PHPでデバッグを行う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPでデバッグを行う方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

debugとは

debug（デバッグ）とは、バグと呼ばれるプログラムの誤りを発見するために行う作業のことをいいます。

IDE（統合開発環境）を使用していれば、IDEに備わっているデバッグ機能を使用して、デバッグを行えます。

また言語によってはデバッグ用の関数が用意されています。
 

デバッグを行う方法

PHPでデバッグを行うには、デバッグ用の関数である「var_dump()」を使用します。「ダンプ」とは、デバッグのために変数の中身を確認する作業です。

このvar_dump()関数を使用してデバッグを行うことで、変数の中身が意図した値か確認できます。
 

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実際に書いてみよう

それでは、実際にvar_dump()関数を使用して、デバッグを行う例を見ていきましょう。

<?php
$var = 'test';
var_dump($var);
var_dump('debug'); // 文字列
var_dump(1); // 整数値
var_dump(1.0); // 浮動小数点数
var_dump(true); // 論理値
var_dump(null); // NULL値
var_dump(array()); // 配列
var_dump(new stdClass); // オブジェクト
?>

 

実行結果

string(4) "test"
string(5) "debug"
int(1)
float(1)
bool(true)
NULL
array(0) {
}
object(stdClass)#1 (0) {
}

上記で確認できる通り、変数$varをvar_dump()関数に引数として渡した場合、変数の中身をダンプできることがわかると思います。

また、中身だけでなく、データ型まで詳細にvar_dump()関数はダンプしてくれます。
 

筆者プロフィール

平野大輝（ひらのだいき） スキル：PHP・Java・JavaScriptを用いて様々なアプリを開発するWebエンジニア。

 

 

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