WP Super Cacheの使い方ーWordPressプラグイン【初心者向け】
WordPressで作ったサイトの表示速度を高速化できるプラグインの1つである【WP Super Cache】の使い方を初心者向けに解説した記事です。プラグインを有効化して簡単な設定だけで導入できるので便利です。
TechAcademyマガジンは受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。
WordPressは、初心者でも簡単にブログやWebサイトが作れますが、その反面HTMLサイトに比べて表示が遅くなりがちというデメリットもあります。
そんなページの表示速度を改善するために使えるプラグインの1つであるWP Super Cacheの使い方について紹介します。
なお本記事は、TechAcademyのWordPressオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

田島メンター!!WordPressのキャッシュ化?をしたいっていう要望がお客様から入ったんですけど、どうしたらいいですか〜?

キャッシュ化してくれるプラグインがあるから、それを使うと良いね。

何かいいプラグインをご存じないですか?

「WP Super Cache」ならどうかな?シンプルだし。
WP Super Cacheとは
WordPressのサイトから静的なHTMLを作ることでキャッシュ処理を行い、ページ表示速度を改善するするプラグインです。
日本語化されている部分も多く、初心者でも簡単に使えます。
プラグインをインストール
このプラグインは、管理画面から「プラグインを検索」してインストールもできますし、WP Super Cache公式サイトからダウンロードすることも可能です。
インストール方法がわからない場合は、WordPressのプラグインをインストールする方法をご覧ください。
インストールが完了したら、プラグインを有効化してください。
有効化すると、プラグイン一覧の上部に「WP Super Cache は停止中です」という注意がが表示されます。
早速、リンクを押して設定をしていきましょう。
ちなみに、プラグインの管理画面へはダッシュボード>設定>WP Super Cache からもアクセスすることができます。
[PR] WordPressで挫折しない学習方法を動画で公開中
プラグインの有効化
まず、管理画面の一番上に表示されている「キャッシング利用 (推奨)」を選択して、「ステータスを更新」をクリックしてください。
この作業を行うことで、WP Super Cacheの利用ができるようになります。
基本的な機能を使う場合はこれだけでOKです。
プラグインの設定
あとは、少しでも表示速度が速くなるような設定をしましょう。
なお、一般的なレンタルサーバーを通してWordPressを利用している場合は、(推奨)設定になっているものをそのまま使うことをおすすめします。
設定を変えるには、管理画面上部にあるタブの中から、「詳細」を選択してください。
いくつも項目があるので、「推奨」を中心にチェックしましょう。基本的には、初期設定のままで問題ありません。
ただし、「既知のユーザー向けにはページをキャッシュしない。(推奨)」だけ注意が必要です。というのも、管理者などサイトに携わっている人にはページのキャッシュを行わない設定のため、「計測したら速度は上がっているけど、自分は全く実感が無い」という状況になります。
自分でも速度の変化を体感したい場合は、このチェックを外してください。
すべての設定が完了したら、ページ下部の「更新」ボタンを押しましょう。
今回の記事は以上です。
他にWordPressのページ表示速度を改善するプラグインを導入したい場合はHead Cleanerの使い方も合わせてご覧ください。

サイトの表示が軽くなりましたね♪

そうだね。キャッシュ化プラグインは他にもあるから、色々使い分けるといいかもね♪

はい、わかりました!!!
[お知らせ]TechAcademyでは、WordPressを使ってカスタマイズしたオリジナルサイトを構築できるWordPressオンラインブートキャンプを開催しています。期間中の8週間は現役エンジニアのメンターが毎日学習をサポートするので、独学よりも効率的に学ぶことができます。