Androidアプリ開発でTextViewを追加する方法【初心者向け】
Androidアプリ開発(Android Studio)でGUIコンポーネントの【TextView(テキストビュー)】を追加する方法を初心者向けに解説した記事です。TextViewを使うと、簡単に文字を表示させることができます。
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Androidアプリ開発では、アプリのパーツを簡単に追加できるGUIコンポーネントが数多く用意されています。
今回はその中の1つである、TextView(テキストビュー)を追加する方法と基本的な使い方をご紹介します。Android Studioを使って解説しています。
Android Studioの開発環境を構築していないという方は、Androidアプリ開発環境の構築方法をまずご覧ください。
本記事はTechAcademyのAndroidアプリ開発オンラインブートキャンプの内容をもとに解説しています。
なお、今回の記事の内容は動画でもご覧いただけます。
テキストよりも動画の方が理解しやすいという場合はぜひご覧ください。

田島メンター!!「Android Studio」でGUIコンポーネントってどうやって使うんですか〜?

レイアウトエディタで簡単に操作できるよ。試しにTextViewで試してみようか。

はい、お願いします♪
TextViewとは
TextViewは、画面にテキストを表示するためのウィジェットです。
テキストの大きさやリンクの設置などのカスタマイズをすることができます。
TextViewを配置する
TextViewはレイアウトエディタのパレットの「Widgets」から配置できます。
「Plan Text View」のほかに、あらかじめ文字の大きさの設定がされている「Large Text」「Medium Text」「Small Text」などもあります。
Text Viewのカスタマイズはプロパティで行います。
表示するテキストを変更したい場合は、「Text」を変更します。
また、文字のサイズは「TextSize」で変更できます。サイズの指定には、「sp」という単位を使います。
センタリングなど文字の位置を変更したい場合は「Gravity」で変更できます。
Gravityで設定できる主な属性は、下記の通りです。
- left : 左側に配置
- center : 中央に配置
- right : 右側に配置
- top : 上部に配置
- bottom : 下部に配置
「Gravity」の欄の左側にある三角のボタンをクリックすると属性が表示されるので、適用したい属性のチェックボックスを選択します。右下に配置など複数の属性を組み合わせることもできます。
これらの変更をすると、xmlファイルには次のようなコードが追加されます。
コード内の「android:layout_」で始まる部分は、配置したTextViewの大きさや位置を指定しています。
<TextView
android:id=”@+id/textView1″
android:layout_width=”wrap_content”
android:layout_height=”wrap_content”
android:layout_alignParentLeft=”true”
android:layout_alignParentRight=”true”
android:layout_alignParentTop=”true”
android:layout_marginTop=”42dp”
android:gravity=”center”
android:text=”テキストを変更します。”
android:textSize=”20sp” />
アプリを起動すると、TextViewを配置した画面が表示されます。
TextViewの基本的な使い方は以上です。

簡単にテキストを挿入できましたね♪

そうだね。他のGUIコンポーネントも同じように使えるものもあるから、試してみると良いよ♪

はい、わかりました〜♪
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