PHPのクラスでインターフェースを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPHPのクラスでインターフェースを使う方法について解説しています。インターフェイスとは複数のクラスに共通の仕様と資格を与えることができる機能で、メソッド実行を義務付けることができます。多重実装などにも対応可能です。

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PHPのクラスでインターフェースを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、PHPに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

PHPのクラスでインターフェースを使う方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

PHPのクラスのインターフェースとは

インターフェイスとは、クラスがメソッドを持っていることを定義するオブジェクト指向の仕組みです。

抽象クラスでは、抽象メソッドの実装が義務付けられます。

しかし、インターフェイスは継承関係に縛られることなく、複数のクラスに共通の仕様と資格を与えることが可能な点がインターフェイスの最大のメリットです。

インターフェイスを実装したクラスには、定義してある抽象メソッドに対して実装されたメソッドがあることを保証しています。

そのため、どんなクラスなのか、どんなメソッドが公開されているかなど、ソースを追う必要がなくなります。

インターフェイスは、実装の筋道を立ててくれる役割があるといえるでしょう。

インターフェースを定義する上での決まりは下記の通りです。

  • 定義可能なのは抽象メソッドだけ
  • アクセス修飾子には「public」しか指定できない
  • 直接インスタンスの生成は不可能

 

インターフェースの書き方

インターフェイスの定義の方法をみてみましょう。

<?php
interface Fruits {
   public function applyPriceDown();
   public function getPrice();
   public function setPrice($price);
}

インターフェイスを定義する場合、「class」ではなく「interface」をインターフェイス名の前に記載します。

また、メソッドは全て抽象メソッドとなり、処理が記載されていないことを確認しましょう。

 

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実際に書いてみよう

<?php
// りんごクラス
class Apple implements Fruits {
   private $price = 1000;
   public function applyPriceDown() {
      // 常に2割引
      $this->price = $this->price * 0.8;
   }
   public function getPrice() {
      return $this->price;
   }
}
// ぶどうクラス
class Grape implements Fruits {
   private $price = 2000;

   public function applyPriceDown() {
      if ('30' == date('d')) {
         // 30日なら半額
         $this->price = $this->price / 2;
      }
   }

   public function getPrice() {
      return $this->price;
   }
}
// れもんクラス
class Lemon implements Fruits {
   private $price = 500;

   public function applyPriceDown() {
      // 値引きなし
   }

   public function getPrice() {
      return $this->price;
   }
}

このプログラムでは、「Fruits」インターフェースを3つのクラスに、「実装」しています。

インターフェイスを実装するために、「implements」キーワードを実装するクラス名の後ろに記載しましょう。

3つのクラスでapplyPriceDown()メソッドの処理内容が異なっているものの、3つのクラスは必ずapplyPriceDown()メソッドを持ちます。

それぞれの値引き内容は、このメソッド内の実装部分だけを見ればいいので、ソースの内容を理解しやすいといえるでしょう。

またインターフェースは「継承」とは異なり、複数のインターフェースをクラスに実装させることができ、この実装内容を「多重実装」と呼びます。

 

下記は多重実装の例となります。

<?php
// 食料品クラス
class FoodProduct implements Fruits, Vegetables {
   // 処理は省略
}

多重実装する際はカンマ区切りで、複数のインターフェースを記載しましょう。

 

執筆してくれたメンター

平野大輝(ひらのだいき)

スキル:PHP・Java・JavaScriptを用いて様々なアプリを開発するWebエンジニア。

 

大石ゆかり

PHPのクラスでインターフェースを使う方法が分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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