Photoshopでガイドを表示させる方法【初心者向け】
Photoshopで【ガイド】を表示させる方法を初心者向けに解説した記事です。ガイドは実際の画像には反映されない目印用の線で、文字やオブジェクトをきれいに配置したいときなどに役に立ちます。
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Photoshopで画像の中の好きな場所にガイド線を表示させる方法を紹介します。
ガイドは実際の画像には反映されない目印用の線で、文字やオブジェクトをきれいに配置したいときなどに役に立ちます。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインPhotoshop講座のカリキュラムをもとに執筆しています。
(※今回の作業はすべてAdobe PhotoShop CCのバージョンでおこなっています)

田島メンター!!絵や文字を配置するときに、きれいに横に並べるための目印が欲しいんですが……

そんなときは「ガイド」の機能を使ってみよう。

「表示」メニューに「ガイド」というのはあるんですが、何故か選択できないんです。

「ガイド」を使うには、まずガイドそのものを新規作成する必要があるんだ。具体的な手順を見てみよう。
Photoshopでガイドを表示させる
今回は例としてこちらの画像を使用します。
「表示」→「新規ガイド」を選択します。
新規ガイド作成のウィンドウが表示されます。
方向:「水平方向」を選択すると横の線が、「垂直方向」を選択すると縦の線が追加されます。
位置:ガイドを作成する場所を指定します。水平方向の場合は画像の一番上、垂直方向の場合は画像の一番左からの距離になります。
設定が完了したら「OK」をクリックします。
画像にガイドが追加されました。
ガイドは左メニューの「移動ツール」で動かすことができます。
移動ツールをガイドに合わせると、ポインタが下画像のように変化します。
この状態でドラッグすることで移動が可能です。
ガイドは新規作成することによって複数表示させることができます。
また、Altを押しながらガイドをクリックすると縦と横を切り替えることが可能です。

ガイドはいくつでも表示できるので、必要なところに追加していくといいよ。

あ、そうそう!こんな感じにしたかったんです!

もちろんこのガイド線は画像本体には描写されておらず、プリントアウトなどをしても何の影響もないからね。細かい操作も見てみよう。
作成したガイドは「表示」→「表示・非表示」からいつでも表示したり隠したりすることができます。
「表示」→「ガイドをロック」を選択すると、ガイドが固定され移動などの操作が無効になります。これにより間違って動かしてしまうことを防ぐことができます。
ロックしたガイドは、「ガイドをロック」のチェックを外すことによって再び移動が可能になります。
ガイドを消去するときは、消したいガイドを画面の外へドラッグすればOKです。
全てのガイドを消したいときは、「表示」→「ガイドを消去」を使用します。
ガイドの一部、または全体を誤って消してしまった場合はPhotoshopのショートカットキー「Ctrl+z」を押すことによって元に戻すことができます。
ガイドの色や実線・破線などの設定は「編集」→「環境設定」→「ガイド・グリッド・スライス」から下の枠内を入力することによって変更が可能です。
今回の記事は以上です。

画像によってはデフォルトのガイドの色だと見にくい場合もあるから、色の変更は結構大事だね。

ガイドの表示と非表示を、パッとすぐに切り替えたりとかはできますか〜?

そんなときはショートカットキーを使うといいよ。デフォルトでは「Ctrl+:」(Macでは「command+:」)になっているけれど、任意のキーを割り当てることもできるからね。

便利な機能なんですね!どんどん使っていきたいです。ありがとうございました!
さらにPhotoshopを使いこなしたい場合は、Photoshopで写真の解像度を変更する方法も合わせてご覧ください。
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