Pythonのスライスを使って文字列を切り出す方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonのスライスを使って文字列を切り出す方法について現役エンジニアが解説しています。スライスとは、Pythonのシーケンス(配列)の一部分を取り出す操作のことです。指定した範囲内で文字列をスライスする方法や逆順などを実際にプログラムしてみましょう。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事が4,000以上あります。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。

Pythonのスライスを使って文字列を切り出す方法について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Pythonのスライスを使って文字列を切り出す方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

スライスとは

スライスとは、Pythonのシーケンスの一部分を取り出す操作のことです。シーケンスとは他のプログラム言語で言う配列と同等のもので、Pythonの場合はリストやタプル、文字列などがあります。

この記事ではスライスを使って文字列を切り出す方法をご紹介します。まずはじめに例で使用する文字列を変数に定義します。以降はこのval変数を使って操作を確認していきます。

val = "いろはにほへと散りぬるを"

 

最初の文字を切り出す

スライスの書き方は以下のとおりです。開始位置、終了位置、増分は省略できます。省略した場合の書き方は以降でご説明します。

シーケンス[開始位置: 終了位置: 増分]

それでは早速はじめましょう。まずは「最初の文字を切り出す」方法です。以下のように指定します。開始位置は0からはじまります。終了と増分は省略しています。

val[0]

実行結果は以下のとおりです。

'い'

 

[PR] Pythonで挫折しない学習方法を動画で公開中

最後の文字を切り出す

開始位置、終了位置、増分にはマイナスを指定できます。マイナスを指定すると最後の文字からカウントします。最後の文字を切り出すには以下のように指定します。

val[-1]

実行結果は以下のとおりです。

'を'

 

特定の範囲の文字列を切り出す

それでは応用編をいくつか確認していきましょう。

 

文字列を位置0から2の範囲で切り出す

開始位置は省略可能です。終了位置の文字は含まないことに注意してください。

val[:3]

実行結果は以下のとおりです。

'いろは'

 

文字列を位置3から6の範囲で切り出す

val[3:7]

実行結果は以下のとおりです。

'にほへと'

 

文字列を3から6の範囲で2文字おきに切り出す

増分を指定することで実現できます。

val[3:7:2]

実行結果は以下のとおりです。

'にへ'

 

文字列を最後から逆順に切り出す

増分に「-1」を指定することで、逆順に切り出すことができます。開始位置と終了位置は省略可能です。

val[::-1]

実行結果は以下のとおりです。

'をるぬり散とへほにはろい'

 

開始位置と終了位置、増分の関係

増分にプラスを指定した場合は前から、マイナスを指定した場合は後ろからシーケンスを取り出します。

開始位置と終了位置との関係は以下のようになります。

  • 増分がプラスの場合:開始位置<終了位置
  • 増分がマイナスの場合:開始位置>終了位置

具体例で確認してみましょう。

先程の「文字列を最後から逆順に切り出す」パターンを開始位置と終了位置を指定したバージョンで確認します。
文字列の長さはlen()関数で取得できます。

val[len(val):0:-1]

増分がマイナスなので「開始位置>終了位置」となっています。これは以下のように記述しても同等です。

val[-1:-len(val)-1:-1]

開始位置に「-1」を指定することで、末尾から開始することを宣言しています。終了位置もマイナスなので「末尾から数えて先頭まで」指定しています。

「開始位置>終了位置」の関係が成り立っているのが分かります。実行結果は先ほどと同様です。

'をるぬり散とへほにはろい'

 

監修してくれたメンター

太田和樹(おおたかずき)

ITベンチャー企業のPM兼エンジニア

普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。

開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。

地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

TechAcademyでは、初心者でも最短4週間でPythonを使った人工知能(AI)や機械学習の基礎を習得できるオンラインブートキャンプPython講座を開催しています。

挫折しない学習方法を知れる説明動画や、現役エンジニアとのビデオ通話とチャットサポート、学習用カリキュラムを体験できる無料体験も実施しているので、ぜひ参加してみてください。