Pythonのif – break文を使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonのif – break文を使う方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

 

この記事ではif – break文を利用してPythonで繰り返し処理を中断させる方法について解説します。

if – break文とは？

Pythonではwhile文やfor文を使うことで繰り返し処理を行うことが可能です。通常は条件に従い繰り返されるものの、処理の途中で中断させたいケースがあった際にbreak文を使います。

さらにif文と組み合わせることで特定条件のみ繰り返し処理を中断させ、それ以外は継続させるといった処理を行うことが可能です。

 

if – break文の使い方

if – break文は以下のような形式で使うことが可能です。

while 条件1:
 if 条件2:
   break

while文でもfor文でも使用方法は同じです。

そして、繰り返し処理の中でif-break文を書くことで繰り返し処理を中断させることができます。

 

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if文での分岐方法

if文で条件が複数の場合は以下の形式を使用してみましょう。

if 条件1:
  処理1
elif 条件2:
  処理2
else:
  処理3

プログラムは上から順番に条件を満たしていくため、条件1で一致すれば処理1を行います。

条件1に一致さず条件2で一致すれば処理2を行い、条件1も条件2も一致しない場合は処理3を行うことになります。elif 条件を使用した場合には、さらに条件文を増やすことも可能です。

 

条件分岐による処理の中断をしてみよう

if – break文を使って繰り返し処理を中断します。

if – break文のプログラムソースコード例です。

num = 0
while True:
  if num > 3:
    break
  else:
    print(num)
    num += 1
print("処理終了")

表示結果

0
1
2
処理終了

解説

2行目でwhile Trueと記述されているため、そのままであれば無限ループの状態です。

3から7行目にかけてif文があるものの、3以上であればbreak文でwhile文から中断することが可能です。

それ以外の場合には、変数numに1を足していきます。通常であれば無限に繰り返される処理もif-breakを使うと中断させることができます。

 

以上、Pythonでif-break文を使って繰り返し処理を中断させる方法について解説しました。

この方法は開発現場やシステム開発をする際にもよく使われる方法であるため書き方、処理の流れを理解しておきましょう。

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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