Javaの単項演算子の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaの単項演算子の使い方について解説しています。ここではインクリメント、デクリメントなどの主な単項演算子について書き方と使い方を説明します。頻繁に使用することになるので、必ず役割を覚えておきましょう。

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Javaの単項演算子の使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

単項演算子の使い方について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

単項演算子とは

「単項演算子」というのは、1つの変数に対して使う演算子のことです。2つの変数に対して使う演算子といえば、

2 + 3

10 * 1.3

などで使う+演算子や*演算子などがあります。これに対して単項演算子は1つの変数だけに作用します。例えば、++演算子は

++4

などのように、1つの変数に対して作用するものです。

 

単項演算子の種類

Javaで使うことのできる単項演算子にはいくつかの種類があります。よくでてくる単項演算子としては、

  • ++演算子(インクリメント演算子):数値を1増やす
  • –演算子(デクリメント演算子):数値を1減らす

があります。他にも、

  • !演算子(論理否定演算子):trueをfalseに、falseをtrueにする
  • ~演算子(ビット反転演算子):ビットを反転する演算子

などの単項演算子があります。この中で使われる頻度が多いのは、for文の中で度々出てくる++演算子と–演算子、if文の条件式などで出てくる!演算子です。

~演算子は使わないわけではないのですが、他の単項演算子と比べて出現頻度は低いので、必要に応じて調べて使う程度で問題ないと思います。

 

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単項演算子の使い方

それでは、単項演算子の使い方について解説していきます。まずは++演算子と–演算子の使い方です。これらの演算子はint型やfloat型などの数値型に使用することができます。

例えば、numberという変数があったとすると、

++number;

もしくは、

number++;

のように、単項演算子を作用させたい変数に対して、単項演算子を右側か左側のどちらかに置くことで作用させることができます。

もう少し細かく説明すると、変数の右側に置いた場合は、次の行に移る直前に変数が変化し、変数の左側に置いた場合は、前の行から移った瞬間に変数が変化します。

ただ、どちらも行なっている「変数の値を1増やす」という同じ処理なので、基本的には左側に置くように統一したほうがいいでしょう。–演算子の場合も同じように、

--number

もしくは、

number--;

のようにして使うことができます。こちらは変数の値を1減らします。

次に、!演算子についてです。この演算子は、先程の++演算子と–演算子が数値型に作用するのに対し、boolean型の真偽値にだけ作用することができます。

例えば、boolというboolean型の変数があったとすると、

!bool;

とすることで、boolがtrueならfalseに、falseであればtrueに切り替えることができます。!演算子は必ず左側に書くことには注意してください。boolには条件式を入れることもできます。そのような場合には、

!(number == 5);

などのように記述します。この!演算子は、if文などで、

if (!(number == 5)){~処理内容~}

のように使うこともできるので覚えておきましょう。(実は、「三項演算子」というものと組み合わせることが多いです。)

~演算子については、あまり使う機会がないので詳しい説明は省略しますが、

~整数値型変数

のように記述します。

 

実際に書いてみよう

それでは、実際に処理を記述してみましょう。まずは、++演算子とfor文を使って、1から始まって10まで昇順に出力する処理を書いてみます。

public class Sample1{
        public static void main(String[] args){
                 for (int i=1; i<=10;){ 
                         System.out.println(i); 
                         ++i;        //iを1ずつ増やす
                 }
         }
}

実行すると、

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

と出力されます。

次に、–算子とfor文を使って、10から始まって1まで降順に出力する処理を書いてみます。この場合は、さっきのコードで、iを10で初期化し、条件式を1以上に変えて、++を–に変えれば良いだけです。

public class Sample2{
        public static void main(String[] args){
                for (int i=10; i>=1;){ 
                        System.out.println(i); 
                        --i;        //iを1ずつ増やす
                }
        }
}

実行すると今度は、

10
9
8
7
6
5
4
3
2
1

のように降順で出力されることが確認できます。続いては、!演算子とif文を組み合わせてみます。今度は、iの値が0でないときに、文字列を出力するプログラムを書きます。

public class Sample3{
        public static void main(String[] args){
                 int i = 1;
                 if (!(i == 0)){
                         System.out.println("iは0ではありません。");
                 }
         }
}

これを実行すると、i==0はfalseであるので、!演算子によりtrueとなりif文の中身が実行されるので、

iは0ではありません。

が出力されます。

 

まとめ

単項演算子についての説明のまとめとしては、

  • 「単項演算子」とは1つの変数に対して用いられる演算子のこと
  • よく使うものとしては、
    ・数値を1増やす、++演算子
    ・数値を1減らす、–演算子
    ・boolean型を反転する、!演算子
  • 単項演算子を使うときは、原則として変数の左側から作用させる

となります。

 

以上、単項演算子について解説しました。「単項演算子」は名前は少し難しそうでも、意外とかんたんに使うことができるので、ぜひ今後のプログラムで使ってみてください。

 

監修してくれたメンター

小倉翔悟 (おぐらしょうご)

AIプログラミングを使って開発を行う大学3年生。プログラミング歴は約3年。Pythonは割と好きな方。JavaもAndroid開発で触れていたりする。

大学では物理学を勉強中。好きな物理理論は一般相対性理論らしい。

意外と動物が好きだったり、、、。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

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