JavaのMapにfor文を使ってループ処理をする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaのMapにfor文を使ってループ処理をする方法について解説しています。最初にMapとfor文の基本を説明します。次にfor文を使ってMapのキーと値を取得する方法をサンプルコードで見ていきましょう。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事が4,000以上あります。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。

JavaのMapにfor文を使ってループ処理をする方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Mapにfor文を使ってループ処理をする方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

目次

 

Mapとは

Mapクラスとは、辞書型の「キー」と「値」の2つをセットにしたものを1つのデータとして扱うものです。

例えば、複数人の名前と年齢をセットにして保持したい場合などに使えます。

Map型を使いたい場合には、変数の初期化のときに、キーの型と値の型を指定する必要があり、下記のように記述しましょう。

Map<キーの型名, 値の型名> 変数名 = new HashMap<>();

 

変数に要素を追加したい場合は、putメソッドを使って追加します。

変数名.put(キー, 値);

 

そして、Map型からキーを使って値を参照したい場合には、下記のようにgetメソッドで取得します。

変数名.get(キー);

 

[PR] Javaで挫折しない学習方法を動画で公開中

for文とは

for文とは、繰り返し処理を行ないたい場合に用いられる構文です。

プログラミングをやっていると、同じような処理を何度も行なう必要があるときがよくあります。

そして、その都度同じコードを書いたりコピー&ペーストしたりすると、以下のようなデメリットが発生します。

  • 時間がかかる
  • 間違った記述をしてしまう確率も高くなる

そのような場合には、繰り返し処理を行なうためのfor文を使うことで、以下のように非常に効率的にプログラミングを構成することができます。

  • コードを書く労力を軽減させる
  • コードを間違えてしまう確率も低くなる

 

for文の使い方

for文の書き方はいくつかあります。

最も基本的な使い方は、int型の変数を使って下記のように記述する方法です。

for (変数の初期化; ループを続ける条件式; 変数の更新) {
        処理内容
}

 

この場合は、int型の変数であるiを1ループごとに1だけ増やしていき、指定の回数分同じ処理を行なうようにすることが多いです。

for (int i=0; i < 10; ++i) {
        処理内容
}

また、拡張for文と呼ばれるものもあります。

 

Map型などのコレクションと呼ばれる複数の値を持つ変数をfor文で使う場合には、この方法がよく使われます。

拡張for文を使う場合は次のように記述します。

for (変数型 for文での変数名 : 変数) {
       処理内容
}

基本的なfor文の使い方の場合よりも簡潔に書くことができて便利なので使ってみましょう。

 

for文を使ってMapのキーと値を取得する方法

Map型の値をfor文で使いたい場合には、entrySetメソッドを使って次のように記述します。

for (Map.Entry<キーの変数型, 値の変数型> for文での変数名 : Map型の変数.entrySet()) {
        処理内容
}

このとき、Map.Entryという変数型を使うことに注意してください。

for文の処理内容でキーと値を取得したい場合には、下記のように使うことで取得できます。

  • for文での変数名.getKey();
  • for文での変数名.getValue();

 

実際に書いてみよう

それでは、実際にfor文でMap型のキーと値を取得してみます。

名前と年齢を格納する変数を定義し、for文でそれらを出力していくコードを記述しましょう。

import java.util.HashMap;
import java.util.Map;

class ForMapSample{
        public static void main(String args[]){
                 Map<String, Integer> map = new HashMap<>();        //Map型の初期化
                 map.put("Paul", 20);        //キーと値の追加
                 map.put("John", 25);
 
                 for (Map.Entry<String, Integer> entry : map.entrySet()) {
                         System.out.println(entry.getKey() + " : " + entry.getValue());        //キーと値を表示
                 }
         }
}

このコードでは、Map型の値の変数型がintではなく、Integer型であることに注意してください。

Integer型はint型と同じように整数を扱うことのできる変数型であり、Map型ではint型を使うことができないのでInteger型を使用しています。

 

Map型とfor文を組み合わせた使い方について解説しました。

非常に便利な使い方なので、ぜひ覚えておいて今後使ってみてください。

 

執筆してくれたメンター

小倉翔悟 (おぐらしょうご)

AIプログラミングを使って開発を行う大学3年生。

プログラミング歴は約3年。

Pythonは割と好きな方。

JavaもAndroid開発で触れていたりする。

大学では物理学を勉強中。

好きな物理理論は一般相対性理論らしい。

意外と動物が好きだったり、、、。

 

大石ゆかり

JavaのMapにfor文を使ってループ処理をする方法がよく分かったので良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

TechAcademyでは、初心者でも最短4週間で、JavaやServletの技術を使ってWebアプリケーション開発を習得できるオンラインブートキャンプを開催しています。

また、現役エンジニアから学べる無料体験も実施しているので、ぜひ参加してみてください。