Rubyでコマンドラインオプションを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでコマンドラインオプションを使う方法について解説しています。ターミナルやコンソールで使用するコマンドの基本とオプションの書き方、バージョン確認などの主なオプションと実際の使用例を覚えましょう。
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Rubyでコマンドラインオプションを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

コマンドラインオプションを使う方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
目次
コマンドラインオプションとは
コマンドラインオプションとはコマンドラインに直接打ち込むコマンドのオプションのことを指します。このコマンドラインとはターミナルやコンソールなどと呼ばれ環境によりますが、Macでは標準でコマンドラインが使えるようになっています。
コマンドラインのオプションを使えるようになるにはコマンドを知っていなければなりません。それぞれのコマンドに様々なオプションが使えるようになっています。
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コマンドラインオプションの利点と使われるケース
例えば、あるフォルダの中にどのようなファイルがあるかをターミナルに表示するコマンドは
$ls
を使用しますが、これには複数のオプションがあります。-aを付けることで隠しファイルであるドットファイルを表示することができ、-1をつけることで1行ずつ表示することが出来るようになります。
開発環境や複数人で記述をする場合にはバージョンを合わせることが必要になります。RubyではRailsのインストールする場合やバージョンをそれぞれのgemを入れる際に、オプションによってバージョンを指定をすることが出来るようになります。
また今現在のRubyのバージョンもコマンドラインオプションで確認することが出来ます。
コマンドラインオプションを使う方法
Rubyのバージョンを確認する場合には、-vオプション付きでターミナルに打ち込むことによってバージョンが表示されます。また、Rubyコマンドのオプションにどのようなものがあるかを確認するには-hオプションを付けることで概要が表示されます。
-helpオプションとすることでも概要を表示する事ができます。他にも-wオプション付きとすることで冗長モードで記述を確認することが出来ます。
このオプションは実務的にも使いやすく、余計なコードや削除漏れをしているコードをすぐに確認をすることが出来るようになります。
実際に書いてみよう
今回は-wオプションを付けて、冗長モードを有効にします。
(test.rb)
5.times do |i| puts "#{i+1}回" sum = 1+2 end
コマンドラインには以下を記述します。
ruby -w test.rb
これにより以下のように表示され、冗長性を確認することが出来ます。
test10.rb:3: warning: assigned but unused variable - sum
まとめ
オプションには多くの種類と活用方法があり、あまり使わないオプションもあります。全てを使用しようとはせずに、利用しやすいものだけを試してみましょう。
監修してくれたメンター
木村勇土
TechAcademyの現役メンター。 現在は行政書士事務所を運営しており、お客様にはプログラマーやフリーランサーも多い。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

分かりました。ありがとうございます!
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