HTMLで左メニューと右メニューのレイアウトを自由に作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

HTMLで左メニューと右メニューのレイアウトを自由に作成する方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

目次

• サイドメニューとは
• サイドメニューがあるWebサイトのレイアウト
• 左メニューと右メニューがあるWebサイトのレイアウト
• まとめ
• HTMLを学習中の方へ

そもそもHTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

今回は、HTMLに関する内容だね！

どういう内容でしょうか？

左メニューと右メニューのレイアウトを自由に作成する方法について詳しく説明していくね！

お願いします！

サイドメニューとは

サイドメニューは、PCやタブレットなどの比較的広い画面幅の時にメインコンテンツの横に並列し、関連リンクやコンテンツの目次などを示します。

現在ご覧になっているテックアカデミーマガジンにもサイドメニューがあり、PCで閲覧時に右側に配置されています。

サイドメニューがあることでユーザーは記事の全体構成や付加情報などを把握することができ、Webサイトのユーザビリティを高めることにつながっています。

サイドメニューがあるWebサイトのレイアウト

では、サイドメニューのあるWebサイトがどのような構造になっているのか、みていきましょう。

今回は右側にサイドメニューをレイアウトしてみます。

HTML

まずはHTMLの構造です。

全体を囲む枠（.container）を用意し、その中にメインコンテンツ（.main-contents）とサイドメニュー（.side-menu）を作成します。

<div class="container">
  <div class="main-contents">
  メインコンテンツ
  </div>
  <div class="side-menu">
  サイドメニュー
  </div>
</div>

CSS

CSSでのスタイリングは以下の通りです。

全体を囲む枠（.container）の幅を決め、margin: 0 auto; を設定して画面の中央に配置します。

また、子要素（.main-contentsと.side-menu）が横並びになるようdisplay: flex;を設定し、justify-content: space-between;で、両端揃えを実現しています。

子要素（.main-contentsと.side-menu）には合計値が100％以下になるように、それぞれ幅を設定します。

以下ではカラム間の空きも考慮した数値を指定してみました。

.container {
  width: 90%;
  margin: 0 auto;
  display: flex;
  justify-content: space-between;
}

.main-contents {
  width: 70%;
  padding: 10px;
  background-color: #ccc;
}

.side-menu {
  width: 20%;
  padding: 10px;
  background-color: #faa;
}

表示結果

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左メニューと右メニューがあるWebサイトのレイアウト

今度は、左右のどちらにもサイドメニューがあるレイアウトを見ていきましょう。

HTML

HTMLでは、全体を囲む枠（.container）の中に、左メニュー（.left-menu）とメインコンテンツ（.main-contents）と右メニュー（.right-menu）を作成します。

<div class="container">
  <div class="left-menu">
  左メニュー
  </div>
  <div class="main-contents">
  メインコンテンツ
  </div>
  <div class="right-menu">
  右メニュー
  </div>
</div>

CSS

CSSでのスタイリングは、3つの横並び要素（.left-menuと.main-contentsと.right-menu）の幅の合計値が余白も含め100％以下になるように、それぞれ設定します。

.container {
  width: 90%;
  margin: 0 auto;
  display: flex;
  justify-content: space-between;
}

.main-contents {
  width: 55%;
  padding: 10px;
  background-color: #ccc;
}

.left-menu,
.right-menu {
  width: 15%;
  padding: 10px;
  background-color: #faa;
}

表示結果

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まとめ

今回は、左メニューと右メニューのレイアウトを自由に作成する方法について紹介いたしました。

押さえておきたいポイントとしては、display: flex; で横並びにした子要素の幅の合計が、親要素の幅を超えないようにすることです。

また、display: flex; をはじめとする一連のCSSプロパティ「flexbox」は、横並びレイアウトだけでなく様々なレイアウトが可能になります。

初心者向けにCSSのflexboxの使い方について解説した記事もありますので参考にしてみてください。

内容が分かりやすくて良かったです！

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！

分かりました。ありがとうございます！

HTMLを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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