W3 Total Cacheの使い方ーWordPressプラグイン【初心者向け】
WordPressのページの表示速度を改善できる【W3 Total Cache】の使い方を初心者向けに解説した記事です。このプラグインを使うと、キャッシュやサーバーの設定を簡単に行うことができるようになります。
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WordPressのプラグインの使い方を初心者向けに紹介する記事です。
今回は、WordPressのページ表示速度を高速化できるプラグインの1つである、W3 Total Cacheの使い方を紹介します。
なお本記事は、TechAcademyのWordPressオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

田島メンター!!WordPressのサイトの表示が遅くて困っているんですけど、どうしたらいいですか〜?

表示が遅いなら、キャッシュ化した方がいいね。

キャッシュ化ですか?どうやったらできるんですか?

「W3 Total Cache」っていうプラグインを入れるとできるんだけど。ちょっと複雑だから使い方を教えてあげるね♪

はい、お願いします♪
W3 Total Cacheとは
W3 Total Cacheは、キャッシュやサーバーの設定を行えるプラグインです。
他のキャッシュ系プラグインに比べると高機能プラグインですが、その分設定が少し複雑です。管理画面も英語なので、ある程度仕組みがわかっている人が導入した方がよいでしょう。
W3 Total Cacheのインストール
このプラグインは、管理画面から「プラグインを検索」してインストールもできますし、W3 Total Cache公式サイトからダウンロードすることも可能です。
インストールがわからない場合は、WordPressのプラグインをインストールする方法をご覧ください。
インストールができたら有効化してください。有効化すると、ダッシュボードにPerformanceという項目が表示されます。これがプラグインの管理画面へのリンクです。
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プラグインの設定
たくさん設定項目がありますが、全てを確認し、設定する必要はありません。
初心者の場合はPage CacheとBrowser Cacheを設定するだけである程度の効果が得られます。
まずは、管理メニューの「General Settings」をクリックします。
Page Cacheの「Enable」にチェックを入れます。
同じく、Browser Cacheの項目にもチェックを入れましょう。
この他、管理画面での表示速度を早めたい場合は、Database Cacheにもチェックすることをおすすめします。各項目の詳細も設定できますが、まずこの大まかな設定で運用してみましょう。
サイトについての知識がある人は、自分のサイトに合わせて適宜カスタマイズしてみてください。
キャッシュのクリア
上記の設定で、ブラウザにキャッシュを残すことでサイトの表示速度を改善できるようになります。
その反面、古いキャッシュファイルがたまってしまいがちですので、定期的に、キャッシュをクリアしてください。
キャッシュをクリアするには、プラグインの管理画面「Dashboard」をクリックし、ページの上の方に表示される「empty all caches」をクリックするだけです。
定期的に削除する他、デザインなど大きい変更を加えた時にはキャッシュをクリアするようにしましょう。

ちょっと大変でしたけど、動作が軽くなりました♪

よかったね♪他にもキャッシュ化プラグインって色々種類があるんだけど、すべてを一括してできるところが「W3 Total Cache」のいいところだね。

そうですね♪
今回の記事は以上です。ページの表示速度を高速化するプラグインのEWWW Image Optimizerの使い方も合わせてご覧ください。
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