JavaScriptでアニメーションを作る方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptでアニメーションを作る方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

 

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をみてみましょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

アニメーションとは

アニメーションとは、静的なHTMLにJavaScriptやCSSによって付けられた動きのことです。

ページの要素が左右上下に移動したり、じんわりと表示されたりするのがアニメーションです。

アニメーションを付けることで、静的なWebページを動的にすることができ、表現力が大幅に向上するでしょう。

 

よく使われるアニメーション

よく使われるアニメーションには、フェードイン／フェードアウトがあります。

フェードインは、じんわりと表示される動きです。

フェードアウトは、じんわりと消える動きが可能です。

 

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JavaScriptでアニメーションを作る方法

JavaScriptでアニメーションを作るには、animateメソッドを使用します。

animateメソッドの第1引数に、keyframesオブジェクトもしくはその配列を渡します。

第2引数にはオプションを渡し、アニメーションの再生時間を渡すことも可能です。

 

実際に書いてみよう

それでは、実際にアニメーションを付けるコードを書いてみましょう。

下記のようなHTMLを用意します。

<div>Hello!!</div>
<style>
  div {
    margin-top: 0.5rem;
    padding: 1rem;
    background-color: #E3E6E9;
    border: 1px dotted #000;
  }
</style>

まずは、フェードインを実装しましょう。

const div = document.querySelector('div')
div.animate({
  opacity: [0, 1]
}, 1500)

次に、フェードアウトを実装します。

div.animate({
  opacity: [0, 1]
}, {
  direction: 'reverse',
  duration: 1500
})

オプションを使ってアニメーションを繰り返すことが可能です。

文字色が青から赤に変化するアニメーションをiterationsプロパティで繰り返すようにしてみます。

div.animate({
  color: ['#409EFF', '#FF409E']
}, {
  duration: 1500,
  iterations: Infinity
})

最後に、アニメーションを終えたときの挙動をfillプロパティで制御しましょう。

フェードアウトしたら、そのまま消えたままにすることが可能です。

div.animate({
  opacity: [0, 1]
}, {
  delay: 500,
  direction: 'reverse',
  duration: 1500,
  easing: 'ease-in-out',
  fill: 'forwards'
})

その他、delayプロパティでアニメーションの開始を遅らせることが可能です。

また、easingプロパティでアニメーションの経過時間に対する変化の仕方を制御できるでしょう。

 

執筆してくれたメンター

メンター久保田さん Webシステム開発が中心のシステムエンジニア。 HTML、CSS、JavaScript（React、Vue.js）、PHP、Javaが守備範囲。 最初に選ぶポケモンは炎タイプ。

 

 

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