Pythonのindexメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのindexメソッドの使い方について現役エンジニアが解説しています。indexメソッドとは、シーケンス(配列)の値に該当するインデックス(要素の番号)を返すメソッドです。配列の値から要素の番号を取得することが出来ます。値が重複している場合のパターンなども解説します。
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Pythonのindexメソッドの使い方について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonのindexメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
indexメソッドとは
indexメソッドとは、シーケンスの値に該当するインデックス(要素の番号)を返すメソッドです。シーケンスとは複数の要素をまとめて管理できる型のことで、他のプログラミング言語では配列と呼ばれます。
indexメソッドはリストやタプル、文字列などのシーケンスに使用可能です。セット型や辞書型には使用できません。
indexメソッドの使い方
indexメソッドは以下のように使用します。
シーケンス.index('値')
配列の要素が重複していない場合
それでは indexメソッドの使い方を確認しましょう。まずは配列(リスト)の要素が重複していない場合です。
mylist = ['aa', 'bb', 'cc'] mylist.index('cc')
結果は以下のようになります。
2
配列の要素が重複している場合
配列の要素が重複している場合は考慮が必要です。まずはそのままindexを使った場合を確認します。
mylist = ['aa', 'bb', 'cc', 'cc'] mylist.index('cc')
結果は先ほどと同様「2」となります。配列の要素が重複している場合、indexメソッドは最初に見つかった要素に該当するインデックスを返します。
2
それでは、値に該当する全てのインデックスを取得するにはどうしたら良いでしょうか。そのような場合にはenumerateを使うと便利です。enumerateはリストに対して要素とインデックスを返します。
例で確認しましょう。
mylist = ['aa', 'bb', 'cc', 'cc'] for idx, val in enumerate(mylist): print(idx, val)
結果は以下のようになります。
0 aa 1 bb 2 cc 3 cc
このenumerateを利用して、値に該当する全てのインデックスを取得してみましょう。
idxlist = [] for idx, val in enumerate(mylist): if val == 'cc': idxlist.append(idx) print(idxlist)
実行結果は以下のようになります。リストidxlistにインデックスを取得できました。
[2, 3]
上記はリスト内包標記を使うともっとシンプルに記述できます。
idxlist = [idx for idx, val in enumerate(mylist) if val == 'cc'] print(idxlist)
実行結果は以下のようになります。
[2, 3]
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太田和樹(おおたかずき)
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
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