでは同じメソッドが多重に定義された場合、エラーにはならずにどちらかのみが有効なメソッドとして動作します。

 

$ ruby namespace.rb
foo 2nd

 

このような名前の衝突(同名での定義)を防ぐために、モジュール(module)やクラス(class)を使うことで名前空間を分けることができます。モジュールとクラスの主な違いは以下の通りです。

  • モジュールはインスタンス化ができない(固定値やメソッドのみを持つ)
  • クラスはインスタンス化ができる(Humanクラスならnameやageなど固有の値をインスタンスで保持できる)

他にも細かい違いはありますが、ここでは省略しますので気になる方はぜひ調べてみてください。

実際に書いてみよう

モジュールで名前空間を分けてみましょう。

モジュールの定義はmodule ModuleName ~ endで行います。外部からモジュール内のメソッドを実行したい場合にはself付きで定義するか、module_functionで定義する必要があります。

モジュール内のメソッドを実行するには、モジュール名の後に :: を付けることでメソッドにアクセスできます。

module FirstModule
  def self.foo
    puts "foo 1st"
  end
end
module SecondModule
  def foo
    puts "foo 2nd"
   end
  module_function :foo
end
FirstModule::foo
SecondModule::foo

 

上記のコードを実行してみましょう。

同じfooという名前のメソッドですが、moduleで名前空間をわけることで、どちらかが上書きされるようなことなく実行できているのが分かりますね。

 

$ ruby namespace.rb
foo 1st
foo 2nd

 

モジュールには他にもMix-inという機能があり、複数クラスで共通的な処理をまとめたりもできるため、一度調べてみると良いでしょう。

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筆者プロフィール

メンター稲員さん

フリーランスエンジニア。
大手SEからフリーランスのWeb系エンジニアにジョブチェンジ。

経験言語:Ruby、Rails、Python、C/C++、Java、Perl、HTML/CSS3、JavaScript、CoffeeScript,Node.js。

おうち大好きマンです。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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