HTMLでstrikeタグを使う注意点を現役デザイナーが解説【初心者向け】
初心者向けにHTMLでstrikeタグを使う注意点について解説しています。strikeタグによる打ち消し線はHTML5では廃止されています。ここではsタグとdelタグによる打ち消し線の入れ方を紹介しています。画面上での見え方を確認しましょう。
TechAcademyマガジンは受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。
HTMLでstrikeタグを使う注意点について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそも、HTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Webデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。

今回は、HTMLに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

strikeタグを使う注意点について詳しく説明していくね!

お願いします!
strikeタグとは
strikeタグとは文章に取り消し線を入れるときに使います。ただし、HTML5では要素の定義が変わり、現在では廃止となっています。
HTMLはマークアップ言語であるため、文字をタグで囲んだ場合にその文章に意味づけをされることになります。HTML4以前では<strike></strike>に囲まれた文字は取り消し線の入れたテキストであることを意味しています。
HTML5でのstrikeタグの廃止と代替方法
HTML5は2014年10月28日に正式に勧告をされました。正式勧告をされる前も使用できる要素はありましたが、正式勧告により非推奨要素も明確になりました。
strikeタグもHTML5の仕様では廃止とされました。変わりにdelタグとsタグを使用することが推奨されています。delタグは削除されたテキスト文という意味のマークアップがされることになります。
sタグはdelタグとは違い、正確ではない・関連性がないテキスト文という意味となります。sタグでは削除されたテキストとして定義することはできません。
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取り消し線を引いてみよう
sタグで囲む方法とdelタグで囲む方法はhtmlファイルに定義することで実現できます。また、色や文字の強調などを同時に行う場合にはcssファイルでの編集も可能となります。
ブラウザでの見た目は全て同じように表示がされるようになります。
(htmlファイル)
<div> <p>打ち消し線を入れた文章</p> <p><s>打ち消し線を入れた</s>文章</p> <p><del>打ち消し線を入れた</del>文章</p> <p><span id="cancel">打ち消し線を入れた</span>文章</p> </div>
(cssファイル)
#cancel{ text-decoration: line-through; }
監修してくれたメンター
木村勇土
TechAcademyの現役メンター。 現在は行政書士事務所を運営しており、お客様にはプログラマーやフリーランサーも多い。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

分かりました。ありがとうございます!
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