RubyにおけるRailsのorの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにRailsのorの使い方について現役エンジニアが解説しています。orはデータベースから条件付きで複数のレコードを取得したい時に使うメソッドです。RailsコンソールでもどのようなSQLが発行されているのか確認することが出来ます。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事が4,000以上あります。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。

RubyにおけるRailsのorの使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

田島悠介

今回は、Rubyに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Railsのorの使い方について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

Railsのorとは?

orはデータベースから条件付きで複数のレコードを取得したい時に使用するメソッドです。

例えば、バナナ・グレープ・アップルが入った箱がある場合、「バナナとグレープだけを抽出したい」場合などに役にたちます。

 

orの書き方

Railsプロジェクトの中で仮に「Fruitというモデルがあるとして、fruitsテーブルに紐づいている」とします。

Fruitモデルをコードに表すと以下のような形です。

 

class Fruit < ApplicationRecord

end

 

そして、fruitsテーブルにはバナナ・グレープ・アップルに関しての情報が以下のように入っています。

|id|  name  |color|
|--|--------|-----|
|1 |バナナ  |黄色 |
|2 |グレープ|紫色 |
|3 |アップル|赤色 |

この中から「バナナとグレープを獲りたい時」は以下のように書きましょう。

Fruit.where(name: 'バナナ').or(Fruit.where(name: 'グレープ'))

 

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実際にorを活用したコードを書いてみよう

上記のコードを利用して「バナナと紫色のものを獲りたい時」は下記のようになります。

Fruit.where(name: 'バナナ').or(Fruit.where(color: '紫色'))

また、「バナナとグレープと赤色のものを獲りたい時」は下記のように記述してください。

Fruit.where(name: ‘バナナ’).or(Fruit.where(name: ‘グレープ’)).or(Fruit.where(color: ‘赤色’))

 

直感的でわかりやすく、orは何個でもつなげることが可能です。

 

もしorがなかったら

実は、もともとrailsにはorメソッドがありませんでした。

orメソッドが実装されたのはRailsのバージョン5系からです。

しかし、実装される前にも似たような事をしたい場面は多くありました。

ここで紹介する書き方はあくまで一例であるため、色々探ってみましょう。

 

上記のデータから「バナナとグレープを獲りたい時」はこのように書きます。

Fruit.where("name = ? OR name = ?", 'バナナ', 'グレープ')

これと

Fruit.where(name: 'バナナ').or(Fruit.where(name: 'グレープ'))

が等価であることを調べるには発行されるSQLで確認します。

 

rails consoleとターミナルで入力して、railsコンソールを立ち上げてください。

irb(main):010:0> Fruit.where("name = ? OR name = ?", 'バナナ', 'グレープ')
Fruit Load (1.5ms) SELECT `fruits`.* FROM `fruits` WHERE (name = 'バナナ' OR name = 'グレープ')

irb(main):011:0> Fruit.where(name: 'バナナ').or(Fruit.where(name: 'グレープ'))
Fruit Load (1.5ms) SELECT `fruits`.* FROM `fruits` WHERE (`fruits`.`name` = 'バナナ' OR `fruits`.`name` = 'グレープ')

nameか `fruits`.`name` かの違いはあるものの、同じものを指しています。

両者ともfruitsテーブルのname列を意味しているのは変わりません。

そのため、コードを書くならわかりやすく書けたほうがいいといえます。

複数レコードを条件付きで取得したい場合には、積極的にorを使うようにしましょう。

 

執筆してくれたメンター

メンター福田さん

2017年よりWEBエンジニアとして活動開始。

仕事を便利にするためのツールなどを作成する事が大好き。

作れるもの: gem・npm・chrome拡張など

書ける言語: Ruby・JavaScript・Go・ShellScript・TypeScript・node.js・ES6・CoffeeScriptなど

経験があるフレームワーク: Vue.js ・Ruby on Railsなど

 

田島悠介

Railsのorの使い方はよく理解できたかい?

大石ゆかり

はい!内容も分かりやすくて良かったです!

田島悠介

よし、これからも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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